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<資料> 終わらない「対テロ戦争」−年表 2003年2月〜 (2025.10. 2, 更新)
【第2期トランプ政権の政策関連年表2025年】
- 【分析】 トランプ2.0の政策の本質とは?(2025.7.1)
- 第2期トランプ政権の政策は国際社会に混乱をもたらしている。
トランプ大統領はアメリカ・ファーストの政策と主張しているが,その本質は自分の権力維持のためのトランプ・ファーストの政策である。
彼の関税政策と親イスラエル政策についての分析をまとめました。
【欧米でのIS関係のテロ】(2015年〜)
【トランプ政権の政策関連年表2017〜2021年】(2020大統領選挙,バイデン政権によるトランプ政権の政策変更を含む)
[イラク情勢] |
【イラク戦争における犠牲者数】
「暴力事件」などによるイラク人の2025年10月の死者0人(1日まで)。
・クルド労働者党(PKK)が党大会を開催し「解散と武装闘争の終結を決定した」との声明を発表(5.12)。
・ウォルツ米大統領補佐官(国家安全保障担当)がテレビのインタビューでISIS,アルカイダ,アル・シャバブが米国への攻撃を計画していると警告(4.23)。 |
[パレスチナ情勢] |
パレスチナ問題の経緯については『対テロ戦争の政治経済学』第6章をお読みください。
2025年のパレスチナ情勢年表
過去のパレスチナ情勢年表一覧はこちら。
[イラン・イスラエル情勢]2025年
【イスラエル・パレスチナ紛争における犠牲者数】*(10月1日まで)
イスラエル軍のガザ地区とヨルダン川西岸地区への攻撃による
2025年10月のパレスチナ人の死者 |
55人 |
うちガザ地区での死者
瓦礫の下などから発見された死者 |
51人
0人 |
ヨルダン川西岸地区での死者 |
0人 |
2023年10月7日のハマスのイスラエルへの攻撃以降のガザ地区とヨルダン川西岸地区への
イスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者総数(飢餓と栄養失調による死者を含む)
瓦礫の下に埋まるなどによる行方不明者(少なくとも)
瓦礫の下などから発見された死者(2025年1月11日以降)
同上(1月19日の停戦合意発効以降)
行方不明者を死亡と判断
イスラエルのガザ地区への人道支援物資搬入制限による飢餓と栄養失調による死者
(うち子どもの死者) |
68,978人
10,000人
2,314人
1,815人
3,109人
455人
(151人) |
うちガザ地区での死者(多数の女性と子どもを含む) |
67,195人 |
ヨルダン川西岸地区での死者 |
753人 |
パレスチナ人の負傷者数 |
168,716人 |
10月7日のハマスのイスラエル南部攻撃によるイスラエル人の死者
10月20日のイスラエル軍のガザ地区での最初の地上作戦実施以降の
パレスチナ武装勢力(レバノンのヒズボラ含む)との戦闘によるイスラエル兵の死者 |
約1,200人
912人 |
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*予測数=1日平均の死者数×30日 |
*瓦礫の下などから発見された死者と飢餓と栄養失調による死者を含む。ガザ保健省が死者と認定した行方不明者は含まず。
25年1月と2月ははガザ地区の停戦の発効により,瓦礫の下などに埋まった死者の捜索が可能になったため,多数の遺体が発見されたと思われる。 |
2025年
10月 9月
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の侵攻の結果としてのパレスチナ人の死者は42人 ,負傷者は190人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は66,097人,負傷者は168,536人,戦争開始以来の飢餓と栄養失調による死者は子ども150人含む453人と発表(30日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも36人死亡,各病院発表,中部地域で人道支援物資を受け取りに来た住民へのイスラエル兵の発砲により少なくとも17人死亡,33人負傷,アルアウダ病院発表,中部ディル・アルバラハで空爆によりジャーナリスト人含む5人死亡,アルアクサ病院発表,南部ハンユニスで避難テントへの空爆により女性5人と子ども2人含む10人死亡,ナセル病院発表(30日)。
・ヨルダン川西岸地区南部のユダヤ人入植地グッシュ・エチオン近くの道路でパレスチナ人の運転する自動車の突進によりイスラエル人2人負傷,襲撃者は発砲により負傷し逮捕(30日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の侵攻の結果としてのパレスチナ人の死者は50人 ,負傷者は184人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は66,055人,負傷者は168,346人と発表(29日)。
・ネタニヤフ政権のスモトリッチ財務相がネタニヤフ首相とトランプ大統領の会談を前にSNSに投稿し,イスラエルの安全は「行動,土地の保持,軍と防衛機関にのみ依存する妥協のない執行」にかかっているとし,軍が「フィラデルフィ回廊(ガザ地区とエジプトの国境に沿う緩衝地帯)を含む周辺に常駐し,ガザ地区全体で作戦を自由に遂行できる状態を維持する」ことを要求し,ガザ地区の将来におけるパレスチナ自治政府の役割を否定(29日)。
・トランプ大統領とネタニヤフ首相がホワイトハウスで会談,会談後の共同記者会見で,ネタニヤフ氏はトランプ氏が提案したガザ地区での戦闘終結のための「20項目の計画」を受け入れると発表,ただし「ハマスが計画を拒否するか,あるいは受け入れるふりをして反対する行動を取るならば,イスラエルは自らの手で仕事を完遂するだろう」と軍事作戦の継続を警告,トランプ氏はハマスが提案を拒否した場合,イスラエルが必要とみなすあらゆる行動を米国が全面的に支持するとも警告(29日)。
