「対テロ戦争」関連年表 2022年10月

アフガニスタン戦争,イラク戦争を含む「対テロ戦争」がなぜ「終わらない」性格をもつのか,またブッシュ政権が国際社会の反対の中でなぜイラク攻撃を強行したのかについてのわたしの見解は,

『対テロ戦争の政治経済学― 終わらない戦争は何をもたらしたのか』(明石書店,2018年3月)をお読みください。

本書の理論的基礎およびアメリカ経済のより詳しい現状分析について,下記の2冊が参考となります。

2008年秋以降の世界的金融・経済危機の構造を国際政治や軍事面を含めて論じた『薄氷の帝国 アメリカ― 戦後資本主義世界体制とその危機の構造』(御茶の水書房,2012年2月,本書の構成と序論),

現在の世界経済の危機的状況と90年代以降の日本経済の構造変化を基礎理論から現状分析まで展開し,平易に説明した『21世紀のマルクス経済学』(慶應義塾大学出版会,2015年7月,本書の目次)

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主な出来事

  1. [イラク情勢]
    「暴力事件」などによる10月のイラク人の死者61人(31日まで)。
    ・バグダッド中心部タフリール広場で雇用や人権,治安維持を求める反政府抗議デモ隊と治安部隊が衝突,治安部隊のゴム弾や催涙弾による鎮圧行動に対してデモ隊が投石や火炎瓶で対抗し治安部隊員42人とデモ参加者38人負傷,ナーシリヤやディワニヤ,バスラでもデモ隊と治安部隊が衝突,全土でデモ参加者中心に560人負傷(1日)。
    ・国民議会でクルド人政治家のラシッド氏を大統領に選出,スダニ氏を首相に選出し昨年10月以来の政治空白が終了(13日)。
    ・イラン南西部シラーズのシーア派霊廟を3人の武装集団が襲撃し少なくとも15人死亡,40人以上負傷,ISが実行声明(26日)。
  2. [アフガニスタン情勢]
    ・カブールでハザラ人女性約50人がタリバンの集会禁止令を無視し9月30日の教育施設への自爆攻撃に対する抗議デモ(1日)。
    ・西部ヘラート州ヘラート中心部でヘラート大学の学生グループが9月30日のカブールの教育施設への自爆攻撃に対する抗議デモ,中部バーミヤン州でも同様の抗議デモ(2日)。
    ・タリバン政権がカブールのラビア・バルキ産婦人科病院の医長に女性医師を任命(3日)。
    ・南東部パクティカ州マタハン地区で不発迫撃砲弾の爆発により子ども1人死亡,2人負傷(6日)。
    ・北西部ファリヤブ州カイサル地区で武装集団の銃撃によりタリバンの州政府高官1人死亡(9日)。
    ・北部ジョージャン州ファイザバード地区で武装集団の銃撃により元地区教育局長1人と息子1人死亡。(K)
    北西部ファリヤブ州パシュトゥン・コット地区で武装集団の銃撃により男性1人死亡(10日)。
    ・西部ファラー州ファラー・ロッド地区で迫撃砲弾の爆発により青年1人死亡(20日)。
    ・南部カンダハル州スピンボルダク地区のパキスタン国境地域でタリバン軍とパキスタン国境警備隊との交戦によりアフガン人女性1人死亡(20日)。
    ・カブールでタリバン軍部隊が発見したISの隠れ家を急襲し銃撃戦(22日)。
    ・南東部パクティア州ザジ地区で不発迫撃砲弾の爆発により子ども2人死亡,2人負傷(22日)。
    ・北部タカール州タレカンでタリバン車両に仕掛けられた爆弾の爆発によりタリバン戦闘員2人死亡,3人負傷(23日)。
    ・北部タカール州イシュケメッシュ地区の警察署長事務所内での爆弾の爆発によりタリバン戦闘員5人死亡(23日)。
    ・北部タカール州でISの隠れ家を発見したタリバン治安部隊の攻撃によりISメンバー4人死亡,タリバン治安当局発表(23日)。
    ・北東部バダクシャン州でタリバン軍の作戦行動により反タリバン派の国民抵抗戦線(NRF)メンバー38人死亡,78人を逮捕,同州のタリバン行政当局発表(24日)。
    ・ダネシュ前副大統領がタリバンとの戦いと連邦共和国樹立をめざす政治組織「アフガニスタンの正義と自由」を結成(25日)。
    ・北西部バドギス州カディス地区でタリバン戦闘員の発砲により少女1人死亡,1人負傷,タリバン州知事報道官が戦闘員の誤射と発表(26日)。
    ・カブールのモスク内に仕掛けられた爆弾の爆発により7人負傷(29日)。
    ・南部ヘルマンド州ラシュカルガーで不発迫撃砲弾の爆発により子ども1人死亡,1人負傷(30日)。
    ・北東部バダクシャン州でタリバンがブルカを着用していない女子学生の大学キャンパスへの立ち入りを暴力的に阻止(30日)。
  3. [パレスチナ情勢]
    イスラエル軍や警察の発砲などによる10月のパレスチナ人の死者27人,パレスチナ人の襲撃などによるイスラエル人の死者3人
    ・エルサレム近郊の村の分離壁前でイスラエル境界警備隊員の発砲によりパレスチナ人少年1人死亡,警備隊はパレスチナ人が投石や火炎瓶を投げたための自衛措置と説明(1日)。・

    ・ヨルダン川西岸地区ラマラ近郊のパレスチナ難民キャンプでイスラエル警官の発砲によりパレスチナ人2人死亡,イスラエル軍はテロ容疑者の強制捜査中にパレスチナ人の車が突進してきたための自衛措置と説明(3日)。
    ・ヨルダン川西岸地区ナブルス近郊でイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人1人死亡,ジャーナリスト2人含む6人負傷,イスラエル軍は2日にヨルダン川西岸地区でイスラエル人を襲撃した容疑者の逮捕行動中にパレスチナ人の集団が暴力的な抗議を行なったための自衛措置と説明(5日)。
    ・ヨルダン川西岸地区北部カルキリヤでイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人少年1人死亡,イスラエル軍はパレスチナ人が火炎瓶で攻撃したための自衛措置と説明,
    ヨルダン川西岸地区ラマラ近郊でイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人少年1人死亡,イスラエル軍はパレスチナ人がユダヤ人入植者とイスラエル軍部隊に投石したための鎮圧行動と説明(7日)。
    ・ヨルダン川西岸地区ジェニンのパレスチナ難民キャンプをイスラエル軍が強制捜索,イスラム聖戦メンバーとの交戦によりパレスチナ民間人2人死亡,11人負傷,エルサレム郊外のパレスチナ難民キャンプ入り口のイスラエル軍検問所への銃撃によりイスラエル軍女性兵士1人死亡,2人負傷(8日)。
    ・ヨルダン川西岸地区ジェニンで9月28日にイスラエル兵の発砲により負傷したパレスチナ人少年1人が死亡,パレスチナ保健省発表(10日)。
    ・ヨルダン川西岸地区ジェニンとナブルス間のユダヤ人入植地近くでパレスチナ武装集団の銃撃によりイスラエル兵1人死亡(11日)。
    ・エルサレムのパレスチナ難民キャンプをイスラエル治安部隊がイスラエル兵を射殺した容疑者捜索のために封鎖したことに対して,ヨルダン川西岸地区ベスレヘム,ナブルス,ヘブロンなどでパレスチナ人数百人規模が投石やタイヤを燃やして抗議行動,ヘブロンでイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人1人死亡(12日)。
    ・ヨルダン川西岸地区でイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人1人死亡,3人負傷(16日)。
    ・オーストラリア政府がモリソン前政権がトランプ米前大統領に追従してエルサレムをイスラエルの首都と認定した決定を撤回すると発表,ウォン外相はエルサレムの地位はイスラエルとパレスチナの和平交渉で決定されるべきだと述べる(18日)。
    ・ヨルダン川西岸地区のユダヤ人入植地外でパレスチナ武装組織メンバーの銃撃によりイスラエル人1人負傷,警備員の発砲により銃撃者1人死亡,銃撃者は10月8日にエルサレム郊外のパレスチナ難民キャンプでパレスチナ人の発砲によりイスラエル兵1人が死亡し3人が負傷した事件の容疑者と警察発表(19日)。
    ・ヨルダン川西岸地区ジェニンでイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人1人死亡(20日)。
    ・ヨルダン川西岸地区でイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人1人死亡,軍当局はパレスチナ人の車がイスラエルに不法に侵入しようとしたための予防措置と説明(22日)。
    ・エルサレムでイスラエル警官の発砲によりパレスチナ人1人死亡,警察当局はパレスチナ人がイスラエル人1人をナイフで襲撃し負傷させたための発砲と説明(22日)。
    ・ヨルダン川西岸地区ナブルスでパレスチナ武装組織とイスラエル軍の交戦,イスラエル軍が仕掛けた爆弾により武装組織幹部1人死亡,武装組織「Den of Lions」発表(23日)。
    ・ヨルダン川西岸地区ナブルスでパレスチナ武装組織とイスラエル治安部隊の銃撃戦によりパレスチナ人2人死亡,数人負傷(24日)。
    ・ヨルダン川西岸地区ナブルスでイスラエル軍が大規模なパレスチナ武装組織掃討作戦を実施,銃撃戦などにより武装組織“Den of Lions”指導者1人とパレスチナ人5人死亡,20人負傷(25日)。
    ・ヨルダン川西岸地区ナブルス近郊でイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人2人死亡,1人負傷,イスラエル軍はパレスチナ武装組織の車が軍駐屯地へ発砲したための反撃と説明(28日)。
    ・ヨルダン川西岸地区南西部ヘブロンのユダヤ人入植地でパレスチナ人の銃撃により1人死亡,3人負傷,警備員の発砲により襲撃者のパレスチナ人1人死亡(29日)。
    ・ヨルダン川西岸地区エリコ近郊でイスラエル軍部隊標的にパレスチナ人が車で突進しイスラエル兵5人負傷,警官の発砲により運転していたパレスチナ人1人死亡(30日)。
  4. [各国情勢]
    ・ソマリア南西部ジリブ近郊で米軍の空爆によりアルシャバブの指導者1人死亡,中部ベレドウェインで2台の自動車爆弾攻撃により少なくとも20人死亡,アルシャバブが実行声明(3日)。
    ・北朝鮮が発射した弾道ミサイルが青森県上空を通過し4600q飛行して太平洋に落下,米韓両軍が地対地ミサイル「ATACMS」を2基ずつ発射し標的に命中したと韓国軍合同参謀本部が発表(4日)。
    ・北朝鮮外務省が最近の一連の弾道ミサイル発射は米韓合同軍事演習への「対抗措置」だと発表(6日)。
    ・米中央軍がシリア北東部での作戦行動によりISの上級幹部1人死亡,部下1人負傷,2人を拘束と発表(6日)。
    ・北朝鮮が同国南東部から日本海に向けて弾道ミサイル2基を発射,韓国軍合同参謀本部発表(9日)。
    ・北朝鮮が長距離巡航ミサイル2基の発射実験,海上を約2000q飛行し標的に命中したと朝鮮中央通信報道(12日)。
    ・米国務省が日本政府の「スタンダードミサイル6(SM6)」32基の売却要請を受けて,売却を承認したと国防総省が発表,価格は推定4億5000万ドル(20日)。
    ・イエメン南部の石油ターミナル標的のフーシ派の無人機攻撃を迎撃したと政府が発表(21日)。
    ・岸田首相がオーストラリア西部パースを訪問しアルバニ―ジー首相と会談,機密性の高い情報を共有して防衛協力を深める新たな安保共同宣言に署名(22日)。
    ・イラン南西部シラーズのシーア派霊廟を3人の武装集団が襲撃し少なくとも15人死亡,40人以上負傷,ISが実行声明(26日)。
    ・ソマリア・モガディシオの教育省前で自動車爆弾が爆発,集まった群衆や救急隊に対する2台めの自動車爆弾攻撃により治安部隊員含む少なくとも合計100人死亡,300人以上負傷,教育省が子どもたちにキリスト教に基づくシラバスによる教育を実施しているためとアルシャバブが実行声明(29日)。

    [ウクライナ情勢]
    ・ロシアのプーチン大統領の盟友の南チェチェンのカディロフ指導者がウクライナへの対応について,国境地域での戒厳令の発令や低出力の核兵器の使用という思い切った手段が必要との認識を表明(1日)。
    ・ウクライナ東部ドネツク州リマンに駐屯中のロシア軍が撤退しウクライナ軍が奪還,ロシア国防省はウクライナ軍の「包囲による脅威にために,より有利な戦線に移動した」と説明(1日)。

    ・トルコ外務省がロシアによるウクライナ南部・東部4州の併合は国際法の重大な違反であり2014年のクリミア半島併合と同様に併合は認めないと非難し,紛争終結のための交渉を呼びかけ(1日)。
    ・ウクライナのゼレンスキー大統領が東部ドネツク州リアンを完全に制圧し,さらに南部へルソン州のアルハンヘルスケとミロリュビフカの2つの集落をウクライナ軍がロシアの支配から解放したと発表(2日)。
