「対テロ戦争」における米軍主導の連合軍による民間人誤射・誤爆・過剰防衛事件(2010年)

「誤射・誤爆」事件においては,死傷者が民間人(非戦闘員)であるか反政府・反外国軍武装勢力であるか,外国軍当局と現地政府や地域住民の主張が異なることが多い。下記では「誤射・誤爆」の可能性が高いと思われる事件を集計した。また,これらはウェブ上の主要メディアの報道や国際機関等の発表を集計したに過ぎないため,現実には,この種の事件はさらに多数発生していると思われる。
下記の表が示すように,“対テロ戦争”において,「誤射・誤爆・過剰防衛」やコラテラル・ダメージ(軍事行動に付随する犠牲)によって,多数の民間人死者が発生している。この問題については,08年末からのイスラエルのガザ地区攻撃にともなう多数の民間人死者発生の問題とあわせて,私が論じたCollateral Damage ― “対テロ戦争 War on Terror”の非人間性をお読みください。
“対テロ戦争”の原点とも言うべきパレスチナ問題の起源と経過については,「イラク戦争前史― パレスチナ問題」をご覧ください。
また,「対テロ戦争」の最前線を知るために:アフガニスタン戦争・イラク戦争という「対テロ戦争」の最前線の状況と日本の関与をどう考えるかについて,映画を素材としたエッセイ集。「アメリカはなぜ戦争をし続けるのか」(ドキュメンタリー映画「アメリカばんざい-crazy as usual」),「無知は免罪符とならない」(映画「リダクテッド 真実の価値」)もご参照ください。
国・地域 イラク アフガニスタン パキスタン パレスチナ
種別* 検問等 誤射・誤爆 検問等 誤射・誤爆 検問等 誤射・誤爆 検問等 誤射・誤爆
民間人死者数** 2 19 39 330 96
* 「検問等」:連合軍検問所における検問や連合軍部隊・車列に接近した民間人に対して,軍の指示や停止命令に従わなかったとして,兵士が自爆攻撃等を誤認して民間人に発砲した事件等。
「誤射・誤爆」:連合軍の武装勢力掃討作戦や武装勢力の攻撃に対する応戦等において,民間人が死傷した事件。イスラエル軍のガザ地区攻撃においては意図的と思われる民間人殺傷事件を含む。
** 現地治安部隊員や警官の死者を含む。

日付は現地時間

月日 イラク アフガニスタン その他
1月1日 南部ヘルマンド州でNATO軍の空爆により民間人7人死亡,1人負傷,タリバン・メンバー2人死亡,政府報道官発表。(AP)
1月6日 ヒッラで民間車両に規定外のレーンを走行していた米軍車両が衝突し,イラク民間人5人死亡,7人負傷,米兵3人負傷。(AP)(R)
1月12日 南部ヘルマンド州ガルムサー地区でNATO軍がコーランのコピーを冒涜したとして約2000人が抗議行動,NATO・アフガン治安部隊と衝突し民間人8人死亡,13人負傷,NATO軍はコーランの冒涜の事実を否定。(AP)(R)
1月13日 南部ヘルマンド州ガルムサー地区のNATO軍・アフガン軍基地前で抗議行動をする民間人数百人に兵士が発砲し民間人4人負傷。(AP)(R)
1月15日 南部カンダハル州カンダハルNATO軍に接近する3台の二輪車を兵士が自爆攻撃者として発砲し2人死亡,4人拘束。(AP)
1月17日 南部ヘルマンド州ガルムサー地区でNATO軍車列に接近する大型車両を停止させるために兵士が発砲し民間人1人死亡。(ISAF)(R)
北部クンヅズ州クンヅズのドイツ軍検問所を迂回して通過した車両に対して次の検問所でドイツ兵が発砲し民間人1人死亡,1人負傷。(ISAF)(R)
1月20日 中部ガズニ州カラバグ地区のバラム村ででNATO軍ヘリから降下した部隊が民家を急襲し,非武装の父と息子2人および隣人1人を殺害,複数の住民の証言,NATO軍はタリバン上級指揮官標的の作戦行動により武装勢力4人死亡,民間人の死傷なしと発表。(AP)(ISAF)