・トランプ大統領とネタニヤフ首相の共同記者会見後,ハマスはトランプ氏の和平案をまだ受け取っていないと述べる。サウジアラビア,ヨルダン,UAE,カタール,エジプトなどアラブ諸国はトランプ氏のガザ地区の戦争終結に向けた発表を歓迎し,和平案の実施のために米国など関係当事者に協力する用意があるとの声明を発表(29日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の侵攻の結果としてのパレスチナ人の死者は79人(うち2人は瓦礫の下などから発見)
,負傷者は379人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は66,005人,負傷者は168,162人と発表(28日)。
・ガザ地区中部ヌッセイラート難民キャンプで民家へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも10人死亡,地元病院発表(28日)。
・トランプ政権が策定したガザ地区での戦闘終結や戦後統治についての「21項目の計画」について,トランプ大統領が交渉は「最終段階にある」との認識を表明,ネタニヤフ首相はFOXニュースのインタビューでまだ「最終決定には至っていない」と述べて認識になお隔たりがあることを示唆,非公表の「21項目の計画」には,アラブ首脳によれば,即時停戦,ハマスが拘束中の人質全員の48時間以内の解放,イスラエル軍のガザ地区からの漸進的撤退,ガザ地区の統治へのパレスチナ自治政府への一部関与やハマス・メンバーへの恩赦を含むとされる(28日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の侵攻の結果としてのパレスチナ人の死者は77人(うち3人は瓦礫の下などから発見) ,負傷者は265人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は65,926人(うち300人は行方不明者を死亡と認定),負傷者は167,783人と発表(27日)。
・ガザ保健省がイスラエル軍の攻撃や封鎖により20カ所以上の病院が機能を停止したと発表(27日)。
・イスラエル軍がガザ地区各地の120の標的を空爆したと発表(27日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも59人死亡,保健当局発表,中部ヌッセイラート難民キャンプで空爆により女性と子ども含む24人死亡,アルアウダ病院発表,南部ハンユニスで避難テントへの空爆により5人死亡,ナセル病院発表,北部ガザ市で空爆により少なくとも11人死亡,半数以上は女性と子ども,シファ病院発表,南部と中部の支援物資配給拠点付近で食料を受け取りに来た住民へのイスラエル兵の発砲により12人死亡,ナセル病院発表(27日)。
・ヨルダン川西岸地区ナブルス近郊でパレスチナ人の襲撃によりイスラエル兵1人死亡,治安部隊の発砲により襲撃者1人死亡(27日)。
・イスラエルのベングヴィル国家保安相がネタニヤフ首相はハマスを打倒することなく「戦闘を終結させる権限はない」と強調し,国際社会に安易に譲歩しないようネタニヤフ氏を牽制(27日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の侵攻の結果としてのパレスチナ人の死者は47人 ,負傷者は142人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は65,549人,負傷者は167,518人と発表(26日)。
・イスラエルのネタニヤフ首相が国連総会で演説,英仏豪加などのパレスチナ国家承認は「恥ずべき決定」で「ユダヤ人を殺すことが報われるという非常に明確なメッセージ」であり,イスラエルを「国家的自殺」に追い込もうとしていると非難し,ハマスの壊滅に向けてガザ地区での軍事作戦の継続を言明,ネタニヤフ氏が登壇すると数十カ国の代表団が議場から退出し抗議の意思表示,ニューヨークのタイムズスクエア近くでネタニヤフ氏の逮捕を求める数千人規模のデモ,ハマス運営のメディアはネタニヤフ氏の演説は「虚偽と明白な矛盾に満ちてている」とし,「戦争犯罪と大量虐殺行為を正当化する必死の試み」と批判,イスラエルの野党指導者ラピド氏は「外交的な津波を止めるどころか,ネタニヤフは今日,イスラエル国家の状況をさらに悪化させた」と批判,民主党のゴラン党首は被害者意識,偽善,そして人質の苦しみや戦闘員の犠牲に対する完全な無理解しか示していない」と非難(26日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の侵攻の結果としてのパレスチナ人の死者は83人 ,負傷者は216人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は65,502人,負傷者は167,376人と発表(25日)。
・ガザ地区中部ザワイダで避難テントや民家へのイスラエル軍の空爆により女性と子供含むパレスチナ人少なくとも12人死亡,中部ディル・アルバラハで避難テントへの空爆により少女1人死亡,7人負傷,アルアクサ病院発表,南部ハンユニスで集合住宅への空爆により子供1人と女性2人含む4人死亡,ナセル病院発表(25日)。
・パレスチナ自治政府のアッバス議長が(トランプ政権がビザを発給しなかったため)国連総会でビデオ演説,「我々は10月7日にハマスが行なったイスラエル市民を標的にし,人質に取った行動を拒否する。これらの行動はパレスチナ人を代表するものではない」と言明し,「ハマスは統治に関与しない。ハマスや他の派閥は武器をパレスチナ自治政府に引き渡さなければならない」と述べるとともに,反ユダヤ主義を否定する一方,ガザ地区におけるイスラエルの攻撃を「20世紀と21世紀の人道的悲劇の最も恐ろしい章の一つ」と非難(25日)。
・トランプ大統領がアラブ諸国首脳との会談後に,ホワイトハウスで記者団に対して「イスラエルがヨルダン川西岸を併合することは許さない。そのようなことは起きない」と明言(25日)。