    ・ロシア国防省がウクライナ北東部ハルキウ,東部ドネツク,南部ミコライウとザポリージャの大砲とミサイル集積所7カ所を破壊したと発表(2日)。
    ・ウクライナ軍が東部ドネツク州とルハンスク州でのロシア軍の攻撃を撃退したと発表(2日)。
    ・米国防総省のウォランダー次官補(国際安全保障問題担当)がウクライナ軍が東部ハルキウ地域,ドネツク地域に加えて南部へルソン地域でもロシア軍に対する軍事的立場を強化し成果を挙げつつあるとの見解を表明(3日)。
    ・ロシア議会下院でウクライナ南部・東部4州の併合法案を全会一致で可決(3日)。
    ・テスラのマスクCEOがツイッターでウクライナにおける戦争終結計画を提案しその是非を問う投票を呼びかけ,ロシアの人口はウクライナの3倍以上でウクライナが全面戦争で勝利する可能性は乏しい,国民の生命をまもるために和平が必要との認識を示し,ロシアが併合を宣言した4州で国連監視による選挙で住民の意思を問うべきで「住民の意思が示されればロシアは立ち退く」と主張,クリミア半島はロシアの領土として承認しウクライナは中立を堅持するとの提案,ゼレンスキー大統領はウクライナを支持する提案とロシアを支持する提案の選択を要求,リトアニアのナウセーダ大統領は「投票で支持を得られたとしても口先だけの話に過ぎない」と批判(3日)。
    ・ロシア議会下院でウクライナ南部・東部4州の併合法案を全会一致で可決(3日)。
    ・世界銀行がウクライナに5億3000万ドルの追加支援を発表,イギリスが5億ドル,デンマークが3000万ドル,世銀の支援総額は累計130億ドル(3日)。
    ・ロシアのぺスコフ大統領報道官が記者会見でチェチェン共和国のカディロフ首長がロシア軍に低出力の核兵器の使用を求めたことについて,ウクライナでの核兵器使用は「バランスの取れた」アプローチが望ましいと回答(3日)。
    ・ロシアのガスプロムがノルドストリームの海底パイプラインの1本からガス流出が止まったと発表(3日)。
    ・ロシア政府がロシア軍の西部軍管区のズラブリョフ司令官を解任,ウクライナ軍によるロシア軍支配地域の奪還の責任追及(3日)。
    ・IAEAのグロッシ事務総長がウクライナ南東部ザポリージャ原発のムラショウ所長が解放されたと発表(3日)。
    ・ウクライナ南部へルソン州でウクライナ軍が一部の集落を制圧したとロシア設置の行政機関発表(3日)。
    ・国防総省がバイデン大統領の指示によりウクライナに対して6億2500万ドル規模の追加軍事支援を発表,ハイマース4基,榴弾砲32基,耐地雷防護車両200台など,支援累計額は168億ドル以上(4日)。
    ・ロシア議会上院がウクライナ東・南部4州の併合条約を批准(4日)。
    ・ロシアのショイグ国防相が9月21日のプーチン大統領の部分動員令発表以降,20万人以上が軍に入隊したと発表(4日)。
    ・イギリスのクレバリー外相がプーチン大統領の一連の戦略的誤りがロシアを孤立化させており核兵器使用は重大な結果を招くと警告(4日)。
    ・ウクライナ南部へルソン州のドニプロ川沿いをウクライナ軍が進軍しダッチャニーを奪還(4日)。
    ・ロシア国防省が定例会見でウクライナ東部ルハンスク州,ハルキウ州,南部へルソン州からロシア軍が急速に撤退していることを示す戦況地図を公表(4日)。
    ・ゼレンスキー大統領がウクライナ軍が南部・東部の前線で迅速かつ大きく前進し数十の町をロシア軍から奪還したと発表(4日)。
    ・ロシアのプーチン大統領がウクライナ南部・東部4州の併合法案に署名し併合手続きが完了(5日)。
    ・プーチン大統領がウクライナ南部ザポリージャ原発を監督下に置き「連邦財産」とすることを政府に命令する法令に署名(5日)。
    ・ロシア連邦議会下院国防委員会のカルタポロフ委員長がウクライナでロシア軍が苦戦を強いられていることについて軍上層部は真実を語るべきだと主張(5日)。
    ・OECDのコーマン事務総長がウクライナ政府の要請を受けて加盟38カ国がウクライナを加盟候補国として承認することを決定したと発表(5日)。
    ・ウクライナ軍が北東部ハルキウ州のオスキル川を越えてルハンスク州スバトボに向かって20q進攻,イギリス国防省発表(5日)。
    ・ゼレンスキー大統領が南部へルソン州の3つの集落をロシア軍から奪還したと発表(5日)。
    ・東部ルハンスク州のハイダイ知事がウクライナ軍による奪還が開始されいくつかの集落はロシア軍から解放されたと発表(5日)。
    ・キーウ州南西部ビラツェルクワへのロシア軍のイラン製無人機の攻撃によりインフラ設備が損傷(5日)。
    ・チェコ・プラハで欧州政治共同体(EPC)の第1回会合開催,EU27カ国とウクライナ含む44カ国が参加,ロシアのウクライナ侵攻を受けた安全保障とエネルギー問題について協議(6日)。
    ・ウクライナ南部ザポリージャへのロシア軍のミサイル攻撃により少なくとも民間人2人死亡,5人が行方不明,複数の建物で火災発生と州知事発表(6日)。
    ・北東部ハルキウ州でウクライナ軍が過去2週間で約55q前進しロシアが制圧していた93地域を奪還,2400平方qを解放したとウクライナ軍幹部が発表(6日)。
    ・ゼレンスキー大統領が今月1日以降,南部へルソン州で500平方q以上の領土と数十の集落を奪還したと発表(6日)。
    ・南部へルソン州にロシアから派遣されたストレモウソフ次官がロシア軍高官と閣僚は前線で発生している問題を理解していないとし,「自分が国防相だったなら自ら命を絶つと言う将校が多い」とショイグ国防相を非難(6日)。
    ・IAEAのグロッシ事務総長がキーウでゼレンスキー大統領と会談しザポリージャ原発はウクライナの施設であると明言(6日)。
    ・ゼレンスキー大統領がロシアによる核兵器使用の可能性を排除するためにNATOは予防攻撃をする必要があると主張(6日)。
    ・ノルウェーのノーベル賞委員会がノーベル平和賞をベラルーシの人権活動家ビアリアツキ氏,ロシアの人権団体「メモリアル」,ウクライナの人権団体「市民自由センター」に授与すると発表(7日)。
    ・ロシア・モスクワの裁判所が人権団体「メモリアル」の本部事務所を押収し「国有財産とする」よう命令(7日)。
    ・国連人権理事会でロシアの人権問題を監視する「特別報告者」を任命する動議を採決,賛成17カ国,反対は中国含む6カ国,棄権24カ国で可決(7日)。
    IMFがウクライナへの13億ドルの緊急追加支援を理事会が承認したと発表(7日)。
    ・ゼレンスキー大統領がウクライナ軍の先月末からの攻勢によりロシア軍が占領していた東部776平方qの領土,ルハンスク州の6カ所を含む29の集落を解放,合計2434平方qの領土,96の集落が解放されたと発表(7日)。
    ・南部ザポリージャへの6日のロシア軍のミサイル攻撃により破壊された建物の残骸からレスキュー隊が11人の遺体を回収し21人を救出したと発表(7日)。
    ・南部へルソンでウクライナ軍のミサイルがバスに着弾し民間人4人死亡,3人負傷とロシアのメディアが報道(7日)。
    ・ジャンピエール米大統領報道官がロシアが近いうちに核兵器を使用する準備を進めている兆候はないと発表,「キューバ危機から得られた教訓があるとすれば,核のリスクを減らし核を振りかざさないことの価値が分かったことだ」と付言(8日)。
    ・ロシアのプーチン大統領が極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン1」について,新たな国営会社を設立し同事業の権益の20%を保有する国営石油会社ロスネフチの子会社が経営する内容の法令に署名,同事業の権益の30%をエクソン,30%を日本のサハリン石油学開発,20%をインドの石油天然ガス公社が保有(8日)。
    ・ロシア国防省がウクライナでの軍事作戦の総司令官に空軍・宇宙軍のスロビキン総司令官を任命したと発表,過去1週間で3人目の軍幹部の異動(8日)。
    ・ウクライナ南部クリミア半島とロシア本土を結ぶクリミア大橋で貨物トラックが爆発し橋の道路部分2カ所が崩落し3人死亡,並走する鉄道を通過する燃料輸送列車7両が炎上,ウクライナ政府のポドリヤク大統領顧問が「違法な建築物はすべて破壊する必要がある」と表明,トラックはロシアからクリミアへ向かっていたため爆発にはロシア人が関与したと示唆(8日)。
    ・ウクライナのゼレンスキー大統領が東部バフムート地域でウクライナ軍とロシア軍の激しい戦闘が行なわれていると発表(8日)。
    ・南東部ザポリージャ原発への砲撃により外部電源喪失,非常用発電機により原子炉の冷却継続,エネルゴアトムとIAEA発表(8日)。
    ・ロシアのプーチン大統領がクリミア大橋の爆破について,ウクライナ軍の特殊部隊による「テロ」と非難(9日)。
    ・ウクライナ南東部ザポリージャでロシア軍の砲撃により家屋20棟とビル50棟,教育施設4カ所に被害,少なくとも17人死亡,負傷者多数,市当局と軍中央司令部発表(9日)。
    ・南部へルソン州でのウクライナ軍の反転攻勢により1170平方qの領土をロシア軍から奪還したと軍当局発表(9日)。
    ・ウクライ中部キーウ,西部リビウ,テルノビリ,東部ドニプロ,ハルキウなど各地をロシア軍がミサイルやイラン製無人機で攻撃,キーウで少なくとも10人死亡,約60人負傷,エネルギー施設などに被害,ロシアのプーチン大統領が8日のウクライナによるクリミア大橋の破壊工作に対する報復と主張(10日)。
    ・バイデン米大統領がウクライナ各地へのロシア軍のミサイル攻撃について「民間人を殺傷し,軍事目的でない標的を破壊した。プーチン氏のウクライナ市民に対する不当な戦争の完全な残虐性を改めて示している」と非難し,「同盟国やパートナー国とともに我々はロシアの侵略に代償を科し,プーチン氏とロシアに残虐行為と戦争犯罪の責任を取らせ,ウクライナ軍が自国と自由を守るために必要な支援を提供し続ける」と宣言,ブリンケン国務長官も同様の声明を発表(10日)。
    ・バイデン大統領がウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談しウクライナが自力で防衛するために必要な支援を提供し続けると約束(10日)。
    ・EU諸国やチェコなど東欧諸国がロシア軍によるウクライナ各地へのミサイル攻撃を非難する声明(10日)。
    ・ロシア外務省のザハロワ報道官がアメリカ政府がウクライナの「好戦的なムード」を助長し外交的解決を困難にしていると批判(10日)。
    ・ベラルーシのルカシェンコ大統領がウクライナがベラルーシへの攻撃を準備していると主張しロシアと合同部隊を配備することで合意したと発表(10日)。
    ・ベラルーシの国防相がベラルーシ軍はリトアニアともポーランドともウクライナとも戦う意思はないとの声明を発表(10日)。
    ・モルドバ政府が黒海のロシア艦船からウクライナに向けて発射された巡航ミサイルが領空を通過したとして非難(10日)。
    米NSCのカービー戦略広報調整官がウクライナへの高性能地対空ミサイルシステム「NASAMS」の輸送を加速していると発表(11日)。
    ・NATOのストルテンバーグ事務総長がロシアの核戦力を注視しているとし来週に「核抑止力が安全かつ効果的であることを確認するための演習」を実施すると発表(11日)。
    ・ロシアのラブロフ外相が米国はウクライナでの戦争に事実上参戦しているとの認識を表明,ぺスコフ大統領報道官が米国のウクライナへの高性能防空システムの供与は紛争を長引かせウクライナにより痛みを強いるものだと警告(11日)。
    ・ウクライナ政府のエネルギー省が火力発電所と変電所がミサイル攻撃を受けたためエネルギー・システム安定化のために11日以降のEUへの電力輸出を停止すると発表(11日)。
    ・西部リビウのエネルギー関連のインフラをロシア軍がミサイル攻撃,市内の30%が停電と市長発表(11日)。
    ・南部ザポリージャの公共施設へのロシア軍のミサイル攻撃により火災発生,1人死亡,政府当局発表(11日)。
    ・G7のオンライン首脳会議でロシアのウクライナ各地へのミサイル攻撃は戦争犯罪に沿うとするとし,ウクライナが必要とする支援を提供するとの声明を発表,ロシアが核兵器を使用した場合は重大な結果を招くと警告,会議に参加したゼレンスキー大統領がロシア軍のミサイル攻撃阻止のための防空能力の強化やベラルーシとの国境への国際監視団の派遣を要請(11日)。
    ・エネルゴアトムがザポリージャ原発の副所長をロシア軍が拉致したと発表(11日)。
    ・ロシア南西部ベルゴロド州のウクライナ国境近くの変電所アがウクライナ軍の砲撃を受けたと州知事発表(11日)。
    ・ロシア金融監視局が米国のIS企業メタを「テロリストおよび過激派」組織のリストに追加(11日)。
    ・ポーランド中部ワスクの空軍基地周辺でNATO軍が軍事演習を実施(12日)。