1月28日 カブール東部の米軍基地近くで米軍車列に接近する車への米兵の発砲により南東部パクティア州のモスク所属の聖職者1人死亡。(ISAF)
1月30日 カブール南西ワルダク州でNATO軍とアフガン軍がそれぞれ作戦行動中に衝突し双方が発砲,NATO軍のアフガン軍拠点への空爆によりアフガン兵4人死亡,6人負傷。(AP)(R)
中部ガズニ州でNATO軍部隊に接近したタクシーへの発砲により民間人2人死亡,1人負傷。(AP)(R)
2月12日 メイサン州でイランからの武器流入拠点の捜索中の米軍・イラク軍部隊へ銃撃,応戦により7人死亡,国防省報道官発表,メイサン州議員と州警察は女性2人含む非戦闘員10人死亡,5人負傷と発表。(AP) 南東部パクティカ州ガルデズ地区でNATO軍・アフガン軍のタリバン掃討作戦中に民家内で敵対的意思を示したとして兵士が男性2人を射殺,誤射により女性3人死亡。(ISAF)
2月14日 南部ヘルマンド州ナダリ地区でNATO軍・アフガン軍への銃撃により兵士2人負傷,応戦のために発射した2発のミサイルが標的から300m外れて民家に命中し子ども6人含む民間人12人死亡。(ISAF)(AP)
2月15日 南部カンダハル州ザーリ地区でNATO軍・アフガン軍が民間人をIED設置中の武装勢力と誤認し空爆,民間人5人死亡,2人負傷。(AP)(R)
2月18日 北部クンヅズ州でNATO軍・アフガン軍と武装勢力との交戦中のNATO軍の空爆により警官7人死亡,2人負傷。(AP)(R)
2月20日 南部ヘルマンド州でNATO軍兵士の発砲により民間人1人死亡,詳細不明。(AP)
2月21日 中部ウルズガン州で米軍無人偵察機の情報により民間人車列を武装勢力の車列と誤認した米軍ヘリからのミサイル攻撃により少なくとも女性4人と子ども1人含む民間人27人死亡,12人負傷,中央政府発表。(ISAF)(AP)(R)
3月10日 パキスタン北西部北ワジリスタン地域で米無人偵察機からの4発のミサイル攻撃により6人死亡,遺体を回収しようとした住民に2発のミサイル攻撃,9人死亡。(AP)
3月11日 バグダッド西部で民間車への米兵の発砲によりイラク人女性ジャーナリストと夫計2人死亡。(AP)(R)
3月13日 南部カンダハル州と東部クナール州でNATO軍の作戦行動により女性と子ども含む民間人12人死亡,大統領府発表。(R)
東部クナール州でNATO軍・アフガン軍の作戦行動により武装勢力6人死亡,銃撃戦中に女性1人死亡。(R)
3月25日 東部コースト州バク地区の国境警察とNATO軍合同基地を武装勢力が砲撃,NATO軍の応戦のための発砲により民間人2人死亡,4人負傷。(ISAF)
南東部パクティカ州でNATO軍の空爆によりタリバン武装勢力6人死亡,建設労働者2人死亡,州警察長官発表,ISAFは空爆を否定。(R)
3月26日 南部カンダハル州シャーワリコット近くでNATO軍の訓練中の発砲により民間人3人負傷。(ISAF)
4月2日 北部クンヅズ州でドイツ軍部隊が接近する2台の民間車に停止命令後に発砲,乗っていたアフガン兵6人死亡。(AP)(R)
4月5日 南部ヘルマンド州ゲレシュク地区の民家からの武装勢力の発砲に対する空爆により女性2人,年配者1人と子ども1人死亡,武装勢力容疑者4人死亡。(ISAF)(R)
4月6日 カブール北方カピサ州で武装勢力とフランス軍との交戦中にフランス軍のミサイル攻撃により子ども4人死亡,1人負傷。(ISAF)(R)
4月10日 パキスタン北西部カイバー地域でパキスタン軍の空爆により民間人71人死亡,生存者の証言と政府発表。(AP)(R)
4月12日 南部カンダハル州カンダハル西方ザーリ地区で夜明け前にパトロール中のNATO軍部隊の後方から接近するバスに兵士が停止命令後に発砲しバスの乗客の女性1人含む民間人4人死亡,18人負傷。(ISAF)(AP) パキスタン北西部部族地域で米無人偵察機のミサイル攻撃により民間人13人死亡。(AP)