・イエメン西部サヌアへのイスラエル軍の空爆により少なくとも女性1人と子ども1人死亡,48人負傷,フーシ派保健省発表(25日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の侵攻の結果としてのパレスチナ人の死者は37人 ,負傷者は175人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は65,419人,負傷者は167,160人,過去24時間の飢餓と栄養失調による死者の発表なし(24日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも50人死亡,医療関係者発表,北部ガザ市で避難シェルターへの空爆により20人死亡,負傷者多数,中部ヌッセイラートの民家への砲撃により4人死亡,南部ラファで砲撃により9人死亡(24日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ジェニン近郊の村をイスラエル軍が攻撃しパレスチナ人1人死亡,同地区西部ラマラ北東の村でユダヤ人入植者の発砲によりパレスチナ人1人死亡,パレスチナ保健省発表(24日)。
・イスラエルのネタニヤフ首相が西側諸国のパレスチナ国家承認について,「一部の指導者がパレスチナのテロに屈服したことは恥ずべきことであり,イスラエルを何ら義務付けるものではない。パレスチナ国家は存在しない」との声明を発表(24日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の侵攻の結果としてのパレスチナ人の死者は38人 ,負傷者は190人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は65,382人,負傷者は166,985人,過去24時間の飢餓と栄養失調による死者の発表なし(23日)。
・国連の調査委員会がイスラエルは7月時点でガザ地区の75%を実効支配し、軍事回廊の設置,境界沿いの緩衝地帯の拡大など,ガザ地区の地理そのものを改変して,ガザ地区での恒久的な支配の確立とヨルダン川西岸地区でユダヤ人が多数派を占める状況を確保しようとする明確な意図をもっているとの報告書を公表(23日)。
・国連総会でトランプ大統領が演説し,パレスチナ国家の承認の動きはハマスに対する「あまりにも大きい報酬」であり,紛争継続を促すものだと主張(23日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の侵攻の結果としてのパレスチナ人の死者は61人 ,負傷者は220人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は65,344人,負傷者は166,795人,過去24時間の飢餓と栄養失調による死者の発表なし(22日)。
・ガザ地区北部ガザ市の小児病院と眼科病院がイスラエル軍の攻撃により甚大な被害を受け機能停止(22日)。
・ニューヨークの国連本部で開催されたパレスチナ問題についての国際会議で,フランスのマクロン大統領が会議冒頭の演説で,「イスラエルとパレスチナが平和と安全の中で共存する二国家解決の可能性を維持するため,我々は全力を尽くさなければならない」と訴え,「パレスチナ人の正当な権利を認めることは,イスラエル人の権利を奪うものではない」と言明し,パレスチナ国家を承認すると宣言,ガザで停戦が成立し,すべての人質が解放されるまで,フランスはパレスチナ国家に大使館を開設しないと付言,ベルギー,ルクセンブルク,マルタ,モナコ,サンマリノも承認,スペイン,アイルランド,ノルウェーは今年5月,スウェーデンは2014年に承認済み,米国とイスラエルは会議を欠席(22日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の侵攻の結果としてのパレスチナ人の死者は75人 (うち4人は瓦礫の下などから発見) ,負傷者は304人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は65,283人,負傷者は166,575人,過去24時間の飢餓と栄養失調による死者は4人,戦争開始以来の飢餓と栄養失調による死者は子ども147人含む446人と発表(21日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の攻撃により女性と子ども19人含むパレスチナ人少なくとも40人死亡,保健当局発表,北部ガザ市で少なくとも14人死亡,シファ病院発表,中部ブレイジ難民キャンプで8人死亡,22人負傷,アルアウダ病院発表(21日)。
・60以上のユダヤ人とアラブ人の組織が参加する平和と共存を掲げる連合団体「連携の時」が「2つの民族にとって,死の罠から生命へ,終わりなき戦争から安全と自由の未来へ」との声明を発表(21日)。
・パレスチナ問題についての国連総会に先立って,イギリス,オーストラリア,カナダがパレスチナ国家を承認すると正式に発表,ポルトガルも承認を発表,パレスチナ自治政府のアッバス議長が歓迎の声明,イスラエルのネタニヤフ首相は「ハマスへの報酬であり,パレスチナ国家の設立は起こらない」と非難声明(21日)。
