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JSPS 科学研究費補助金 基盤研究(B)
社会ゲームの理論と実験:自発的規律付けと多様な戦略の併存の含意と国際比較 (17H02501)
Theory and Experiment of Social Games: Voluntary Cooperation, Diverse Strategies, and International Comparison
本研究の目的
本研究は、大きな社会におけるメンバー間の戦略的行動がもたらす社会関係や行動様式を検討する「社会ゲーム」(social games)の理論・実験分析を行う。本研究と同じ研究者グループはこれまで、自発的継続繰り返し囚人のジレンマ(VSRPD)モデルに限定して、関係を戦略的に継続・解消できるときの規律付けについて理論と実験の両面で社会ゲームの研究を行い、自発的な規律付け
が多様な戦略の併存という形をとりうるという知見を得たが、理論の予想外の実験結果もあった。本研究はこれを踏まえて、理論モデルや実験デザインを抜本的に拡張する。特に、経済主体が限定合理的なケースや、関係の継続を内生的シグナルとする規律付けの構造を、VSRPD を含めたより一般の社会ゲームについて理論と実験の両面から多角的に分析・検証し、国際比較も行う。
研究期間:平成29(2017)年度ー令和4(2022)年度
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研究組織
研究代表者:グレーヴァ香子(慶應義塾大学経済学部、教授)
研究分担者:
藤原正寛(東京大学大学院経済学研究科、名誉教授)
松井彰彦(東京大学大学院経済学研究科、教授)
西村直子(立命館大学食マネジメント学部、教授)
鈴木伸枝(駒澤大学経済学部、教授)
中泉拓也(関東学院大学経済学部、教授)
報告書
2017年度(平成29年度)実績等報告
2018年度(平成30年度)実績等報告
2019年度(令和元年度)実績等報告
2022年度(令和4年度)最終報告
(注:コロナによる延期あり。)
過去の科研費プロジェクト
本研究は以下の科研費プロジェクトの後継研究です
2012年度ー2016年度(代表者:藤原正寛)プロジェクト・ウェブサイト(アーカイブ)
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