    ・国連総会でロシアによるウクライナ南部・東部4州の「違法に併合しようとする試み」を非難する決議案を加盟国193カ国のうち143カ国の賛成で可決,ロシア・ベラルーシ・シリア・ニカラグア・北朝鮮が反対,中国を含む35カ国が棄権(12日)。
    ・NATO高官がロシアはウクライナで精密誘導弾薬のかなりの量を使い果たし,濾紙の軍需産業は西側諸国の対ロ制裁により弾薬や兵器システムの生産が困難な状況に追い込まれているとの情報を公表(12日)。
    ・NATOの国防相会議でウクライナへの防空システムの供与と強固な軍事支援の継続を発表(12日)。
    ・NATO高官がロシアが核兵器を使用すればウクライナの同盟国およびNATO加盟国がほぼ確実に「物理的対応」を行ない,ロシアは「過去に例を見ない結果」に直面すると警告(12日)。
    ・ロシア連邦保安庁(FSB)がクリミア大橋の爆破事件に関連してロシア人5人とウクライナ人,アルメニア人計3人の身柄を拘束,FSBは橋の爆破装置はウクライナからブルガリア・ジョージア・アルメニアを経由してロシアに持ち込まれ,ウクライナ国防省情報総局の職員が爆破装置を含む貨物の輸送を指揮したと断定(12日)。
    ・プーチン大統領がIAEAのグロッシ事務総長との会談でザポリージャ原発について「対話の用意があると述べる(12日)。
    ・ウクライナ東部ドネツク州のアウディーイウカの市場へのロシア軍の攻撃により少なくとも7人死亡,8人負傷,州知事発表(12日)。
    ・ウクライナ大統領府が南部へルソン州の5つの集落をロシアの支配から奪還したと発表(12日)。
    ・ウクライナ国防省がドイツから最新の防空システム「Iris-T」を受領したと発表(12日)。
    ・ロシアのぺスコフ大統領報道官がウクライナでの「特別軍事作戦」の目標は変わっていないとしつつ,目標達成のための交渉の可能性を示唆(13日)。
    ・プーチン大統領がカザフスタンで開催のアジア相互協力信頼醸成措置会議(CICA)でのアジア諸国の首脳らに向けた演説でより公平な世界を確立するためにロシアが西側と戦っていると主張(13日)。
    ・ロシア連邦安全保障会議のベネディクトフ副書記がウクライナのNATO加盟は第3次世界大戦を引き起こすと警告(13日)。
    ・EUのボレル外交安全保障上級代表がロシアがウクライナで核兵器を使用すれば欧米の非核の軍事的対応によってロシア軍は壊滅すると警告(13日)。
    ・ウクライナ政府の被占領地域再統合省が過去1カ月で600以上の集落をロシアの占領から解放したと発表,南部へルソン州で75カ所,北東部ハルキウ州で502カ所,東部ドネツク州で43カ所,東部ルハンスク州で7カ所(13日)。
    ・ウクライナ南部ミコライウにロシア軍がミサイル攻撃,5階建ての集合住宅の上層2回が全壊,市長発表(13日)。
    ・キーウ西方マカリウのインフラ施設をロシア軍のイラン製無人機が攻撃したとクレバ州知事発表(13日)。
    ・南部へルソン州の親ロシア派幹部がウクライナ軍のミサイル攻撃に連日さらされているとし,「ロシアの他の地域に移動する選択肢を住民に与える」と住民に退避を呼びかけ(13日)。
    ・東部地域の親ロシア派武装勢力がドネツク州バフムート近郊の2集落を掌握したと発表(13日)。
    ・ロシア南部ベルゴロド州知事がウクライナ軍の砲撃を受けて集合住宅が損壊し弾薬庫が爆発したと発表,ウクライナのポドリヤク大統領顧問は自国軍の関与を否定しハルキウ標的に発射されたロシア軍のミサイルの誤爆と主張(13日)。
    ・イギリス国防省がウクライナに先進防空システム「NASAMS」,榴弾砲18基を供与すると発表(13日)。
    ・オースティン国防長官がNATOの領土は「隅々まで」守ると表明(13日)。
    ・ロシアのプーチン大統領がウクライナを破滅させる意図はなく,標的の大部分はすでに攻撃したために新たな「大規模攻撃」の必要はないとし,予備役の部分動員はこの先2週間で終了させ,追加的動員の計画はないと述べる(14日)。
    ・サウジアラビア政府がウクライナに4億ドルの人道援助を提供すると発表(14日)。
    ・スペースXのマスクCEOがウクライナでの衛星インターネットサービス「スターリンク」について,サービス維持のために毎月約2000万ドルを負担しており,無期限に資金提供や端末を追加することはできないと発表(14日)。
    ・ウクライナ大統領府が過去24時間にロシア軍の攻撃により民間人少なくとも9人死亡,15人負傷と発表(14日)。
    ・ウクライナ北東部ハルキウをロシア軍が4基のミサイル攻撃,市長発表,損害や死傷者の有無に言及なし(14日)。
    ・ロシア南西部ベルゴロド州知事がベルゴロドの変電所がウクライナ軍の攻撃を受け火災が発生したと発表(14日)。
    ・米国防総省が大統領指令によりウクライナへの7億2500万ドルの追加軍事支援を発表,ハイマース,精密誘導155o砲弾500発,対戦車兵器5000個,高機動多目的車両500台以上など(14日)。
    ・リトアニア国防相がロシアの脅威への対応措置として南東部パブラデに2019年から米軍が配備している重戦車大隊の駐留期間が少なくとも2026年まで延長されたと発表(15日)。
    ・ロシア南西部ベルゴロド州のロシア軍のウクライナ派遣兵の訓練場でタジキスタン出身者2人の発砲により11人死亡,15人負傷,発砲者は射殺,ロシア国防省発表(15日)。
    ・ウクライナ東部イジウムとハルキウを結ぶ鉄道の運行が再開(15日)。
    ・ゼレンスキー大統領が東部バフムート地域はロシア軍の度重なる攻撃にもかかわらず掌握していると発表(15日)。
    ・ゼレンスキー大統領が2月24日のロシア軍の侵攻開始以来のロシア軍兵士の死者は約6万5000人と発表(15日)。
    ・ウクライナ軍幹部がクラマトルスク,バフムート,アブディイウカでのロシア軍の11回の攻撃を撃退したと発表(15日)。
    ・ベラルーシ国防省がロシアの合同軍の一部としてクライナとの国境地域にロシア兵9000人を駐留させると発表(16日)。
    ・スペースXのマスクCEOがウクライナに提供中の「スターリンク」について無償提供を継続すると発表(16日)。
    ・ウクライナのゼレンスキー大統領が東部ドンバス地域のソレダルとバフムートでウクライナ軍とロシア軍の激しい戦闘が継続中と発表(16日)。
    ・東部ドネツクでウクライナ軍の砲撃により親ロシア派の行政庁舎が損壊(16日)。
    ・ウクライナ全土の30カ所以上に過去24時間でロシア軍のミサイル攻撃や無人機攻撃,ウクライナ軍当局発表(16日)。
    ・ロシア国防省がドネツク,へルソン,ミコライウでウクライナ軍の攻撃を撃退し大きな損害を与えたと発表(16日)。
    ・ロシア南部アゾフ海沿岸のエイスクで訓練中のロシア軍スホーイ34戦闘爆撃機が集合住宅に墜落し火災発生,6人死亡,25人負傷(17日)。
    ・EU外相理事会でウクライナ軍兵士1万5000人の訓練の実施と5億ユーロ(4億8600万ドル)相当の追加資金提供で合意,ウクライナ向けの資金提供は総額30億ユーロ超(17日)。
    ・ロシアの国連機関代表部の元外交官でウクライナ侵攻に抗議して5月に辞任したボンダレフ氏がフォーリン・アフェアーズ誌に寄稿し,ロシアのプロパガンダに即した報告をする外交官が評価される実態から「イエスマン」によってプーチン大統領が侵攻という決断をする土壌となっていると指摘,「プーチン氏が失脚すればロシアの将来は極めて不確実なものとなる」と主張(17日)。
    ・ロシア国営TVの生放送中にウクライナ侵攻に対する抗議を行なったオフシャンニコワ氏が国外に脱出したと同氏の弁護士が発表(17日)。
    ・ウクライナ中部キーウ中心部へのロシア軍のイラン製自爆無人機攻撃により妊婦とその夫含む少なくとも4人死亡,市長発表(17日)。
    ・東部スムイ州のエネルギー施設へのロシア軍の攻撃により4人死亡,州知事発表(17日)。
    ・ロシア国防省がウクライナ全土の軍事目標とエネルギー・インフラ標的に高精度兵器による大規模な攻撃を実施し「指定されたすべての目標」に命中したと発表(17日)。
    ・ウクライナ南部ザポリージャ原発でロシア軍の砲撃により外部電源が遮断され非常用発電機に切り替えたとエネルゴアトム発表(17日)。
    ・ロシア大統領府が併合を宣言したウクライナ南部・東部4州はロシアの核兵器の保護下にあるとの声明を発表(18日)。
    ・イラン政府が10月6日にロシアに無人機や地対地弾道ミサイルを供給することで合意していたことが明らかに(18日)。
    ・NATOのストルテンバーグ事務総長がウクライナがロシア軍の無人機攻撃から防衛できるように数日中に防空システムを供給すると発表(18日)。
    ・ウクライナのゼレンスキー大統領がロシアがウクライナ攻撃のためにイラン製の無人機に依存していることはロシアが政治的にも軍事的にも破綻しつつある状況を露呈しているとの認識を表明(18日)。
    ・ゼレンスキー大統領が今月10日以降のロシア軍の空爆により国内の発電所の30%が破壊され各地で大規模な停電が発生したと発表(18日)。
    ・キーウ北部の火力発電所へのロシア軍の空爆により3人死亡,北東部ハルキウ州の発電施設や東部ドニエプルのエネルギー施設もロシア軍の攻撃により「深刻な被害」(18日)。
    ・ロシア軍のスロビキン総司令官が「クビャンスク,リマン,ミコライウ方面」に関して「特別軍事作戦をめぐる状況は緊迫していると述べ,ウクライナの圧力によってロシア軍が「きわめて困難な状況にある」との認識を表明(18日)。
    ・南部へルソン州のロシアが任命した責任者がドニエプル川の右岸にある4つの集落から住民を避難させると発表(18日)。
    ・ロシアのプーチン大統領が併合宣言したウクライナ南部・東部4州に戒厳令を導入すると発表(19日)。
    ・バイデン米大統領が「プーチン大統領は極めて困難な状況に置かれている。ウクライナ国民を残虐に扱うことで脅しに屈服させようとすること以外にプーチン氏には手段が残されていないように見える」と述べる(19日)。
    ・南部へルソン州の親ロシア派幹部が今後6日間で5〜6万人をロシアとドニエプル川左岸に避難させると発表(19日)。
    ・西部イワノフランコフスク州ブルシュティン市の主要火力発電所がロシアのミサイル攻撃を受け火災発生,州知事発表(19日)。
    ・北部チェルニヒウ州でロシア軍の無人機攻撃により3人負傷,大統領府高官発表(19日)。
    ・キーウ市長が同市上空に飛来した「ロシアのロケット弾数発」が撃墜されたと発表,北部軍司令部がチェルニヒウ州でロシア軍のミサイル2発を撃墜したと発表(19日)。
    ・ウクライナ軍当局がロシアの巡航ミサイル4基とイラン製無人機10機を撃墜したと発表(19日)。
    ・米国務省のプライス報道官がクリミアを拠点とするロシア軍がイラン製無人機によりウクライナ全土を攻撃したことを確認し,イラン軍兵士がロシア軍の作戦を支援していると発表(20日)。
    ・ロシア外務省のザハロワ報道官が西側諸国がウクライナに供与する最新兵器が闇市場に流出し,いずれ世界各地の過激派や犯罪グループが入手することになると警告(20日)。
    ・ウクライナのゼレンスキー大統領がEU首脳会議向けのビデオ・メッセージでロシアが多数のウクライナ国民のEUへの移住を意図して電力インフラを攻撃しているとの認識を表明,対空システムのさらなる提供とロシアに無人機を提供しているイランへの制裁を呼びかけ(20日)。
    ・クレバ外相がイスラエルのラピド首相と会談しミサイル防衛システムの供与を要請(20日)。
    ・チェコ政府がEU加盟国の協議によりロシアにイラン製無人機を供給したイランのシャヘド航空産業とイラン軍将軍3人に対して制裁を科すことで合意したと発表(20日)。
    ・ウクライナ軍参謀副長が北方戦線でロシア軍がベラルーシから攻撃を仕掛けてくる可能性が高まっているとの認識を表明(20日)。
    ・ウクライナ軍が設置したロシア兵に降伏を勧めるホットラインの9月中旬開設以来のアクセス者は3000人を超えたと管理者が発表(20日)。
    ・ウクライナ全土へのロシア軍の無人機とミサイル攻撃により民間人少なくとも3人死亡,14人負傷と政府当局発表(20日)。
    ・英独仏3カ国がロシアがウクライナ攻撃にイラン製無人機を使用し国連安保理決議2231に違反した疑いがあると国連に調査を要請(21日)。
    ・EU欧州委員会のフォンデアライエン委員長がウクライナに対してEUは2023年に月額15億ユーロの支援を実施すると発表(21日)。
    ・バルト3国首脳がウクライナ侵攻を「侵略犯罪」としてロシア指導部を裁く特別法廷の設置をEU諸国に呼びかけ(21日)。
    ・ロシアのショイグ国防相と米国のオースティン国防長官が電話会談(21日)。