・レバノン南部ビント・ジベイルでイスラエル軍の無人機攻撃により子ども3人含む民間人5人死亡,2人負傷,レバノン保健省発表,イスラエル軍はヒズボラ・メンバー標的の攻撃と主張(21日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の侵攻の結果としてのパレスチナ人の死者は34人 (うち3人は瓦礫の下などから発見) ,負傷者は200人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は65,208人,負傷者は166,271人,過去24時間の飢餓と栄養失調による死者は2人,戦争開始以来の飢餓と栄養失調による死者は子ども147人含む442人と発表(20日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも60人死亡,保健当局発表,北部ガザ市で空爆によりシファ病院長の親族含む少なくとも11人死亡(20日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の侵攻の結果としてのパレスチナ人の死者は33人 ,負傷者は146人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は65,174人,負傷者は166,071人,過去24時間の飢餓と栄養失調による死者は4人,戦争開始以来の飢餓と栄養失調による死者は子ども147人含む440人と発表(19日)。
・ガザ地区北部ガザ市の中心部にイスラエル軍地上部隊が侵攻,イスラエル軍はハマスの軍事部門の幹部1人を空爆で殺害したと発表(19日)。
・トランプ政権がイスラエルにAH-64アパッチ攻撃ヘリ30機(38億ドル)や軍用車両3250台(19億ドル)など64億ドル相当の軍事物資の売却を計画し,議会の承認を求める方針,ロイター報道(19日)。
・岩屋外相がパレスチナ国家の承認を見送る方針を発表,承認によりイスラエルが態度を硬化させガザ地区の情勢の好転にはつながらないと判断したと理由を説明,イスラエルのサール外相は日本の「責任ある決定」に謝意を伝えたとSNS上に投稿(19日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の侵攻の結果としてのパレスチナ人の死者は79人 ,負傷者は228人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は65,141人,負傷者は165,925人,過去24時間の飢餓と栄養失調による死者は子ども2人含む4人,戦争開始以来の飢餓と栄養失調による死者は子ども147人含む435人と発表(18日)。
・イスラエル軍がガザ地区南部ラファでIED攻撃により将校4人が死亡と発表(18日)。
・ヨルダン川西岸地区とヨルダンの境界検問所でヨルダン人の援助物資運搬トラックの運転手の発砲によりイスラエル人2人死亡,イスラエル兵の発砲により運転手死亡(18日)。
・国連安保理でガザ地区での停戦やガザ地区への支援物資搬入の制限解除を求める決議案を採決,15の理事国のうち14理事国が賛成,常任理事国の米国は「決議案はハマスを非難せず,イスラエルの自衛権も認めていない。容認できない」として反対(拒否権行使)し決議案は否決(18日)。
・レバノン南部のヒズボラの拠点をイスラエル軍が空爆,レバノン・メディアは空爆により被害が発生と報道(18日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の侵攻の結果としてのパレスチナ人の死者は98人 ,負傷者は385人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は65,062人,負傷者は165,697人,過去24時間の飢餓と栄養失調による死者は4人,戦争開始以来の飢餓と栄養失調による死者は子ども146人含む432人と発表(17日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも63人死亡,保健当局発表,北部ガザ市でジャーナリスト含む13人死亡,南部ラファの支援物資配給拠点でイスラエル兵の発砲により5人死亡(17日)。
・イスラエルのスモトリッチ財務相がテルアビブでの都市再開発会議で,ガザ地区は「不動産のぼろ儲け(real estate bonanza)」の機会となりうると主張し,事業計画はトランプ大統領に提案済みと述べる(17日)。
・EUの欧州委員会がガザ地区でのイスラエルの攻撃強化を受けて,イスラエルとの貿易協定の停止を提案,カラス外交安全保障上級代表はイスラエルのスモトリッチ財務相とベングヴィル国家保安相,イスラエル人入植者と10人のハマス幹部を対象とする制裁案を提案(17日)。
・林官房長官が記者会見でパレスチナ国家の承認についての質問に対して,和平の進展を後押しする観点から国家承認の「適切な時期ややり方を含め,引き続き総合的な検討を行なっている」と回答,米国政府は日本政府にパレスチナ国家の承認を見送るよう要請(12日に共同通信報道),これを受けて政府内ではイスラエルの態度の硬化からガザ情勢のさらなる悪化が懸念されることを理由として,承認を見送る方針(17日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の侵攻の結果としてのパレスチナ人の死者は59人 ,負傷者は386人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は64,964人,負傷者は165,312人,過去24時間の飢餓と栄養失調による死者は子ども1人含む3人,戦争開始以来の飢餓と栄養失調による死者は子ども146人含む428人と発表(16日)。
・ガザ地区北部ガザ市にイスラエル軍戦車部隊を含む2個師団が侵攻し,空爆を含む激しい攻撃によりパレスチナ人少なくとも106人死亡,アルジャジーラ報道,イスラエルのカッツ国防相は「ガザは燃えている」と述べ,軍報道官はガザ市制圧までに数カ月を要すると発表(16日)。
・国連のグテーレス事務総長がガザの事態は悲惨で,道義的にも政治的にも法的にも容認できないと非難,EUのカラス外交安全保障上級代表もイスラエルによるガザ市への地上侵攻ですでに絶望的な状況が一段と悪化すると強調(16日)。
・国連の独立調査委員会がイスラエルはガザ地区でジェノサイドを行なっており,ネタニヤフ首相を含むイスラエル政府高官がそれを扇動したと認定(16日)。
・イスラエルのネタニヤフ首相が9日のカタールへの攻撃について,カタールはハマスとつながっている。ハマスを支援し,ハマスを匿い,ハマスに資金を提供している。…したがって,我々の行動は完全に正当化される」と主張,カタールは2018〜2023年,ネタニヤフ政権の承認を得て,ガザ地区に毎月数百万ドルの現金と支援物資を提供(16日)。