4月19日 東部コースト州でNATO軍部隊に接近する車に兵士が停止命令後に発砲し非武装の民間人4人死亡。(ISAF)(AP)
4月22日 パキスタン北西部北ワジリスタン地域でパキスタン軍車列への武装勢力の攻撃によりパ軍兵士7人死亡,16人負傷,パ軍兵士の応戦により少年1人死亡。(AP)(R)
4月23日 カブール南方ロガール州プレアラム地区でNATO軍・アフガン軍の武装勢力掃討作戦行動中に重機関銃の攻撃により米兵2人死亡,応戦により武装勢力5人死亡,NATO軍と州警察長官発表,目撃者と地元警察はアフガン人死者は民間人と証言,約100人が抗議行動。(AP)
4月28日 東部ナンガルハル州ジャララバード近郊の女性国会議員宅をNATO軍・アフガン軍がタリバン武装勢力掃討目的で強制捜索,兵士の発砲により議員の義弟1人死亡,住民数百人が反米スローガンを叫んで抗議行動。(AP)(R)
5月2日 東部クナール州でタリバン武装勢力とNATO軍との銃撃戦により少女2人死亡,民間人数人負傷。(R)
5月8日 カブール南西ワルダク州サラール地区で外国民間警備会社車両へのIED攻撃直後の警備員の発砲により民間人1人死亡。(AP)(R)
5月11日 南部ザブール州ミザン地区でNATO軍とタリバン武装勢力との交戦中に発車されたロケット弾が民家に命中し少女2人死亡,母と息子計2人負傷。(AP)
5月13日 東部ナンガルハル州シュルク・ロッド地区でNATO軍の13日夜からの作戦行動により民間人10人が死亡したとして住民数百人が米国旗を燃やして抗議行動,ISAFは武装勢力との交戦によりタリバン副指揮官1人含む武装勢力8人死亡と発表,州議会議員は偽情報によるNATO軍の作戦行動により死者は全員農夫の一家と述べる。(AP)(R)
5月27日 ディヤラ州バラドルツの検問所で停止命令に従わなかった二輪車に対する発砲により学生1人死亡。(MC)
6月5日 西部ヘラート州でNATO軍車列を武装集団が攻撃,NATO軍兵士の発砲により民間人1人死亡,数人拘束,住民が抗議行動,NATO軍報道官は殺害したのは「武装した者」と発表。(AP)
6月19日 東部コースト州でNATO軍の空爆により民間人家族6人(子ども5人と女性1人)死亡,民間人13人負傷,州警察長官と州議会議長発表,NATO軍は武装勢力に対する精密誘導爆撃と発表。(AP)(R)
6月28日 南部カンダハル州でNATO軍・アフガン軍の作戦行動により民間人8人死亡,犠牲者の親族の証言,NATO軍はタリバン指揮官含む武装勢力数人死亡と発表。(AP)(R)
7月3日 南部カンダハル州でタリバン掃討作戦遂行中のNATO軍・アフガン軍部隊の民家への発砲により女性1人含む民間人2人死亡,1人負傷,ISAFは住民1人が敵対行為の意思を示す動作をしたためと説明。(ISAF)
7月7日 中部ガズニ州でNATO軍の空爆(友軍誤爆)によりアフガン兵6人死亡,1人負傷。(ISAF)(AP)(R)
7月8日 南東部パクティア州でNATO軍の砲撃が目標を外れ民間人6人死亡,8人負傷。(AP)
7月23日 南部ヘルマンド州サンギン地区リギ村でNATO軍と武装勢力の戦闘から住民が避難した民家へのNATO軍のロケット弾攻撃により女性や子ども中心とする民間人52人死亡,政府発表(8月5日に調査結果として死者は女性と子どものみで39人と発表)。(AP)(R)
東部クナール州ワタプール地区で武装勢力によるNATO軍拠点への攻撃情報にもとづいて以前の武装勢力の攻撃拠点へ2発の迫撃砲攻撃,この誤爆により民間人1人死亡,3人負傷。(ISAF)
南部ヘルマンド州サンギン地区でNATO軍と武装勢力との戦闘中に住民が白旗を掲げてNATO軍側に歩いていく途中の発砲により住民2人死亡,子ども含む数人負傷。(AP)
7月28日 南部地域で武装勢力の攻撃を受けたNATO軍が小火器と迫撃砲で反撃,迫撃砲弾の破片により住民の民間人少女1人死亡。(ISAF)