    ・ウクライナ大統領府が南部へルソン州の88の集落を奪還したと発表(21日)。
    ・ウクライナ北東部ハルキウの産業施設へのロシア軍のミサイル攻撃により5人負傷,市長発表(21日)。
    ・南部へルソン州のドニエプル川に架かるアントニフスキー橋をウクライナ軍がミサイル攻撃しにより避難民4人死亡,13人負傷と親ロシア派当局者発表,ウクライナ軍報道官は攻撃は夜間外出禁止時間帯で民間人はいなかったと反論(21日)。
    ・ウクライナ政府のエネルギー相が10月10日以降のロシア軍の攻撃により火力発電能力の少なくとも半分の4000MWが失われたと発表(21日)。
    ・ゼレンスキー大統領が南部へルソン州のカホウカ・ダムと水力発電所にロシア軍が爆薬を仕掛け爆破を計画していると発表(21日)。
    ・ゼレンスキー大統領がウクライナの穀物輸出を行なう船舶の通行をロシアが意図的に遅らせていると非難(21日)。
    ・ウクライナ各地のエネルギー施設やインフラをロシア軍がミサイル攻撃,ゼレンスキー大統領が西側諸国から供与された防空システムがミサイルの撃墜に効果をあげていると発表,ウクライナ軍司令部がロシア軍のミサイル20基とイラン製無人機10機を撃墜したと発表,空軍司令部がロシア軍のミサイル33基のうち18機を撃墜したと発表(22日)。
    ・ウクライナ軍が南部へルソン州の2つの村をロシア軍の支配から奪還したと発表(22日)。
    ・南部へルソン州の親ロシア派行政機構がウクライナ軍の攻撃による被害を避けるために住民に迅速な退避を呼びかけ(22日)。
    ・ロシアのショイグ国防相が英・仏・トルコの国防相と相次いで電話協議し「ウクライナ政府が“汚い爆弾(Dirty Bomb,放射性物質を内包した爆弾)”を使用する可能性」を強調し,ウクライナ情勢は「制御不可能なエスカレーション」に向かっていると主張,ロシア国営ノーボスチ通信がウクライナ政府が“汚い爆弾”の製造の最終段階にあると報道(23日)。
    ・ウクライナのゼレンスキー大統領とクレバ外相がショイグ国防相のウクライナによる“汚い爆弾”の使用可能性発言を事実無根と否定(23日)。
    南部ミコライウのウクライナ支配地域へのロシア軍のミサイルと無人機攻撃により集合住宅1棟が損壊(23日)。
    ・ロシア軍のゲラシモフ参謀総長がイギリス軍のラダキン参謀長との電話会談でウクライナの“汚い爆弾”の使用可能性と戦争拡大計画を主張,ラダキン参謀長はロシア側の主張を否定,両者が緊張緩和のためにオープンなコミュニケーションを維持する重要性で一致,ゲラシモフ氏はアメリカ軍のミリー統合参謀本部長とも電話会談し同様の主張(24日)。
    ・ロシア国防省がウクライナが「挑発行為」を行なう恐れがあるためロシア軍が放射能汚染の中でも行動できるように準備したと発表(24日)。
    米国務省のプライス報道官がロシアが“汚い爆弾”または通常の核兵器を使用した場合「重大な結果」に直面すると警告(24日)。
    ・ゼレンスキー大統領がソ連のウクライナ侵攻開始から丸8カ月の演説で,ウクライナ軍が東部ドネツク州,ルハンスク州,ハルキウ州,南部へルソン州のロシア支配地域に進軍・奪還しつつあるとし,さらにザポリージャ地域とクリミアの奪還をめざすと宣言(24日)。
    ・ウクライナ南部へルソン州の親ロシア派当局が地元住民による民兵部隊を組織していると発表(24日)。
    ・ゼレンスキー大統領がイスラエルに対してロシアとの戦争への参加を呼びかけ(24日)。
    ・ロシアのプーチン大統領が先週立ち上げたミシュスチン首相を議長とするウクライナ侵攻に必要な物資などの調達を円滑化するための調整会議で,軍備増産と医療・後方支援の拡充のために政府組織と地域の連携強化が必要と述べる(25日)。
    ・国連安保理の非公開会合でロシア代表がウクライナは“汚い爆弾”を使用する準備をしていると主張,具体的根拠は示さず(25日)。
    ・ウクライナのクレバ外相が“汚い爆弾”の開発を計画したことはなく,ロシアの主張は攻撃を自作自演する「偽旗作戦」を計画しているように見えると発言(25日)。
    ・東部ドネツク州バフムートでロシア軍の攻撃により民間人7人死亡,3人負傷と州知事発表(25日)。
    ・南部メリトポリのロシア連邦警備局とTV局の入るビル近くで自動車爆弾の爆発により5人負傷と親ロシア派行政機構発表(25日)。
    ・南部ミコライウでロシア軍の砲撃により集合住宅と幼稚園に被害(25日)。
    ・ロシアの戦略核戦力部隊が演習を実施,ICBMやSLBMの発射など,プーチン大統領が視察,米政府に事前通告済み(26日)。
    ・ロシアのショイグ国防相が中国の国防相とインドの国防相と電話会談し,ウクライナが“汚い爆弾”による挑発行為を計画していると主張,インド国防省は対話による解決の追求が必要と主張(26日)。
    ・NATOのストルテンバーグ事務総長がウクライナが“汚い爆弾”の使用を準備しているとするロシアの主張について「自らの企みを隠すために他者を非難する」というお決まりの策略だと非難(26日)。
    ・ウクライナのレズニコフ国防相が南部へルソン州でのロシア軍への反攻は雨天と地域特性により北東部ハルキウ地域での反攻よりも困難な状況との認識を表明(26日)。
    ・東部ルハンスク州のクレミナとサバトブでウクライナ軍との激しい戦闘が起こっていると親ロシア派幹部が発表(26日)。
    ウクライナ政府高官が各地の40以上の町をロシア軍が攻撃し少なくとも2人死亡と発表(26日)。
    ・ロシアのプーチン大統領がロシア専門家との会合「バルダイ・ディスカッション・クラブ」で,ウクライナ侵攻に後悔はないとし,「特別軍事作戦」は依然として目的を達成しつつあると述べ,ロシアが核兵器の使用に言及したことはなく,西側諸国がロシアに対して核による脅迫を行なって戦争を煽り,世界中に混乱をもたらす地政学的ゲームを展開していると非難し,この先は第2次世界大戦以降のもっとも危険で予測不可能かつ重要な10年になるだろうと主張(27日)。
    ・ロシア大統領府のぺスコフ報道官がウクライナが3月に停戦交渉を切り上げたのは米国に命令されたためだとプーチン大統領が主張していると発表(27日)。
    ・ロシア連邦議会下院が重大犯罪で服役した元受刑者の軍隊への動員を可能にする法案を可決(27日)。
    ・ロシア外務省高官が米国などの商業衛星がウクライナ戦争に使用された場合はロシアの攻撃対象となる可能性があると警告(27日)。
    ・米NSCのカービー戦略広報調整官が西側諸国の商業衛星がロシアの攻撃を受けた場合に対応することを確約(27日)。
    ・オーストラリアのマールズ国防相がウクライナ軍の訓練支援のためにイギリスに70人を派兵士装甲車30台を供与すると発表(27日)。
    ・ウクライナの送電会社ウクレネルゴがロシア軍が中部地域の送電網を攻撃したためにさらなる電力供給制限の可能性があると発表(27日)。
    ・クリミア半島の行政当局がバラクラバ火力発電所に無人機攻撃を受けたが大きな損害も死傷者もなかったと発表(27日)。
    ・ロシア南部チェチェン共和国のカディロフ首長がウクライナ南部へルソン州での戦闘でチェチェン兵23人死亡,53人負傷と発表(27日)。
    ・米国防総省がバイデン大統領の指示に基づいてウクライナに対する2億7500万ドルの追加軍事支援を発表,ハイマース用弾薬,精密誘導155o砲弾500発,対装甲車両用遠隔操作砲弾2000発,多目的高機動車両125台,小火器用弾薬275万発,衛星通信アンテナ4基など,ロシアのウクライナ侵攻以来の対ウクライナ安全保障援助の類型学は179億ドル(28日)。
    ・ロシアのショイグ国防相が9月に開始した予備役の部分動員が23日に完了し,動員された新兵8万2000人が紛争地域に派遣され21万8000人が訓練中とプーチン大統領に報告したと発表(28日)。
    ・ウクライナのゼレンスキー大統領がロシアの予備役部分動員終了宣言に対して派遣された予備役兵は「準備も装備も不充分で,司令部によって残酷に使われている。またすぐに戦地に送る新たな人員が必要になることは想像に難くない」とコメント(28日)。
    ・ウクライナのクレバ外相がイランのアブドラヒアン外相との電話会談でロシアへの兵器提供を中止するよう要求,イラン側はロシアとの防衛協力を認めつつウクライナで使用される兵器の提供は否定(28日)。
    ・東部ルハンスク州でウクライナ軍がロシア軍占領の2地区を結ぶ主要道路を掌握したと発表(28日)。
    ・ゼレンスキー大統領が南部へルソン州でロシア軍が医療機器や救急車などを大量に接収し住民がこの地域で暮らせないようにしていると非難(28日)。
    ・南部へルソン州の親ロシア派行政機構がへルソンからの住民退避が完了したと発表(28日)。
    ・ウクライナ空軍報道官がこれまでにイラン製無人機300基以上を撃墜したと発表(28日)。
    ・南部ザポリージャ地域,ニコポル地域などでロシア軍の攻撃により民間人少なくとも4人死亡,10人負傷とウクライナ大統領府発表(28日)。
    ・ロシア国防省が具体的根拠を示さずに英海軍がノルドストリーム1,2を爆破したと主張,英政府が虚偽情報と非難(29日)。
    ・クリミア半島のセバストポリのロシア任命の市長がロシア黒海艦隊の基地がある同市の港を攻撃した無人機の全機を撃墜し攻撃を撃退したと発表(29日)。
    ・ロシア政府が黒海艦隊が無人機16機による攻撃を受けたため,輸送船の安全が保障できないとして国連仲介のウクライナ産の穀物輸出合意への参加の停止を発表(29日)。
    ・ウクライナのゼレンスキー大統領がロシアによるウクライナの穀物輸出停止措置はアフリカやアジアなどの食糧危機を意図したものであるとして,国連やG20による強い国際的対応を要求(29日)。
    ・ウクライナ内務省顧問がロシアの黒海艦隊の4隻が損害を受けたのは爆発物の取り扱いの不注意によると発表(29日)。
    ・ウクライナのゼレンスキー大統領が東部ドネツク地域でウクライナ軍がロシア軍の激しい攻撃を撃退したと発表(30日)。
    ・国連とトルコ,ウクライナが黒海経由のウクライナ産穀物の輸出合意について,ロシアが合意への参加を一時停止する措置に関わらずに継続・推進すると発表(30日)。
    ・ウクライナのキーウ地域を含む各地へのロシア軍のミサイル攻撃により水力発電所含むエネルシー施設が被害を受け,広範囲に停電や断水,シュミハリ首相がミサイル44基を撃墜したと発表,ロシアのプーチン大統領が黒海艦隊が攻撃されたことへの報復攻撃と説明(31日)。
    ・ロシア国防省が黒海経由のウクライナ産穀物輸出について,国連などとの合意による回廊を船舶が通過することは容認できないと発表,ウクライナ軍がロシア軍に対する軍事作戦に回廊を使用するためと説明(31日)。
    ・ロシアがウクライナ産穀物輸出に使用する黒海の回廊を通過する貨物船から黒海艦隊が攻撃されたとする主張について,国連人道問題調整室のグリフィス室長が黒海艦隊が攻撃されたとする10月29日には回廊を通過する貨物船はなかったと否定(31日)。
    ・ゼレンスキー大統領が黒海経由のウクライナ産穀物輸出合意への参加をロシアが停止しても国連の計画下での穀物輸出を継続すると発表(31日)。
    ・IAEAのグロッシ事務総長がウクライナが“汚い爆弾”を製造しているとのロシアの主張に対するウクライナの核施設の調査を要請を受けてウクライナ国内の2つの核施設の査察を開始したと発表(31日)。
    ・モルドバ政府がウクライナの防空システムに迎撃されたロシア軍のミサイルが同国北部の村に落下したが死傷者はなく物的損害のみと発表(31日)。

    [シリア情勢]
    ・南部ダマスカスで政府軍兵士の乗るバスへのIED攻撃により兵士少なくとも18人死亡,20人負傷(13日)。
    ・南部デラア州ジャシムで政府軍とロシア軍の作戦行動によりイスラム武装勢力戦闘員20人死亡,ロシア軍は13日の政府軍兵士の乗るバスへの攻撃者と発表(16日)。
    ・南部ダマスカスの複数の標的に対してイスラエル軍のF16戦闘機2機が8基のミサイルを発射,うち4基を政府軍の防空システムが撃墜,政府軍兵士2人負傷,シリア駐留のロシア調整センター発表(26日)。
  5. [世界経済]
    [アメリカ経済]
    ・労働省発表の9月の雇用統計で失業率(季調済,軍人を除く)が3.7%(前月と同じ),非農業部門の雇用者数が前月比26.3万人増(7日)。
  6. [トランプ政権関連]年表(2020年大統領選挙,バイデン政権によるトランプ政権の政策変更含む)

地図【アフガニスタンイラク】 【用語集】 【イラク戦争関連兵器】 【注釈一覧】 【原油価格の推移】 【日米株価の推移】

月日 イラク情勢 日本の対応 アメリカの対応 その他の国,
国際機関の対応
イラク周辺国情勢 アフガニスタン戦争関連