・ルビオ国務長官がエルサレムでのネタニヤフ首相との会談後の共同記者会見で,英仏などのパレスチナ国家の承認について,「それらは主に象徴的なものであり,パレスチナ国家の樹立に近づけるという点で実質的な効果は全くない。実際の効果はハマスをつけあがらせるだけだ」,「実際には和平の妨げになっている」と主張(16日)。
・イエメンのフーシ派がイスラエル南部エイラート近郊のラモン空港などを超音速ミサイルと無人機で攻撃したと発表,イスラエル軍がイエメン西部ホデイダを攻撃(16日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の侵攻の結果としてのパレスチナ人の死者は34人 ,負傷者は316人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は64,905人,負傷者は164,926人,過去24時間の飢餓と栄養失調による死者は3人,戦争開始以来の飢餓と栄養失調による死者は子ども145人含む425人と発表(15日)。
・ルビオ米国務長官がエルサレムでネタニヤフ首相と会談,イスラエル軍によるガザ市攻撃を容認,ネタニヤフ首相は両国関係はかつてないほど強固と自賛,両者はガザ地区での紛争終結はハマスの壊滅を通じてのみ実現されるとの認識で一致(15日)。
・ガザ地区北部ガザ市でイスラエル軍が地上攻撃を開始,ニュースサイトのアクシオスがイスラエル当局者の情報として報道(15日)。
・9日のイスラエルによるカタール空爆について,トランプ大統領に事前に通知していたとアクシオス報道,トランプ大統領は事前に知らされていなかったと否定(15日)。
・ガザ地区の人権に関する国連特別報告者アルバネーゼ氏が「イスラエルは非通常兵器を用いて爆撃し,パレスチナ人を強制的に避難させようとしている。民族浄化を進める前に,ガザで居住できなくする必要がある最後に残った地域だからだ」と非難,同時にイスラエルのガザ地区でのジェノサイドに対して有効な措置をとっていない国際社会も共犯関係にあると批判(15日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の侵攻の結果としてのパレスチナ人の死者は68人 ,負傷者は346人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は64,871人,負傷者は164,610人,過去24時間の飢餓と栄養失調による死者は2人,戦争開始以来の飢餓と栄養失調による死者は子ども145人含む422人と発表(14日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも45人死亡,各病院当局発表,中部ディル・アルバラハで子ども3人含む家族6人死亡,アルアクサ病院発表,北部ガザ市をイスラエル軍が空爆し集合住宅や民家30棟以上を破壊,住民の退避の強制目的(14日)。
・イエメンのフーシ派が先週の西部サヌアの新聞本社へのイスラエル軍の空爆によりジャーナリスト31人死亡,22人負傷と発表(14日)。
ガザ地区北部ガザ市でイスラエル軍の空爆により子ども12人と女性1人含むパレスチナ人少なくとも32人死亡,シファ病院発表(13日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の侵攻の結果としてのパレスチナ人の死者は68人 ,負傷者は346人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は64,871人,負傷者は164,610人,過去24時間の飢餓と栄養失調による死者は2人,戦争開始以来の飢餓と栄養失調による死者は子ども145人含む422人と発表(14日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも45人死亡,各病院当局発表,中部ディル・アルバラハで子ども3人含む家族6人死亡,アルアクサ病院発表,北部ガザ市をイスラエル軍が空爆し集合住宅や民家30棟以上を破壊,住民の退避の強制目的(14日)。
・イエメンのフーシ派が先週の西部サヌアの新聞本社へのイスラエル軍の空爆によりジャーナリスト31人死亡,22人負傷と発表(14日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の侵攻の結果としてのパレスチナ人の死者は47人 ,負傷者は205人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は64,803人,負傷者は164,264人,過去24時間の飢餓と栄養失調による死者は子ども2人含む7人,戦争開始以来の飢餓と栄養失調による死者は子ども145人含む420人と発表(13日)。
ガザ地区北部ガザ市でイスラエル軍の空爆により子ども12人と女性1人含むパレスチナ人少なくとも32人死亡,シファ病院発表(13日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の侵攻の結果としてのパレスチナ人の死者は38人(うち2人は瓦礫の下などから発見) ,負傷者は200人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は64,756人,負傷者は164,059人,過去24時間の飢餓と栄養失調による死者は子ども1人含む2人,戦争開始以来の飢餓と栄養失調による死者は子ども143人含む413人と発表(12日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも40人死亡,保健当局発表,北部ガザ市の500カ所以上をイスラエル軍が空爆(12日)。
・イスラエル軍幹部らがネタニヤフ首相に対して,ガザ市の制圧作戦は政権の想定を超えて長期化し,ハマスが拘束中の人質の犠牲は避けられず,制圧の目標が達成されずに終わる可能性が高いと警告,イスラエル・メディア報道(12日)。