8月5日 東部ナンガルハル州コギャニ地区でNATO軍ヘリが民間車両2台を銃撃し民間人8人死亡。(AP)
東部ナンガルハル州シェルザード地区で米軍・アフガン軍のタリバン掃討作戦中に銃撃を受けた部隊の応戦により民間人13人死亡。(AP)
8月8日 東部クナール州でNATO軍と武装勢力との銃撃戦により子ども1人死亡。(AP)
8月11日 南部ヘルマンド州ムサカラ地区で武装勢力からの小火器攻撃を受けたNATO軍の応戦により民間人女性1人死亡。(ISAF)
8月12日 東部ワルダク州サイエダバード地区で米兵が民家を襲撃し兄弟3人を射殺,父親を連行,長老・住民の証言,住民約300人が「アメリカに死を!」と叫び抗議行動,NATO軍は武器で狙われたためで死亡・連行したのは武装勢力容疑者と発表。(AP)(ISAF)
南部ヘルマンド州ラシュカルガーで武装勢力からの銃撃を受けたNATO軍部隊が要請した空爆により民間人5人死亡,2人負傷。(ISAF)(R)
8月15日 南部ヘルマンド州マルジャでパトロール中のNATO軍部隊に武装勢力が小火器攻撃,応戦の発砲により子ども1人死亡。(ISAF)
8月17日 東部ナンガルハル州ジャララバード郊外で住民数百人が17日の米軍の攻撃により非武装の父子2人が殺害されたとして反米スローガンを叫びながら抗議行動,ISAFは武装勢力2人を殺害と発表。(AP)(R)
8月20日 東部コースト州でNATO軍のアルカイダ系武装勢力掃討作戦中に民間人1人死亡。(R)
西部ファラー州でNATO軍の空爆により子ども2人と女性1人死亡。(ISAF)
北部ジョウジャン州でNATO軍の空爆により警官3人死亡,地区首長は警官4人死亡,13人負傷と発表。(ISAF)(AP)
8月22日 北部バグラン州の山岳部でNATO軍ヘリと地上部隊の作戦行動により民間人8人死亡,12人負傷。(ISAF)(AP)(R)
8月28日 東部ワルダク州で武装勢力から銃撃を受けたNATO軍部隊の発砲により民間軍事会社警備員2人死亡。(AP)(R)
8月31日 南部ヘルマンド州ムサカラ地区でタリバン拠点へのNATO軍の地上部隊の攻撃と空爆により武装勢力1人死亡,民間人女性2人死亡,2人負傷。(R)
南部ヘルマンド州マルジャでNATO軍・アフガン軍部隊に接近した民間人へ兵士が発砲し1人死亡,1人負傷。(R)
9月2日 北東部タカール州ロスタク地区でNATO軍の戦闘機と軍用ヘリからの攻撃により選挙運動員10人死亡,候補者と支援者数人負傷,ISAFは事実関係を調査中と発表。(AP)(R)
9月15日 ファルージャでイラク軍・米軍が民家3軒を強制捜査中の銃撃戦により武装勢力容疑者4人と民間人2人死亡。(AP)(R) 南東部パクティカ州でNATO軍の警戒線に接近する車への兵士の発砲により民間人1人死亡。(ISAF)
9月16日 中部ウルズガン州チョーラ地区のNATO軍前方展開基地で基地内でコーランが焼却されたとの噂により約百人の住民が抗議行動,基地に接近した男に兵士が発砲し死亡,男は小銃で武装とNATO軍発表。(AP)(R)
9月25日 南部ヘルマンド州ムサカラ地区でNATO軍が設置した防衛境界線に接近した二輪車に対して兵士が停止命令後に発砲し乗っていた民間人2人死亡。(ISAF)
9月26日 東部ラグマン州でNATO軍兵士の行動により民間人1人死亡,詳細調査中。(ISAF)
9月29日 中部ガズニ州アンダル地区でNATO軍・アフガン軍部隊への小火器攻撃に対する応戦のためのNATO軍ヘリからの攻撃により民間人4人死亡,3人負傷。(ISAF)(AP)
10月2日 南部ヘルマンド州でNATO軍の空爆により武装勢力17人死亡,民間人3人死亡,4人負傷。(ISAF)(R)
10月3日 南部カンダハル州でNATO軍兵士が民間人を武装勢力と誤認して発砲し非武装の男性1人と子ども1人死亡,1人負傷。(ISAF)(R)