10.1 バグダッド中心部タフリール広場で雇用や人権,治安維持を求める反政府抗議デモ隊と治安部隊が衝突,治安部隊のゴム弾や催涙弾による鎮圧行動に対してデモ隊が投石や火炎瓶で対抗し治安部隊員42人とデモ参加者38人負傷,ナーシリヤやディワニヤ,バスラでもデモ隊と治安部隊が衝突,全土でデモ参加者中心に560人負傷。(R)(NINA)
バグダッド中心部グリーンゾーン内にカチューシャ・ロケット弾4発が着弾,損害等の詳細未発表。(NINA)
ヒッラ南部ハムザ地区で武装集団の銃撃により1人死亡。(NINA)
ロシアのプーチン大統領の盟友の南チェチェンのカディロフ指導者がウクライナへの対応について,国境地域での戒厳令の発令や低出力の核兵器の使用という思い切った手段が必要との認識を表明。(AP)(R)
トルコ外務省がロシアによるウクライナ南部・東部4州の併合は国際法の重大な違反であり2014年のクリミア半島併合と同様に併合は認めないと非難し,紛争終結のための交渉を呼びかけ。(R)(AFP)
[ウクライナ情勢]
ウクライナ東部ドネツク州リマンに駐屯中のロシア軍が撤退しウクライナ軍が奪還,ロシア国防省はウクライナ軍の「包囲による脅威にために,より有利な戦線に移動した」と説明。(AP)(R)
[パレスチナ情勢]
エルサレム近郊の村の分離壁前でイスラエル境界警備隊員の発砲によりパレスチナ人少年1人死亡,警備隊はパレスチナ人が投石や火炎瓶を投げたための自衛措置と説明。(AP)(R)
[アフガニスタン情勢]
カブールでハザラ人女性約50人がタリバンの集会禁止令を無視し9月30日の教育施設への自爆攻撃に対する抗議デモ。(AFP)
10.2 バグダッド南方ラティフィヤで内務省職員の乗る車への武装集団の銃撃により職員1人と同乗者の民間人1人死亡。(NINA)
バグダッド北郊タージで武装集団同士の交戦により2人負傷。(NINA)
モスル西方バドゥシュ地区でイラク軍が自爆ベルトを着用した「テロリスト」1人を発見し殺害。(NINA)
モスル南西タルファリスの検問所をIS戦闘員が襲撃,応戦により襲撃者4人死亡。(NINA)
[ウクライナ情勢]
ウクライナのゼレンスキー大統領が東部ドネツク州リアンを完全に制圧し,さらに南部へルソン州のアルハンヘルスケとミロリュビフカの2つの集落をウクライナ軍がロシアの支配から解放したと発表。(R)
ロシア国防省がウクライナ北東部ハルキウ,東部ドネツク,南部ミコライウとザポリージャの大砲とミサイル集積所7カ所を破壊したと発表。(R)
ウクライナ軍が東部ドネツク州とルハンスク州でのロシア軍の攻撃を撃退したと発表。(R)
[アフガニスタン情勢]
西部ヘラート州ヘラート中心部でヘラート大学の学生グループが9月30日のカブールの教育施設への自爆攻撃に対する抗議デモ,中部バーミヤン州でも同様の抗議デモ。(K)
10.3 バスラの大統領庁舎にミサイル3基が着弾し民間人1人死亡。(NINA)
バグダッド南方ユシフィヤで武装集団の銃撃により元覚醒評議会メンバー1人負傷。(NINA)
ナジャフで民間人の乗る車に仕掛けられた爆弾が爆発,物的損害のみ。(NINA)
モスル南部で治安部隊がISメンバー1人を逮捕。(NINA)
株価:前週末比278.58円高の26,215.79円。(2)(5) 国防総省のウォランダー次官補(国際安全保障問題担当)がウクライナ軍が東部ハルキウ地域,ドネツク地域に加えて南部へルソン地域でもロシア軍に対する軍事的立場を強化し成果を挙げつつあるとの見解を表明。(AP)(R)
株価:前週末比765.38ドル高の29,490.89ドル。(R)(5)
原油価格:前週末比4.14ドル高の83.63ドル。(R)(5)
テスラのマスクCEOがツイッターでウクライナにおける戦争終結計画を提案しその是非を問う投票を呼びかけ,ロシアの人口はウクライナの3倍以上でウクライナが全面戦争で勝利する可能性は乏しい,国民の生命をまもるために和平が必要との認識を示し,ロシアが併合を宣言した4州で国連監視による選挙で住民の意思を問うべきで「住民の意思が示されればロシアは立ち退く」と主張,クリミア半島はロシアの領土として承認しウクライナは中立を堅持するとの提案,ゼレンスキー大統領はウクライナを支持する提案とロシアを支持する提案の選択を要求,リトアニアのナウセーダ大統領は「投票で支持を得られたとしても口先だけの話に過ぎない」と批判。(R)
ロシア議会下院でウクライナ南部・東部4州の併合法案を全会一致で可決。(AP)(R)
世界銀行がウクライナに5億3000万ドルの追加支援を発表,イギリスが5億ドル,デンマークが3000万ドル,世銀の支援総額は累計130億ドル。(R)
ロシアのぺスコフ大統領報道官が記者会見でチェチェン共和国のカディロフ首長がロシア軍に低出力の核兵器の使用を求めたことについて,ウクライナでの核兵器使用は「バランスの取れた」アプローチが望ましいと回答。(R)
ロシアのガスプロムがノルドストリームの海底パイプラインの1本からガス流出が止まったと発表。(R)
ロシア政府がロシア軍の西部軍管区のズラブリョフ司令官を解任,ウクライナ軍によるロシア軍支配地域の奪還の責任追及。(R)
IAEAのグロッシ事務総長がウクライナ南東部ザポリージャ原発のムラショウ所長が解放されたと発表。(R)(AFP)
[ウクライナ情勢]
ウクライナ南部へルソン州でウクライナ軍が一部の集落を制圧したとロシア設置の行政機関発表。(R)
[パレスチナ情勢]
ヨルダン川西岸地区ラマラ近郊のパレスチナ難民キャンプでイスラエル警官の発砲によりパレスチナ人2人死亡,イスラエル軍はテロ容疑者の強制捜査中にパレスチナ人の車が突進してきたための自衛措置と説明。(R)
ソマリア南西部ジリブ近郊で米軍の空爆によりアルシャバブの指導者1人死亡。(R)
ソマリア中部ベレドウェインで2台の自動車爆弾攻撃により少なくとも20人死亡,アルシャバブが実行声明。(R)
[アフガニスタン情勢]
タリバン政権がカブールのラビア・バルキ産婦人科病院の医長に女性医師を任命。(K)
カブールで爆弾が爆発,死傷者なし。(K)
10.4 バクバ北東カラタッバ地区で迫撃砲弾の爆発によりシーア派民兵1人死亡,1人負傷。(NINA)
バグダッド北東シャアブ地域で二輪車に乗った武装集団の銃撃により内務省職員1人負傷。
バイジでIEDの爆発により部族民兵2人負傷。(NINA)
バグダッド北郊タルミヤで武装集団の銃撃によりイラク兵1人負傷。(NINA)
アンバル州で対テロ部隊がIS指揮官1人を逮捕。(NINA)
株価:前日比776.42円高の26,992.21円。(2)(5) 国防総省がバイデン大統領の指示によりウクライナに対して6億2500万ドル規模の追加軍事支援を発表,ハイマース4基,榴弾砲32基,耐地雷防護車両200台など,支援累計額は168億ドル以上。(D)(R)
株価:前日比825.43ドル高の30,316.32ドル。(R)(5)
原油価格:前日比2.89ドル高の86.52ドル。(R)(5)
北朝鮮が発射した弾道ミサイルが青森県上空を通過し4600q飛行して太平洋に落下,米韓両軍が地対地ミサイル「ATACMS」を2基ずつ発射し標的に命中したと韓国軍合同参謀本部が発表。(AP)(R)(AFP)
韓国軍が北朝鮮の弾道ミサイル発射に対抗して発射した短距離ミサイル玄武2号が発射直後に江陵郊外の空軍基地内に落下し火災発生,死傷者なし。(AP)(R)(AFP)
ロシア議会上院がウクライナ東・南部4州の併合条約を批准。(AP)(R)
ロシアのショイグ国防相が9月21日のプーチン大統領の部分動員令発表以降,20万人以上が軍に入隊したと発表。(AP)(R)(AFP)
イギリスのクレバリー外相がプーチン大統領の一連の戦略的誤りがロシアを孤立化させており核兵器使用は重大な結果を招くと警告。(R)
[ウクライナ情勢]
ウクライナ南部へルソン州のドニプロ川沿いをウクライナ軍が進軍しダッチャニーを奪還。(R)
ロシア国防省が定例会見でウクライナ東部ルハンスク州,ハルキウ州,南部へルソン州からロシア軍が急速に撤退していることを示す戦況地図を公表。(R)(AFP)
ゼレンスキー大統領がウクライナ軍が南部・東部の前線で迅速かつ大きく前進し数十の町をロシア軍から奪還したと発表。(R)(AFP)
10.5 バグダッド東部サドルシティで武装集団同士の交戦により1人死亡,2人負傷。(NINA)
バグダッド南部ドーラ地区で治安部隊が女性1人の射殺体発見。(NINA)
バグダッド北方クラヤット地域で武装集団の銃撃により2人負傷。(NINA)
バグダッド北郊タルミヤで武装集団の銃撃によりイラク兵1人負傷。(NINA)
バグダッド北部カジミヤ地区で武装集団が民家に手榴弾攻撃,物的損害のみ。(NINA)
バグダッド北郊タルミヤの商店前でIEDが爆発,物的損害のみ。(NINA)
バスラ中心部ジャミア地域でサドル師派活動家で南部電力会社職員宅にIED攻撃,死傷者なし。(NINA)
株価:前日比128.32円高の27,120.53円。(2)(5) 株価:前日比42.45ドル安の30,273.87ドル。(R)(5)
原油価格:前日比1.24ドル高の87.76ドル。(R)(5)
ロシアのプーチン大統領がウクライナ南部・東部4州の併合法案に署名し併合手続きが完了。(AP)(R)
プーチン大統領がウクライナ南部ザポリージャ原発を監督下に置き「連邦財産」とすることを政府に命令する法令に署名。(AP)(R)
ロシア連邦議会下院国防委員会のカルタポロフ委員長がウクライナでロシア軍が苦戦を強いられていることについて軍上層部は真実を語るべきだと主張。(AFP)
OECDのコーマン事務総長がウクライナ政府の要請を受けて加盟38カ国がウクライナを加盟候補国として承認することを決定したと発表。(R)
[ウクライナ情勢]
ウクライナ軍が北東部ハルキウ州のオスキル川を越えてルハンスク州スバトボに向かって20q進攻,イギリス国防省発表。(AP)(R)
ゼレンスキー大統領が南部へルソン州の3つの集落をロシア軍から奪還したと発表。(AP)(R)
東部ルハンスク州のハイダイ知事がウクライナ軍による奪還が開始されいくつかの集落はロシア軍から解放されたと発表。(AP)(AFP)
キーウ州南西部ビラツェルクワへのロシア軍のイラン製無人機の攻撃によりインフラ設備が損傷。(AFP)
[パレスチナ情勢]
ヨルダン川西岸地区ナブルス近郊でイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人1人死亡,ジャーナリスト2人含む6人負傷,イスラエル軍は2日にヨルダン川西岸地区でイスラエル人を襲撃した容疑者の逮捕行動中にパレスチナ人の集団が暴力的な抗議を行なったための自衛措置と説明。(R)
10.6 バイジ地域でISの設置した爆弾の爆発によりシーア派民兵部隊幹部1人死亡。(NINA)
ナーシリヤ東部ウル地区でIED攻撃により民間人1人死亡。(NINA)
バグダッド南方ラティフィヤ地区で武装集団同士の交戦により4人負傷。(NINA)
バグダッド北東部シャアブ地域で武装集団同士の交戦により3人負傷。(NINA)
バグダッド東部サドルシティで武装集団同士の交戦により3人負傷。(NINA)
バグダッド東部バラディヤット地域の電力省職員宅前で車に仕掛けられた爆弾が爆発,死傷者なし。(NINA)
株価:前日比190.77円高の27,311.30円。(2)(5) 中央軍がシリア北東部での作戦行動によりISの上級幹部1人死亡,部下1人負傷,2人を拘束と発表。(AP)(R)
株価:前日比346.93ドル安の29,926.94ドル。(R)(5)
原油価格:前日比0.69ドル高の88.45ドル。(R)(5)
北朝鮮外務省が最近の一連の弾道ミサイル発射は米韓合同軍事演習への「対抗措置」だと発表。(AFP)
チェコ・プラハで欧州政治共同体(EPC)の第1回会合開催,EU27カ国とウクライナ含む44カ国が参加,ロシアのウクライナ侵攻を受けた安全保障とエネルギー問題について協議。(AP)(R)
[ウクライナ情勢]
ウクライナ南部ザポリージャへのロシア軍のミサイル攻撃により少なくとも民間人2人死亡,5人が行方不明,複数の建物で火災発生と州知事発表。(AP)(R)(AFP)
北東部ハルキウ州でウクライナ軍が過去2週間で約55q前進しロシアが制圧していた93地域を奪還,2400平方qを解放したとウクライナ軍幹部が発表。(AP)(R)
ゼレンスキー大統領が今月1日以降,南部へルソン州で500平方q以上の領土と数十の集落を奪還したと発表。(AP)(R)(AFP)
南部へルソン州にロシアから派遣されたストレモウソフ次官がロシア軍高官と閣僚は前線で発生している問題を理解していないとし,「自分が国防相だったなら自ら命を絶つと言う将校が多い」とショイグ国防相を非難。(R)
IAEAのグロッシ事務総長がキーウでゼレンスキー大統領と会談しザポリージャ原発はウクライナの施設であると明言。(AP)(R)
ゼレンスキー大統領がロシアによる核兵器使用の可能性を排除するためにNATOは予防攻撃をする必要があると主張。(AP)(R)
[アフガニスタン情勢]
南東部パクティカ州マタハン地区で不発迫撃砲弾の爆発により子ども1人死亡,2人負傷。(K)