・国連総会でパレスチナの2国家共存を支持する宣言を賛成142カ国,反対10カ国,棄権12カ国で採択,米国とイスラエルは会議をボイコット(12日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の侵攻の結果としてのパレスチナ人の死者は72人 ,負傷者は356人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は64,718人,負傷者は163,859人,過去24時間の飢餓と栄養失調による死者は子ども1人含む7人,戦争開始以来の飢餓と栄養失調による死者は子ども142人含む411人と発表(11日)。
・ガザ地区北部ガザ市でイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも11人死亡,北部アルシャティ難民キャンプで5人死亡(11日)。
・エルサレム東方のユダヤ人入植地マーレアドゥミムで,8月14日にスモトリッチ財務相が承認したと発表した同地域(12平方q)にユダヤ人入植者用住宅3400戸を建設する計画(E1計画)を実現する調印式で,ネタニヤフ首相が「パレスチナ国家を未来永劫存在させないという約束を果たす。この場所は我々のものだ」,「我々の遺産,土地,そして安全を守り,この都市の人口を倍増させる」と主張(11日)。
・国連安保理で9日に行なわれたイスラエル軍によるカタールへの空爆について,英仏が策定したイスラエルを直接名指しせずに非難する声明を米国を含む15理事国すべての賛成により承認し発表,声明文には「安保理メンバーは紛争を和らげる重要性を強調し,カタールとの連帯を表明した。カタールの主権と領土の一体性を支持した」と記載(11日)。
・イエメンのフーシ派運営の保健省が10日のイスラエル軍の攻撃による死者が46人,負傷者が165人に増加したと発表(11日)。
・イエメンのフーシ派がイスラエル南部ネゲブ地域を弾道ミサイルと無人機で攻撃したと発表,イスラエル軍はイエメンから発射されたミサイル1基と無人機1機を迎撃したと発表(11日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の侵攻の結果としてのパレスチナ人の死者は41人(うち2人は瓦礫の下などから発見) ,負傷者は184人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は64,656人,負傷者は163,503人,過去24時間の飢餓と栄養失調による死者は子ども2人含む5人,戦争開始以来の飢餓と栄養失調による死者は子ども141人含む404人と発表(10日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも52人死亡,うち12人は南部ハンユニスの人道支援物資配給拠点付近での銃撃による死者,医療当局発表(10日)。
・イスラエルのネタニヤフ首相がカタール政府がハマスのメンバーをかくまっていると批判し,追放または処罰するよう要求し,「もし実行されなければ我々がやる」と警告(10日)。
・EU欧州委員会のフォンデアライエン委員長がEU議会の演説で,「ガザで起きていることは世界の良心を揺さぶっている」と強調し,イスラエル製品に対する貿易優遇措置の撤廃などの制裁措置を提案すると発表(10日)。
・イエメン西部サヌアと北部ジャウフ州のフーシ派の国防省や複数の拠点を空爆,フーシ派の保健当局は少なくとも35人死亡,131人負傷と発表,フーシ派報道官は「イスラエルの攻撃は純粋に民間人を標的にしていた」と非難(10日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の侵攻の結果としてのパレスチナ人の死者は83人,負傷者は223人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は64,605人,負傷者は163,319人,過去24時間の飢餓と栄養失調による死者は6人,戦争開始以来の飢餓と栄養失調による死者は子ども140人含む399人と発表(9日)
・イスラエル軍がガザ地区北部ガザ市の住民に対して南部ハンユニスのマワシ地区への非難を命令(9日)
・カタール・ドーハをイスラエル軍が空爆し,ハマス政治部門のガザ地区の停戦交渉団リーダーのハイヤ氏の息子と側近,警護員3人死亡,ハマス発表,カタール内務省は同国の治安要員1人死亡と発表,イスラエルのネタニヤフ首相はハマス幹部の排除は「戦闘終結につながる」と自己正当化,カタール政府は「国際法違反の犯罪行為だ」と非難,ムハンマド首相は「今回の攻撃は国家テロとしか言いようがない」,「これは地域全体へのメッセージだ。この地域にはならず者が存在するということだ」と強く非難,トランプ大統領は「非常に不満だ」と批判,サウジアラビア政府はカタールの主権に対する「イスラエルによる残忍な侵略」と非難,国連のグテーレス事務総長も非難声明(9日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の侵攻の結果としてのパレスチナ人の死者は67人 (うち2人は瓦礫の下などから発見),負傷者は320人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は64,522人,負傷者は163,096人,過去24時間の飢餓と栄養失調による死者は子ども2人含む6人,戦争開始以来の飢餓と栄養失調による死者は子ども140人含む393人と発表(8日)。
・ガザ地区北部ガザ市でパレスチナ武装組織戦闘員のイスラエル軍戦車へのIED攻撃によりイスラエル兵4人死亡,1人負傷,イスラエル軍発表(8日)。