東部ロガール州バラキバラク地区近くのNATO軍基地への迫撃砲攻撃への応戦により民間人2人死亡。(ISAF)
10月4日 南部ヘルマンド州カジャキ地区でNATO軍の空爆により武装勢力14人と民間人3人死亡。(AP)(R)
10月10日 南部カンダハル州ザライ地区でNATO軍・アフガン軍を武装勢力が攻撃,応戦の空爆により武装勢力1人死亡,1人負傷,対地ミサイルが目標を外れて民間人2人死亡,1人負傷。(ISAF)
10月23日 中部ワルダク州でタリバン武装勢力がNATO軍部隊を攻撃,応戦により男子生徒2人死亡。(AP)(R)
10月24日 南部ヘルマンド州北部バグラン地区で武装勢力とNATO軍の銃撃戦,NATO軍の空爆によりモスクと近くの民家が破壊され少なくとも25人死亡,州議会議長発表。(AP)(R)
11月7日 東部ガズニ州でNATO軍・アフガン軍部隊に攻撃態勢を取ったとして兵士が男性1人を射殺。(R)
11月10日 南部ヘルマンド州サンギン地区で武装勢力との戦闘中にNATO軍部隊の行動により民間人3人死亡,1人負傷。(ISAF)(R)
11月14日 南部カンダハル州ザーリ地区で武装勢力の攻撃を受けたNATO軍の155mm砲弾5発による応戦で子ども1人死亡,1人負傷。(ISAF)
11月19日 東部クナール州ペック地区でNATO軍の砲弾4発が村に着弾し子ども3人死亡,4人負傷。(ISAF)(AP)
11月28日 バグダッド西部バグダッド国際空港への道路上で米軍部隊に接近した車に米兵が発砲しイラク人技師1人死亡。(AP)(R)
12月2日 南部ヘルマンド州でNATO軍・アフガン軍の作戦行動中に兵士の発砲により男性1人死亡,NATO軍は男性が手榴弾を所持と説明しつつ状況調査中と発表,カルザイ大統領は死亡したのは元地区首長として調査を命令。(R)
12月4日 中部ガズニ州でNATO軍の空爆により民間人1人死亡,NATO軍は二輪車に乗った武装勢力容疑者標的の攻撃と説明。(ISAF)
12月7日 東部ロガール州でNATO軍の友軍誤爆によりアフガン兵2人死亡,5人負傷。(R)
12月11日 南東部パクティア州ガルデズ近郊でNATO軍の空爆により民間軍事会社警備員(ロイターは道路建設会社従業員)7人死亡。(ISAF)(AP)(R)
12月14日 南部ヘルマンド州マルジャで徒歩でパトロール中のNATO軍・アフガン軍への銃撃,NATO軍の応戦の空爆により民間人1人死亡,子ども2人負傷。(ISAF)
12月16日 南部ヘルマンド州ムサカラ地区で米軍機の空爆によりアフガン兵4人死亡。(AP)(R)
12月21日 南部ヘルマンド州サンギン地区で建物から銃撃を受けたNATO軍部隊の応戦により民間人女性3人と子ども2人死亡。(ISAF)(AP)
12月23日 北西部マイマナでNATO軍検問所へ接近する車両への兵士の警告射撃後の発砲により非戦闘員2人死亡,2人負傷。(ISAF)
北西部ファリヤブ州マイマナ近くでNATO軍ヘリが警察関係車列を銃撃し警官1人と民間人1人死亡,警官2人と民間人1人負傷。(AP)
12月24日 カブールでNATO軍の強制捜索行動中の発砲により民間警備会社のアフガン人警備員2人死亡,3人負傷。(AP)(R)
12月28日 パキスタン北西部北ワジリスタン地域グラムカーンの家屋への米無人偵察機のミサイル攻撃により武装勢力容疑者6人死亡,3時間後,同地区に集まった人々へ米無人偵察機がミサイル攻撃,民間人2人死亡。(AP)

この「“対テロ戦争”における米軍主導の連合軍による民間人誤射・誤爆・過剰防衛事件(2010年)」の著作権は
慶應義塾大学 経済学部 延近 充が所有します。無断で複製または転載することを禁じます。

Copyright (c) 2010 Mitsuru NOBUCHIKA, Keio University, All rights reserved.

誤射・誤爆・過剰防衛事件一覧へ

イラク戦争関連年表のトップへ 延近 充の経済学講義トップへ