10.7 アルビルで車に仕掛けられた爆弾によりクルド愛国同盟(PUK)幹部1人死亡,家族の女性2人と子ども2人負傷。(R)(NINA)
バビル州北部ムサイブ地区でIED攻撃により2人負傷。(NINA)
バグダッド東部サドルシティで武装集団同士の交戦により5人負傷。(NINA)
キルクーク地域で治安部隊の作戦行動によりIS幹部1人と部下2人死亡。(NINA)
アンバル州でイラク軍がISの隠れ家を発見し破壊,迫撃砲弾やIEDなどを押収。(NINA)
アンバル州東部サルサル湖地域でシーア派民兵部隊がIS掃討作戦を実施。(NINA)
株価:前日比195.19円安の27,116.11円。(2)(5) 労働省発表の9月の雇用統計で失業率(季調済,軍人を除く)が3.7%(前月と同じ),非農業部門の雇用者数が前月比26.3万人増。
株価:前日比630.15ドル安の29,296.79ドル。(R)(5)
原油価格:前日比4.19ドル高の92.64ドル。(R)(5)
ロシア南西部スタブロポルで治安部隊がテロを計画していたISISの複数の支持者を逮捕,連邦治安当局発表。(NINA)
ノルウェーのノーベル賞委員会がノーベル平和賞をベラルーシの人権活動家ビアリアツキ氏,ロシアの人権団体「メモリアル」,ウクライナの人権団体「市民自由センター」に授与すると発表。(AP)(R)(AFP)
ロシア・モスクワの裁判所が人権団体「メモリアル」の本部事務所を押収し「国有財産とする」よう命令。(AFP)
国連人権理事会でロシアの人権問題を監視する「特別報告者」を任命する動議を採決,賛成17カ国,反対は中国含む6カ国,棄権24カ国で可決。(AFP)
IMFがウクライナへの13億ドルの緊急追加支援を理事会が承認したと発表。(R)
[ウクライナ情勢]
ゼレンスキー大統領がウクライナ軍の先月末からの攻勢によりロシア軍が占領していた東部776平方qの領土,ルハンスク州の6カ所を含む29の集落を解放,合計2434平方qの領土,96の集落が解放されたと発表。(R)(AFP)
南部ザポリージャへの6日のロシア軍のミサイル攻撃により破壊された建物の残骸からレスキュー隊が11人の遺体を回収し21人を救出したと発表。(R)(AP)
南部へルソンでウクライナ軍のミサイルがバスに着弾し民間人4人死亡,3人負傷とロシアのメディアが報道。(R)
[パレスチナ情勢]
ヨルダン川西岸地区北部カルキリヤでイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人少年1人死亡,イスラエル軍はパレスチナ人が火炎瓶で攻撃したための自衛措置と説明,
ヨルダン川西岸地区ラマラ近郊でイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人少年1人死亡,イスラエル軍はパレスチナ人がユダヤ人入植者とイスラエル軍部隊に投石したための鎮圧行動と説明。(R)
10.8 ナーシリヤの救助隊員の発砲により救助隊副隊長1人死亡,隊員1人負傷,発砲者1人逮捕。(NINA)
バグダッド南方ザファラニヤ地域でシーア派民兵部隊がISメンバー1人を逮捕。(NINA)
モスル北東トルコ軍駐留のジルカン基地標的の3基のミサイル攻撃,死傷者なし。(NINA)
北部地域でトルコ軍の作戦行動によりクルド労働者党(PKK)戦闘員6人死亡,トルコ国防省発表。(NINA)
ジャンピエール大統領報道官がロシアが近いうちに核兵器を使用する準備を進めている兆候はないと発表,「キューバ危機から得られた教訓があるとすれば,核のリスクを減らし核を振りかざさないことの価値が分かったことだ」と付言。(AFP)
ロシアのプーチン大統領が極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン1」について,新たな国営会社を設立し同事業の権益の20%を保有する国営石油会社ロスネフチの子会社が経営する内容の法令に署名,同事業の権益の30%をエクソン,30%を日本のサハリン石油学開発,20%をインドの石油天然ガス公社が保有。(R)(AFP)
ロシア国防省がウクライナでの軍事作戦の総司令官に空軍・宇宙軍のスロビキン総司令官を任命したと発表,過去1週間で3人目の軍幹部の異動。(R)
[ウクライナ情勢]
ウクライナ南部クリミア半島とロシア本土を結ぶクリミア大橋で貨物トラックが爆発し橋の道路部分2カ所が崩落し3人死亡,並走する鉄道を通過する燃料輸送列車7両が炎上,ウクライナ政府のポドリヤク大統領顧問が「違法な建築物はすべて破壊する必要がある」と表明,トラックはロシアからクリミアへ向かっていたため爆発にはロシア人が関与したと示唆。(AP)(R)(AFP)
ウクライナのゼレンスキー大統領が東部バフムート地域でウクライナ軍とロシア軍の激しい戦闘が行なわれていると発表。(R)
南東部ザポリージャ原発への砲撃により外部電源喪失,非常用発電機により原子炉の冷却継続,エネルゴアトムとIAEA発表。(R)
[パレスチナ情勢]
ヨルダン川西岸地区ジェニンのパレスチナ難民キャンプをイスラエル軍が強制捜索,イスラム聖戦メンバーとの交戦によりパレスチナ民間人2人死亡,11人負傷。(R)(NINA)
エルサレム郊外のパレスチナ難民キャンプ入り口のイスラエル軍検問所への銃撃によりイスラエル軍女性兵士1人死亡,2人負傷。(R)(NINA)
10.9 バグダッド北部フセイニヤ地区で武装集団の銃撃により1人死亡,2人負傷。(NINA)
バグダッド東部バラディヤット地域で武装集団の銃撃により1人死亡,1人負傷。(NINA)
バグダッド西郊アブグレイブで武装集団の銃撃により元覚醒評議会メンバー2人負傷。(NINA)
バクバ北西地域で武装集団の銃撃によりトラック運転手1人負傷。(NINA)
モスル南方地域でイラク軍とシーア派民兵部隊が合同で大規模なIS残存勢力追跡作戦を実施。(NINA)
北部地域でトルコ軍の作戦行動によりクルド労働者党(PKK)幹部1人死亡,トルコ国防省発表。(NINA)
北朝鮮が同国南東部から日本海に向けて弾道ミサイル2基を発射,韓国軍合同参謀本部発表。(AP)(R)(AFP)
[ウクライナ情勢]
ロシアのプーチン大統領がクリミア大橋の爆破について,ウクライナ軍の特殊部隊による「テロ」と非難。(R)
ウクライナ南東部ザポリージャでロシア軍の砲撃により家屋20棟とビル50棟,教育施設4カ所に被害,少なくとも17人死亡,負傷者多数,市当局と軍中央司令部発表。(AP)(R)(AFP)
南部へルソン州でのウクライナ軍の反転攻勢により1170平方qの領土をロシア軍から奪還したと軍当局発表。(R)
[アフガニスタン情勢]
北西部ファリヤブ州カイサル地区で武装集団の銃撃によりタリバンの州政府高官1人死亡。(K)
10.10 モスル東部ザハラ地域で武装集団の銃撃により民間人1人死亡。(NINA)
バグダッド東部バラディヤット地域で武装集団の銃撃により1人負傷。(NINA)
バグダッド北部サリハ地域のイスラム金融投資銀行前でIEDが爆発,物的損害のみ。(NINA)
アンバル州で治安部隊の作戦行動によりISメンバー2人死亡,ISに誘拐された男性1人を解放。(NINA)
バイデン大統領がウクライナ各地へのロシア軍のミサイル攻撃について「民間人を殺傷し,軍事目的でない標的を破壊した。プーチン氏のウクライナ市民に対する不当な戦争の完全な残虐性を改めて示している」と非難し,「同盟国やパートナー国とともに我々はロシアの侵略に代償を科し,プーチン氏とロシアに残虐行為と戦争犯罪の責任を取らせ,ウクライナ軍が自国と自由を守るために必要な支援を提供し続ける」と宣言,ブリンケン国務長官も同様の声明を発表。(AP)(R)
バイデン大統領がウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談しウクライナが自力で防衛するために必要な支援を提供し続けると約束。(AP)(R)
株価:前週末比93.91ドル安の29,202.88ドル。(R)(5)
原油価格:前週末比1.51ドル安の91.13ドル。(R)(5)
[ウクライナ情勢]
ウクライ中部キーウ,西部リビウ,テルノビリ,東部ドニプロ,ハルキウなど各地をロシア軍がミサイルやイラン製無人機で攻撃,キーウで少なくとも10人死亡,約60人負傷,エネルギー施設などに被害,ロシアのプーチン大統領が8日のウクライナによるクリミア大橋の破壊工作に対する報復と主張。(AP)(R)(AFP)
EU諸国やチェコなど東欧諸国がロシア軍によるウクライナ各地へのミサイル攻撃を非難する声明。(AP)
ロシア外務省のザハロワ報道官がアメリカ政府がウクライナの「好戦的なムード」を助長し外交的解決を困難にしていると批判。(R)
ベラルーシのルカシェンコ大統領がウクライナがベラルーシへの攻撃を準備していると主張しロシアと合同部隊を配備することで合意したと発表。(AFP)
ベラルーシの国防相がベラルーシ軍はリトアニアともポーランドともウクライナとも戦う意思はないとの声明を発表。(AP)
モルドバ政府が黒海のロシア艦船からウクライナに向けて発射された巡航ミサイルが領空を通過したとして非難。(AFP)
[パレスチナ情勢]
ヨルダン川西岸地区ジェニンで9月28日にイスラエル兵の発砲により負傷したパレスチナ人少年1人が死亡,パレスチナ保健省発表。(R)
[アフガニスタン情勢]
北部ジョージャン州ファイザバード地区で武装集団の銃撃により元地区教育局長1人と息子1人死亡。(K)
北西部ファリヤブ州パシュトゥン・コット地区で武装集団の銃撃により男性1人死亡。(K)
10.11 バグダッド東部利域で武装集団同士の交戦により1人死亡,2人負傷。(NINA)
バグダッド東部サドルシティで武装集団の銃撃により1人死亡。(NINA)
バグダッド南西地域で男性1人の射殺体発見。(NINA)
ニナワ州でシーア派民兵部隊がIS残存勢力追跡作戦を開始。(NINA)
モスル西方ハルマット地域で治安部隊がISメンバー2人を逮捕。(NINA)
サーマッラ南部地域でイラク軍部隊とシーア派民兵部隊が合同治安作戦を実施。(NINA)
株価:前週末比714.86円安の26,401.25円。(2)(5) NSCのカービー戦略広報調整官がウクライナへの高性能地対空ミサイルシステム「NASAMS」の輸送を加速していると発表。(AP)(R)
株価:前日比36.31ドル高の29,239.19ドル。(R)(5)
原油価格:前日比1.78ドル安の89.35ドル。(R)(5)
NATOのストルテンバーグ事務総長がロシアの核戦力を注視しているとし来週に「核抑止力が安全かつ効果的であることを確認するための演習」を実施すると発表。(R)
ロシアのラブロフ外相が米国はウクライナでの戦争に事実上参戦しているとの認識を表明,ぺスコフ大統領報道官が米国のウクライナへの高性能防空システムの供与は紛争を長引かせウクライナにより痛みを強いるものだと警告。(AP)(R)
ロシア金融監視局が米国のIS企業メタを「テロリストおよび過激派」組織のリストに追加。(AFP)
[ウクライナ情勢]
ウクライナ政府のエネルギー省が火力発電所と変電所がミサイル攻撃を受けたためエネルギー・システム安定化のために11日以降のEUへの電力輸出を停止すると発表。(R)
西部リビウのエネルギー関連のインフラをロシア軍がミサイル攻撃,市内の30%が停電と市長発表。(AP)(R)(AFP)
南部ザポリージャの公共施設へのロシア軍のミサイル攻撃により火災発生,1人死亡,政府当局発表。(AP)(R)
G7のオンライン首脳会議でロシアのウクライナ各地へのミサイル攻撃は戦争犯罪に沿うとするとし,ウクライナが必要とする支援を提供するとの声明を発表,ロシアが核兵器を使用した場合は重大な結果を招くと警告,会議に参加したゼレンスキー大統領がロシア軍のミサイル攻撃阻止のための防空能力の強化やベラルーシとの国境への国際監視団の派遣を要請。(AP)(R)(AFP)
エネルゴアトムがザポリージャ原発の副所長をロシア軍が拉致したと発表。(R)(AFP)
ロシア南西部ベルゴロド州のウクライナ国境近くの変電所アがウクライナ軍の砲撃を受けたと州知事発表。(R)
[パレスチナ情勢]
ヨルダン川西岸地区ジェニンとナブルス間のユダヤ人入植地近くでパレスチナ武装集団の銃撃によりイスラエル兵1人死亡。(R)
10.12 バグダッド東部サドルシティで武装集団同士の交戦により1人死亡,3人負傷。(NINA)
バグダッド西部ラドワニヤ地域で治安部隊が女性1人の射殺体発見。(NINA)
バグダッド北郊タルミヤでIS残存勢力追跡作戦中のシーア派民兵部隊へのIED攻撃により民兵4人負傷。(NINA)
バグダッド南東ナフラワン地域で部族間抗争により4人負傷。(NINA)
モスル西方地域で民間防衛隊がISの設置した不発爆弾3発を発見し爆破処理。(NINA)
モスル西方バドゥシュ地区でイラク軍部隊がISメンバー2人を逮捕,IEDや弾薬を押収。(NINA)
キルクーク南方ラシャド地区でイラク軍がISの拠点を空爆。(NINA)
サラハディン州東部地域でシーア派民兵部隊が自動車爆弾を発見し押収。(NINA)
北部地域でトルコ軍の作戦行動によりクルド労働者党(PKK)戦闘員4人死亡,トルコ国防省発表。(NINA)