・エルサレム北部のバス停で武装集団の銃撃によりイスラエル人6人死亡,20人負傷,イスラエル兵と市民の発砲により襲撃者2人死亡,イスラエルのサール外相は実行犯はヨルダン川西岸地区の住民と発表,ハマスは武装集団の銃撃を称賛する声明を発表するも自らの関与は否定(8日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ジェニンのパレスチナ人居住地をイスラエル軍が襲撃し多数の民家を破壊,イスラエル兵の発砲によりパレスチナ人少年2人死亡,1人負傷,イスラエル軍は住民が立入禁止区域に進入し部隊に脅威を与えたための発砲と主張,パレスチナ自治政府保健省がイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人少年1人死亡と発砲,状況などの詳細未発表(8日)。
・スペインのサンチェス首相がイスラエルによる「ガザでの虐殺を止め,その加害者を追及し,パレスチナの人々を支援する」ことを目的とした9項目の措置を発表,イスラエル向けの武器や燃料を積んだ船舶や航空機のスペインの港の使用と領空への進入の禁止,パレスチナ自治政府と国連パレスチナ難民救済機関(UNRWA)への援助の増額,ヨルダン川西岸地区のユダヤ人入植地で生産された製品の禁輸,ジェノサイドに直接関与した人物の入国禁止など,スペインは2024年5月にパレスチナ国家を承認済み,イスラエルのサール外相はこれらの措置は「反ユダヤ的」であり,国内の汚職スキャンダルから国民の目をそらそうとしていると批判(8日)。
・国連のターク人権高等弁務官が人権理事会第60回会合の冒頭演説で,「イスラエルによるガザ地区でのパレスチナ市民の大量殺害,言葉では表現できない苦しみと壊滅的な破壊,支援の妨害とそれにともなう市民の飢餓,ジャーナリストや国連職員,NGO職員の殺害,そして戦争犯罪の繰り返しは,世界の良心を揺さぶっている」と非難(8日)。
・ベルギー・ブリュッセルでパレスチナの大義を支持する12万人規模(主催者発表,警察は7万人と発表)のデモ(8日)。
・レバノン東部ベカア渓谷とヘルメルでイスラエル軍の攻撃により5人死亡,5人負傷,レバノン保健省発表(8日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の侵攻の結果としてのパレスチナ人の死者は87人 (うち4人は瓦礫の下などから発見),負傷者は409人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は64,455人,負傷者は162,776人,過去24時間の飢餓と栄養失調による死者は子ども3人含む5人,戦争開始以来の飢餓と栄養失調による死者は子ども138人含む387人と発表(7日)。
・ガザ地区北部ガザ市で避難所の学校へのイスラエル軍の空爆により子ども6人と女性3人含む少なくとも14人死亡,同市の7階建てビルをイスラエル軍が爆破しビルが崩壊,住民が避難する高層ビルの破壊は9月5日以降,3棟目(7日)。
・イスラエル最高裁が,政府が拘束中のパレスチナ人に対して生命を維持するのに十分な食料を与えていないとして,法律に基づいて基本的な生活を維持できるよう命令(7日)。
・イエメンのフーシ派が発射した無人機がイスラエルの防空システムを通過してイスラエル南部エイラート近郊のラモン空港に着弾し空港施設に被害,破片によりイスラエル人2人負傷(7日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の侵攻の結果としてのパレスチナ人の死者は68人 (うち8人は瓦礫の下などから発見),負傷者は362人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は64,368人,負傷者は162,367人,過去24時間の飢餓と栄養失調による死者は子ども1人含む9人,戦争開始以来の飢餓と栄養失調による死者は子ども135人含む382人と発表(6日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも40人死亡,保健当局発表,北部ガザ市のジキム十字路で支援物資の食料を受け取りに来た住民へのイスラエル兵の発砲により11人死亡,ガザ地区各地での支援物資を受け取りに来た住民への発砲による死者は23人とシファ病院発表(6日)。
・ガザ市の15階建てのビルをイスラエル軍が爆破しビルが崩壊(6日)。
・イスラエル軍報道官がガザ市の住民に対して南部ハンユニスのマワシ地区などの「人道地区」に避難するようSNS上で要請(6日)。
・イスラエル西部テルアビブのイスラエル軍司令部外でトランプ米大統領にガザ地区の戦闘終結と人質の解放を保証する行動を求める数千人規模のデモ,プラカードの1つには「ガザ戦争の継続を放置すればトランプの遺産は消失する!」(6日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の侵攻の結果としてのパレスチナ人の死者は69人 ,負傷者は422人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は64,300人,負傷者は162,005人,過去24時間の飢餓と栄養失調による死者は子ども3人,戦争開始以来の飢餓と栄養失調による死者は子ども134人含む373人と発表(5日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも30人死亡,うち20人はガザ市での死者,保健当局発表,北部ガザ市西部リマルの14階建てのビルをイスラエル軍が爆破しビルが崩壊,イスラエル軍はハマスの偵察所として使用されていたための攻撃と証拠を示さずに主張,ビルの管理者は民間人の避難所として使用され,民間利用目的以外に使用されたことはないと反論(5日)。
・ヨルダン川西岸地区ハレット・アダバをユダヤ人入植者が襲撃しパレスチナ人数人負傷(5日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の侵攻の結果としてのパレスチナ人の死者は84人 ,負傷者は304人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は64,231人(うち401人は行方不明者を死亡と認定),負傷者は161,583人,過去24時間の飢餓と栄養失調による死者は3人,戦争開始以来の飢餓と栄養失調による死者は子ども131人含む370人と発表(4日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも53人死亡,保健当局発表,北部ガザ市の避難テントへの空爆により少なくとも子供9人と女性6人含む25人死亡,シファ病院発表,南部ハンユニスで空爆により3人死亡,ナセル病院発表(4日)。
