厚生労働科学研究研究費補助金障害保健福祉総合研究事業

平成14年度 総括研究報告書

主任研究者 中邑 賢龍

分担研究者 中野 泰志

平成15(2003)年3月


はじめに


第1部 障害のある人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

    自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

    1. 発信が分かりにくい(糸口がつかめない)

      1-1 コミュニケーションのルールが理解出来ていない(因果関係が不成立)

      1-2 発信する必要が無くなっている(意欲低下)

      1-3 聞こえていない

      1-4 発信手段を持たない

      1-5 環境条件が悪い

      1-6 生活リズムのずれ(日中寝ている)

    2. 発信はあるが,意味が分からない

      2-1 発信行動に受信者が勝手に意味づけようとしている

      2-2 発信行動が未熟

    3. コミュニケーション出来るが自分で決められない(自己決定出来ない)

      3-1 選択経験が無い

      3-2 選択肢を知らない

      3-3 選択肢を理解出来ない

      3-4 伝える方法が分からない

      3-5 選択したくない

    4. 指示が通らない(コミュニケーション出来ない)

      4-1 聞こえていない

      4-2 見えていない

      4-3 注意が向いていない

      4-4 指示が理解出来ない

      4-5 指示が理解出来てもどうすべきか分からない

      4-6 指示は理解出来ているが従いたくない

      4-7 指示の仕方が悪い

    5. 勝手に行動する(自己管理出来ない)

      5-1 時間が分からない

      5-2 予定(見通し)がたたない(何をしていいか分からない)

      5-3 尋ねたり援助を求めることが出来ないので直接行動で訴える

    6. コミュニケーションが広がらない

      6-A 会話が広がらない

      6-A-1 話題が少ない

      6-A-2 語彙が乏しい

      6-A-3 興味の範囲が狭い

      6-B 誤解が生じる

      6-B-1 介助者の思い込みが強すぎる

      6-B-2 コミュニケーションのルールが出来ていない

      6-B-3 語彙が乏しい

      6-B-4 言葉が不明瞭

      6-B-5 伝え方が悪い


技法・ポイント集

事例集

自己決定・自己管理に対するニーズとそれに対応する技法・ポイント・事例一覧


第2部 感覚障害を併せもつ人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

    2−1 盲ろう者・児の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

    2−2 視覚障害を併せもつ障害者・児の自己決定・自己管理を引き出すための事前評価マニュアル


おわりに


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