株価:前日比4.42円安の26,396.83円。(2)(5) 株価:前日比28.34ドル安の29,210.85ドル。(R)(5)
原油価格:前日比2.08ドル安の87.27ドル。(R)(5)
北朝鮮が長距離巡航ミサイル2基の発射実験,海上を約2000q飛行し標的に命中したと朝鮮中央通信報道。(AFP)
ポーランド中部ワスクの空軍基地周辺でNATO軍が軍事演習を実施。(AFP)
国連総会でロシアによるウクライナ南部・東部4州の「違法に併合しようとする試み」を非難する決議案を加盟国193カ国のうち143カ国の賛成で可決,ロシア・ベラルーシ・シリア・ニカラグア・北朝鮮が反対,中国を含む35カ国が棄権。(AP)(R)
NATO高官がロシアはウクライナで精密誘導弾薬のかなりの量を使い果たし,濾紙の軍需産業は西側諸国の対ロ制裁により弾薬や兵器システムの生産が困難な状況に追い込まれているとの情報を公表。(AP)(R)
NATOの国防相会議でウクライナへの防空システムの供与と強固な軍事支援の継続を発表。(AP)(R)
NATO高官がロシアが核兵器を使用すればウクライナの同盟国およびNATO加盟国がほぼ確実に「物理的対応」を行ない,ロシアは「過去に例を見ない結果」に直面すると警告。(AP)(R)
ロシア連邦保安庁(FSB)がクリミア大橋の爆破事件に関連してロシア人5人とウクライナ人,アルメニア人計3人の身柄を拘束,FSBは橋の爆破装置はウクライナからブルガリア・ジョージア・アルメニアを経由してロシアに持ち込まれ,ウクライナ国防省情報総局の職員が爆破装置を含む貨物の輸送を指揮したと断定。(AP)(R)(AFP)
プーチン大統領がIAEAのグロッシ事務総長との会談でザポリージャ原発について「対話の用意があると述べる。(AFP)
[ウクライナ情勢]
ウクライナ東部ドネツク州のアウディーイウカの市場へのロシア軍の攻撃により少なくとも7人死亡,8人負傷,州知事発表。(AP)(R)(AFP)
ウクライナ大統領府が南部へルソン州の5つの集落をロシアの支配から奪還したと発表。(AP)(R)(AFP)
ウクライナ国防省がドイツから最新の防空システム「Iris-T」を受領したと発表。(AP)(AFP)
[パレスチナ情勢]
エルサレムのパレスチナ難民キャンプをイスラエル治安部隊がイスラエル兵を射殺した容疑者捜索のために封鎖したことに対して,ヨルダン川西岸地区ベスレヘム,ナブルス,ヘブロンなどでパレスチナ人数百人規模が投石やタイヤを燃やして抗議行動,ヘブロンでイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人1人死亡。(R)
10.13 国民議会でクルド人政治家のラシッド氏を大統領に選出,スダニ氏を首相に選出し昨年10月以来の政治空白が終了。(R)(NINA)
バグダッド中心部グリーンゾーンと周辺にカチューシャ・ロケット弾9発が着弾し3人負傷。(NINA)
バグダッド中心部の連邦公益事業評議会ビルに迫撃砲弾2発が着弾,死傷者なし。(NINA)
ナジャフで武装集団が弁護士の車に銃撃,死傷者なし。(NINA)
バクバ北東カナキン地域でシーア派民兵部隊がISの隠れ家を発見し兵站物資などを押収。(NINA)
株価:前日比159.41円安の26,237.42円。(2)(5) オースティン国防長官がNATOの領土は「隅々まで」守ると表明。(R)
2021年1月6日の連邦議会議事堂乱入事件を調査する下院特別委員会がトランプ前大統領に証言と文書の提出を命じる召喚状を送付することを9-0の全会一致で可決。(AP)(R)
株価:前日比827.87ドル高の30,038.72ドル。(R)(5)
原油価格:前日比1.84ドル高の89.11ドル。(R)(5)
ロシアのぺスコフ大統領報道官がウクライナでの「特別軍事作戦」の目標は変わっていないとしつつ,目標達成のための交渉の可能性を示唆。(R)
プーチン大統領がカザフスタンで開催のアジア相互協力信頼醸成措置会議(CICA)でのアジア諸国の首脳らに向けた演説でより公平な世界を確立するためにロシアが西側と戦っていると主張。(R)
ロシア連邦安全保障会議のベネディクトフ副書記がウクライナのNATO加盟は第3次世界大戦を引き起こすと警告。(R)
[ウクライナ情勢]
ウクライナ政府の被占領地域再統合省が過去1カ月で600以上の集落をロシアの占領から解放したと発表,南部へルソン州で75カ所,北東部ハルキウ州で502か所,東部ドネツク州で43カ所,東部ルハンスク州で7カ所。(R)
ウクライナ南部ミコライウにロシア軍がミサイル攻撃,5階建ての集合住宅の上層2回が全壊,市長発表。(AP)(R)
キーウ西方マカリウのインフラ施設をロシア軍のイラン製無人機が攻撃したとクレバ州知事発表。(AP)(R)
南部へルソン州の親ロシア派幹部がウクライナ軍のミサイル攻撃に連日さらされているとし,「ロシアの他の地域に移動する選択肢を住民に与える」と住民に退避を呼びかけ。(AP)(R)(AFP)
東部地域の親ロシア派武装勢力がドネツク州バフムート近郊の2集落を掌握したと発表。(AFP)
ロシア南部ベルゴロド州知事がウクライナ軍の砲撃を受けて集合住宅が損壊し弾薬庫が爆発したと発表,ウクライナのポドリヤク大統領顧問は自国軍の関与を否定しハルキウ標的に発射されたロシア軍のミサイルの誤爆と主張。(AFP)
イギリス国防省がウクライナに先進防空システム「NASAMS」,榴弾砲18基を供与すると発表。(AP)
[シリア情勢]
南部ダマスカスで政府軍兵士の乗るバスへのIED攻撃により兵士少なくとも18人死亡,20人負傷。(R)
10.14 バグダッド北東シャアブ地域で部族間抗争により1人死亡,2人負傷。(NINA)
バグダッド東部ニューバグダッド地域で武装集団同士の交戦により3人負傷。(NINA)
ヒッラ南部ショマリ地区で武装集団の銃撃により教師1人と母1人負傷。(NINA)
ティクリート東方トゥズクルマト地域でイラク軍がISメンバー3人を逮捕。(NINA)
株価:前日比853.34円高の27,090.76円。(2)(5) 国防総省が大統領指令によりウクライナへの7億2500万ドルの追加軍事支援を発表,ハイマース,精密誘導155o砲弾500発,対戦車兵器5000個,高機動多目的車両500台以上など。(D)
株価:前日比403.89ドル安の29,634.83ドル。(R)(5)
原油価格:前日比3.50ドル安の85.61ドル。(R)(5)
ロシアのプーチン大統領がウクライナを破滅させる意図はなく,標的の大部分はすでに攻撃したために新たな「大規模攻撃」の必要はないとし,予備役の部分動員はこの先2週間で終了させ,追加的動員の計画はないと述べる。(AP)(R)(AFP)
サウジアラビア政府がウクライナに4億ドルの人道援助を提供すると発表。(R)
スペースXのマスクCEOがウクライナでの衛星インターネットサービス「スターリンク」について,サービス維持のために毎月約2000万ドルを負担しており,無期限に資金提供や端末を追加することはできないと発表。(R)
[ウクライナ情勢]
ウクライナ大統領府が過去24時間にロシア軍の攻撃により民間人少なくとも9人死亡,15人負傷と発表。(AP)
ウクライナ北東部ハルキウをロシア軍が4基のミサイル攻撃,市長発表,損害や死傷者の有無に言及なし。(AP)
ロシア南西部ベルゴロド州知事がベルゴロドの変電所がウクライナ軍の攻撃を受け火災が発生したと発表。(AP)(AFP)
10.15 バグダッド北東ウル地区で武装集団の手榴弾攻撃により2人死亡,1人負傷。(NINA)
モスル西方地域で治安部隊が1人の射殺体発見。(NINA)
バグダッド東部カマリヤ地域で武装集団の民家への手榴弾攻撃により2人負傷。(NINA)
バグダッド中心部の酒店へ音響爆弾攻撃,死傷者なし。(NINA)
リトアニア国防相がロシアの脅威への対応措置として南東部パブラデに2019年から米軍が配備している重戦車大隊の駐留期間が少なくとも2026年まで延長されたと発表。(AFP)
ロシア南西部ベルゴロド州のロシア軍のウクライナ派遣兵の訓練場でタジキスタン出身者2人の発砲により11人死亡,15人負傷,発砲者は射殺,ロシア国防省発表。(AP)(R)
[ウクライナ情勢]
ウクライナ東部イジウムとハルキウを結ぶ鉄道の運行が再開。(AFP)
ゼレンスキー大統領が東部バフムート地域はロシア軍の度重なる攻撃にもかかわらず掌握していると発表。(R)
ゼレンスキー大統領が2月24日のロシア軍の侵攻開始以来のロシア軍兵士の死者は約6万5000人と発表。(R)
ウクライナ軍幹部がクラマトルスク,バフムート,アブディイウカでのロシア軍の11回の攻撃を撃退したと発表。(R)
10.16 バグダッド東部サドルシティで武装集団同士の交戦により1人死亡,2人負傷。(NINA)
バグダッド北西部シュラ地区で武装集団同士の交戦により2人負傷。(NINA)
モスル南方カイヤラ地区で警察がISの女性メンバー1人を逮捕。(NINA)
キルクーク西方ハウィジャ地域で警察の治安作戦によりIED4個と迫撃砲弾5発,ミサイル1基などを押収。(NINA)
ベラルーシ国防省がロシアの合同軍の一部としてクライナとの国境地域にロシア兵9000人を駐留させると発表。(AP)(R)
スペースXのマスクCEOがウクライナに提供中の「スターリンク」について無償提供を継続すると発表。(R)
[ウクライナ情勢]
ウクライナのゼレンスキー大統領が東部ドンバス地域のソレダルとバフムートでウクライナ軍とロシア軍の激しい戦闘が継続中と発表。(R)
東部ドネツクでウクライナ軍の砲撃により親ロシア派の行政庁舎が損壊。(AP)(R)
ウクライナ全土の30カ所以上に過去24時間でロシア軍のミサイル攻撃や無人機攻撃,ウクライナ軍当局発表。(R)
ロシア国防省がドネツク,へルソン,ミコライウでウクライナ軍の攻撃を撃退し大きな損害を与えたと発表。(R)
[パレスチナ情勢]
ヨルダン川西岸地区でイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人1人死亡,3人負傷。(R)
[シリア情勢]
南部デラア州ジャシムで政府軍とロシア軍の作戦行動によりイスラム武装勢力戦闘員20人死亡,ロシア軍は13日の政府軍兵士の乗るバスへの攻撃者と発表。(R)
10.17 キルクーク西方地域で不発ミサイルの爆発により子ども2人死亡,1人負傷。(NINA)
バグダッド東部サドルシティで部族間抗争により1人死亡,2人負傷,その後の武装集団同士の交戦により1人死亡,2人負傷。(NINA)
アンバル州の砂漠地帯でシーア派民兵部隊がISの隠れ家を発見し破壊。(NINA)
株価:前週末比314.97円安の26,775.79円。(2)(5) 株価:前週末比550.99ドル高の30,185.82ドル。(R)(5)
原油価格:前週末比0.15ドル安の85.46ドル。(R)(5)
ロシア南部アゾフ海沿岸のエイスクで訓練中のロシア軍スホーイ34戦闘爆撃機が集合住宅に墜落し火災発生,6人死亡,25人負傷。(R)(AFP)
EU外相理事会でウクライナ軍兵士1万5000人の訓練の実施と5億ユーロ(4億8600万ドル)相当の追加資金提供で合意,ウクライナ向けの資金提供は総額30億ユーロ超。(AP)(R)
ロシアの国連機関代表部の元外交官でウクライナ侵攻に抗議して5月に辞任したボンダレフ氏がフォーリン・アフェアーズ誌に寄稿し,ロシアのプロパガンダに即した報告をする外交官が評価される実態から「イエスマン」によってプーチン大統領が侵攻という決断をする土壌となっていると指摘,「プーチン氏が失脚すればロシアの将来は極めて不確実なものとなる」と主張。(R)
ロシア国営TVの生放送中にウクライナ侵攻に対する抗議を行なったオフシャンニコワ氏が国外に脱出したと同氏の弁護士が発表。(AP)(R)(AFP)
[ウクライナ情勢]
ウクライナ中部キーウ中心部へのロシア軍のイラン製自爆無人機攻撃により妊婦とその夫含む少なくとも4人死亡,市長発表。(AP)(R)
東部スムイ州のエネルギー施設へのロシア軍の攻撃により4人死亡,州知事発表。(AP)(AFP)
ロシア国防省がウクライナ全土の軍事目標とエネルギー・インフラ標的に高精度兵器による大規模な攻撃を実施し「指定されたすべての目標」に命中したと発表。(AP)(R)(AFP)
ウクライナ南部ザポリージャ原発でロシア軍の砲撃により外部電源が遮断され非常用発電機に切り替えたとエネルゴアトム発表。(R)
10.18 バグダッド南方サイディヤ地区で武装集団同士の交戦により1人死亡,1人負傷。(NINA)
サラハディン州ドール地区でシーア派民兵部隊がISの攻撃を撃退。(NINA)
モスル西部で警察がISの残した400ポンド爆弾を発見し処理のためにイラク軍に移譲。(NINA)
ニナワ州北西部シンジャル中心部でトルコ軍戦闘機の空爆によりクルド労働者党(PKK)メンバー1人死亡,1人負傷。(NINA)
株価:前日比380.35円高の27,156.14円。(2)(5) 株価:前日比337.98ドル高の30,523.80ドル。(R)(5)
原油価格:前日比2.64ドル安の82.82ドル。(R)(5)