・イスラエル軍報道官がガザ市の40%を掌握していると発表(4日)。
・イスラエルのスモトリッチ財務相がヨルダン川西岸地区の併合計画を発表(4日)。
・ヨルダン川西岸地区南西部ヘブロンでユダヤ人入植者が新たな入植地建設のために,パレスチナ人がヘブロン旧市街への移動に使用する通路上の建物を強奪,反入植監視団体の「ピース・ナウ」発表(4日)。
・レバノン南部のヒズボラの拠点2カ所へのイスラエル軍の空爆によりヒズボラ幹部含むメンバー5人死亡,イスラエル軍発表(4日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の侵攻の結果としてのパレスチナ人の死者は113人 ,負傷者は304人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は63,746人,負傷者は161,245人,過去24時間の飢餓と栄養失調による死者は子ども1人含む6人,戦争開始以来の飢餓と栄養失調による死者は子ども131人含む367人と発表(3日)。
・ガザ地区北部ガザ市でイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも15人死亡,避難民居住の家屋やテントを破壊,シファ病院発表,南部地域で人道支援物資を受け取りに来た住民10人含む16人死亡,ナセル病院発表(3日)。
・ハマスがイスラエルと合意した人数のパレスチナ人の解放と引き換えに人質全員の解放を含む包括的な取引の用意があると発表,イスラエル首相府は「これはハマスによる新たなごまかしであり,目新しいものは何もない」と指摘し,ガザでの戦争終結には人質全員の解放に加えて,ハマスの武装解除,ガザの非武装化,イスラエルがガザの治安管理を確立し,それに代わる文民政権が樹立される必要があると主張(3日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の侵攻の結果としてのパレスチナ人の死者は76人 ,負傷者は281人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は63,633人,負傷者は160,914人,過去24時間の飢餓と栄養失調による死者は子ども3人含む13人,戦争開始以来の飢餓と栄養失調による死者は子ども130人含む361人と発表(2日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも95人死亡,北部ガザ市シファ病院が35人の遺体受領,同市シェイク・ラドワン野戦病院が4人の遺体受領,北部ベイト・ラヒヤのアル・アウダ病院が10人の遺体受領,中部アルアクサ病院が3人の遺体受領,南部ハンユニスのナセル病院が31人の遺体受領(2日)。
・ガザ地区南部ハンユニス西方マワシ地区で無人機攻撃により子ども7人含む9人死亡,パレスチナ・メディア報道(2日)。
・ガザ地区北部ガザ市の集合住宅への空爆により子ども3人含む15人死亡(2日)。
・イスラエル軍がガザ市の完全制圧作戦のために約6万人の予備役招集を開始したと発表(2日)。
・イスラエル西部テルアビブでガザ地区での戦闘に従事した少なくとも365人の兵士が参加する団体「人質のための兵士たち」が,ネタニヤフは人質解放ではなく政治目的のために戦争を長期化させており,「ネタニヤフの進める侵略戦争は人質の生命を危険にさらし,ガザ地区の民間人を殺害し,不具者にし,飢餓に追い込んでいる」と批判し,予備役招集に応じないよう呼びかけ(2日)。
・ベルギーのプレボ外相がパレスチナ,特にガザ地区で起きている人道的悲劇や,イスラエルの国際法違反の暴力」を受けて,9月の国連総会でパレスチナ国家を承認し,ユダヤ人入植地からの輸入禁止,イスラエル企業との公共調達契約に関する政策見直しなどの「断固たる」対イスラエル制裁を科す方針を発表,「これはイスラエル国民を処罰するものではなく,イスラエル政府に国際法と人道法を順守させ,現地の状況を変えるための行動を取らせるためのものだ」と付言(2日)。
・イエメンのフーシ派が紅海北部でイスラエルに関係する貨物船を2機の無人機と1基のミサイルで攻撃したと発表(2日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の侵攻の結果としてのパレスチナ人の死者は98人 ,負傷者は404人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は63,557人,負傷者は160,660人,過去24時間の飢餓と栄養失調による死者は子ども3人含む9人,戦争開始以来の飢餓と栄養失調による死者は子ども127人含む348人と発表(1日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも34人死亡,半数以上が女性と子ども,保健当局発表,北部ガザ市で民家への空爆により女性と子ども含む19人死亡(1日)。
・ハマス政治部門がトランプ政権がガザ地区を信託統治し住民を域外に移住させる計画を検討しているとの8月31日のワシントン・ポスト紙の報道について,「ガザは売り物ではない」と非難し,「ハマスはガザ住民を見捨て、占領者をわれわれの土地にとどめ置くような計画すべてを拒否する」と主張(1日)。
・イエメン西部サヌアでフーシ派が8月31日に国連の世界食糧計画(WFP)の施設を襲撃し職員少なくとも11人を拘束したとグテーレス事務総長が発表(1日)。 |
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