ロシア大統領府が併合を宣言したウクライナ南部・東部4州はロシアの核兵器の保護下にあるとの声明を発表。(AP)(R)
イラン政府が10月6日にロシアに無人機や地対地弾道ミサイルを供給することで合意していたことが明らかに。(R)
NATOのストルテンバーグ事務総長がウクライナがロシア軍の無人機攻撃から防衛できるように数日中に防空システムを供給すると発表。(R)
[ウクライナ情勢]
ウクライナのゼレンスキー大統領がロシアがウクライナ攻撃のためにイラン製の無人機に依存していることはロシアが政治的にも軍事的にも破綻しつつある状況を露呈しているとの認識を表明。(AP)(R)
ゼレンスキー大統領が今月10日以降のロシア軍の空爆により国内の発電所の30%が破壊され各地で大規模な停電が発生したと発表。(AP)(R)(AFP)
キーウ北部の火力発電所へのロシア軍の空爆により3人死亡,北東部ハルキウ州の発電施設や東部ドニエプルのエネルギー施設もロシア軍の攻撃により「深刻な被害」。(AP)(R)
ロシア軍のスロビキン総司令官が「クビャンスク,リマン,ミコライウ方面」に関して「特別軍事作戦をめぐる状況は緊迫していると述べ,ウクライナの圧力によってロシア軍が「きわめて困難な状況にある」との認識を表明。(AP)(R)(AFP)
南部へルソン州のロシアが任命した責任者がドニエプル川の右岸にある4つの集落から住民を避難させると発表。(AP)(R)(AFP)
[パレスチナ情勢]
オーストラリア政府がモリソン前政権がトランプ米前大統領に追従してエルサレムをイスラエルの首都と認定した決定を撤回すると発表,ウォン外相はエルサレムの地位はイスラエルとパレスチナの和平交渉で決定されるべきだと述べる。(AFP)
10.9 バグダッド東部バラディヤット地域で武装集団同士の交戦により4人負傷。(NINA)
ティクリート東方トゥズクルマト地域でイラク軍が「テロリスト」3人を逮捕したと国防省発表。(NINA)
株価:前日比101.24円高の27,257.38円。(2)(5) バイデン大統領が「プーチン大統領は極めて困難な状況に置かれている。ウクライナ国民を残虐に扱うことで脅しに屈服させようとすること以外にプーチン氏には手段が残されていないように見える」と述べる。(R)
株価:前日比99.99ドル安の30,423.81ドル。(R)(5)
原油価格:前日比2.73ドル高の85.55ドル。(R)(5)
ロシアのプーチン大統領が併合宣言したウクライナ南部・東部4州に戒厳令を導入すると発表。(AP)(R)(AFP)
南部へルソン州の親ロシア派幹部が今後6日間で5〜6万人をロシアとドニエプル川左岸に避難させると発表。(AP)(R)(AFP)
西部イワノフランコフスク州ブルシュティン市の主要火力発電所がロシアのミサイル攻撃を受け火災発生,州知事発表。(R)
・北部チェルニヒウ州でロシア軍の無人機攻撃により3人負傷,大統領府高官発表。(R)
・キーウ市長が同市上空に飛来した「ロシアのロケット弾数発」が撃墜されたと発表,北部軍司令部がチェルニヒウ州でロシア軍のミサイル2発を撃墜したと発表。(AFP)
・ウクライナ軍当局がロシアの巡航ミサイル4基とイラン製無人機10機を撃墜したと発表。(AFP)
[パレスチナ情勢]
ヨルダン川西岸地区のユダヤ人入植地外でパレスチナ武装組織メンバーの銃撃によりイスラエル人1人負傷,警備員の発砲により銃撃者1人死亡,銃撃者は10月8日にエルサレム郊外のパレスチナ難民キャンプでパレスチナ人の発砲によりイスラエル兵1人が死亡し3人が負傷した事件の容疑者と警察発表。(R)
[アフガニスタン情勢]
タリバン政権が外国人女性記者のグリンスキー氏のアフガニスタン入国を禁止したと発表。(K)
10.20 バクバ北東ワクフ地域の治安部隊拠点へのISの攻撃により将校1人死亡,警官2人負傷。(NINA)
バグダッド南西ラドワニヤ地域で武装集団同士の交戦により1人死亡,2人負傷。(NINA)
バグダッド西郊アブグレイブで治安部隊が女性1人の射殺体発見。(NINA)
スレイマニヤで自動車爆弾の爆発により2人負傷。(R)
米国務省が日本政府の「スタンダードミサイル6(SM6)」32基の売却要請を受けて,売却を承認したと国防総省が発表,価格は推定4億5000万ドル。(R)
株価:前日比250.42円安の27,006.96円。(2)(5)
国務省のプライス報道官がクリミアを拠点とするロシア軍がイラン製無人機によりウクライナ全土を攻撃したことを確認し,イラン軍兵士がロシア軍の作戦を支援していると発表。(AP)(R)(AFP)
株価:前日比90.22ドル安の30,333.59ドル。(R)(5)
原油価格:前日比0.43ドル高の85.98ドル。(R)(5)
ロシア外務省のザハロワ報道官が西側諸国がウクライナに供与する最新兵器が闇市場に流出し,いずれ世界各地の過激派や犯罪グループが入手することになると警告(R)
[ウクライナ情勢]
ウクライナのゼレンスキー大統領がEU首脳会議向けのビデオ・メッセージでロシアが多数のウクライナ国民のEUへの移住を意図して電力インフラを攻撃しているとの認識を表明,対空システムのさらなる提供とロシアに無人機を提供しているイランへの制裁を呼びかけ。(AP)(R)
クレバ外相がイスラエルのラピド首相と会談しミサイル防衛システムの供与を要請。(AP)(R)
チェコ政府がEU加盟国の協議によりロシアにイラン製無人機を供給したイランのシャヘド航空産業とイラン軍将軍3人に対して制裁を科すことで合意したと発表。(AP)(R)(AFP)
ウクライナ軍参謀副長が北方戦線でロシア軍がベラルーシから攻撃を仕掛けてくる可能性が高まっているとの認識を表明。。(AP)(AFP)
ウクライナ軍が設置したロシア兵に降伏を勧めるホットラインの9月中旬開設以来のアクセス者は3000人を超えたと管理者が発表。(AP)
ウクライナ全土へのロシア軍の無人機とミサイル攻撃により民間人少なくとも3人死亡,14人負傷と政府当局発表。(AP)
[パレスチナ情勢]
ヨルダン川西岸地区ジェニンでイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人1人死亡。(R)
[アフガニスタン情勢]
西部ファラー州ファラー・ロッド地区で迫撃砲弾の爆発により青年1人死亡。(K)
南部カンダハル州スピンボルダク地区のパキスタン国境地域でタリバン軍とパキスタン国境警備隊との交戦によりアフガン人女性1人死亡。(K)
10.21 バグダッド北東シャアブ地域で治安部隊が女性1人の射殺体発見。(NINA)
バグダッド東部ファディリヤ地域で武装集団同士の交戦により3人負傷。(NINA)
ディヤラ州ライラ地域でシーア派民兵部隊がISの拠点を砲撃し破壊。(NINA)
バグダッド北郊タルミヤでシーア派民兵部隊がISメンバー2人を逮捕。(NINA)
株価:前日比116.38円安の26,890.58円。(2)(5) 2021年1月6日の連邦議会議事堂襲撃事件を調査する下院特別委員会がトランプ前大統領に対して11月4日までに関連資料を提出し同月14日前後に宣誓証言のために出頭するよう命じる召喚状を発令。(AP)(R)(AFP)
トランプ前大統領の主席戦略官を務めたバノン氏が下院特別委員会の召喚状を無視したとして起訴された裁判で連邦裁判所が罰金6500ドルと禁固4カ月の刑を言い渡し。(AP)(AFP)
株価:前日比748.97ドル高の31,082.56ドル。(R)(5)
原油価格(12月物):前日比0.54ドル高の85.05ドル。(R)(5)
英独仏3カ国がロシアがウクライナ攻撃にイラン製無人機を使用し国連安保理決議2231に違反した疑いがあると国連に調査を要請。(R)
EU欧州委員会のフォンデアライエン委員長がウクライナに対してEUは2023年に月額15億ユーロの支援を実施すると発表。(R)(AFP)
バルト3国首脳がウクライナ侵攻を「侵略犯罪」としてロシア指導部を裁く特別法廷の設置をEU諸国に呼びかけ。(AFP)
ロシアのショイグ国防相と米国のオースティン国防長官が電話会談。(AP)(AFP)
[ウクライナ情勢]
ウクライナ大統領府が南部へルソン州の88の集落を奪還したと発表。(AFP)
ウクライナ北東部ハルキウの産業施設へのロシア軍のミサイル攻撃により5人負傷,市長発表。(R)
南部へルソン州のドニエプル川に架かるアントニフスキー橋をウクライナ軍がミサイル攻撃しにより避難民4人死亡,13人負傷と親ロシア派当局者発表,ウクライナ軍報道官は攻撃は夜間外出禁止時間帯で民間人はいなかったと反論。(AP)(R)(AFP)
ウクライナ政府のエネルギー相が10月10日以降のロシア軍の攻撃により火力発電能力の少なくとも半分の4000MWが失われたと発表。(R)
ゼレンスキー大統領が南部へルソン州のカホウカ・ダムと水力発電所にロシア軍が爆薬を仕掛け爆破を計画していると発表。(R)(AFP)
ゼレンスキー大統領がウクライナの穀物輸出を行なう船舶の通行をロシアが意図的に遅らせていると非難。(R)
イエメン南部の石油ターミナル標的のフーシ派の無人機攻撃を迎撃したと政府が発表。(R)
10.22 バグダッド東部カマリヤ地域で武装集団の襲撃によりバドル機構指導者1人死亡。(NINA)
バクバ北東アッバラ地区に迫撃砲弾4発が着弾し民間人2人負傷。(NINA)
バグダッド北東部シャアブ地域で武装集団同士の交戦により5人負傷。(NINA)
バグダッド東部タリク地区で部族間抗争により4人負傷。(NINA)
キルクーク地域でイラク軍の空爆によりISの拠点を破壊。(NINA)
サラハディン州とディヤラ州を結ぶISの兵站線をシーア派民兵部隊が封鎖。(NINA)
岸田首相がオーストラリア西部パースを訪問しアルバニ―ジー首相と会談,機密性の高い情報を共有して防衛協力を深める新たな安保共同宣言に署名。(AFP) [ウクライナ情勢]
ウクライナ各地のエネルギー施設やインフラをロシア軍がミサイル攻撃,ゼレンスキー大統領が西側諸国から供与された防空システムがミサイルの撃墜に効果をあげていると発表,ウクライナ軍司令部がロシア軍のミサイル20基とイラン製無人機10機を撃墜したと発表,空軍司令部がロシア軍のミサイル33基のうち18機を撃墜したと発表。(R)
ウクライナ軍が南部へルソン州の2つの村をロシア軍の支配から奪還したと発表。(R)
南部へルソン州の親ロシア派行政機構がウクライナ軍の攻撃による被害を避けるために住民に迅速な退避を呼びかけ。(R)
[パレスチナ情勢]
ヨルダン川西岸地区でイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人1人死亡,軍当局はパレスチナ人の車がイスラエルに不法に侵入しようとしたための予防措置と説明。(R)
エルサレムでイスラエル警官の発砲によりパレスチナ人1人死亡,警察当局はパレスチナ人がイスラエル人1人をナイフで襲撃し負傷させたための発砲と説明。(R)
[アフガニスタン情勢]
カブールでタリバン軍部隊が発見したISの隠れ家を急襲し銃撃戦。(K)
南東部パクティア州ザジ地区で不発迫撃砲弾の爆発により子ども2人死亡,2人負傷。(K)
北部バグラン州プレクムリで少女1人の射殺体発見。(K)
10.23 バグダッド東部サドルシティで武装集団同士の交戦により1人死亡,3人負傷。(NINA)
バグダッド東部ファディリヤ地域で武装集団同士の交戦により1人死亡,3人負傷。(NINA)
北部地域でトルコ軍の作戦行動によりクルド労働者党(PKK)戦闘員3人死亡,トルコ国防省発表。(NINA)
ロシアのショイグ国防相が英・仏・トルコの国防相と相次いで電話協議し「ウクライナ政府が“汚い爆弾(Dirty Bomb,放射性物質を内包した爆弾)”を使用する可能性」を強調し,ウクライナ情勢は「制御不可能なエスカレーション」に向かっていると主張,ロシア国営ノーボスチ通信がウクライナ政府が“汚い爆弾”の製造の最終段階にあると報道。(R)(2)
[ウクライナ情勢]
ウクライナのゼレンスキー大統領とクレバ外相がショイグ国防相のウクライナによる“汚い爆弾”の使用可能性発言を事実無根と否定。(R)(2)
南部ミコライウのウクライナ支配地域へのロシア軍のミサイルと無人機攻撃により集合住宅1棟が損壊。(R)
[パレスチナ情勢]
ヨルダン川西岸地区ナブルスでパレスチナ武装組織とイスラエル軍の交戦,イスラエル軍が仕掛けた爆弾により武装組織幹部1人死亡,武装組織「Den of Lions」発表。(R)
[アフガニスタン情勢]
北部タカール州タレカンでタリバン車両に仕掛けられた爆弾の爆発によりタリバン戦闘員2人死亡,3人負傷。(K)
北部タカール州イシュケメッシュ地区の警察署長事務所内での爆弾の爆発によりタリバン戦闘員5人死亡。(K)
北部タカール州でISの隠れ家を発見したタリバン治安部隊の攻撃によりISメンバー4人死亡,タリバン治安当局発表。(K)
10.24 バグダッド北東部ボブ・アルシャム地域で手榴弾攻撃により1人死亡,3人負傷。(NINA)
バグダッド北東フセイニヤ地域で武装集団同士の交戦により1人死亡,1人負傷。(NINA)
バグダッド中心部アルミダン地域で治安部隊が女性1人の射殺体発見。(NINA)
モスル西部アヤディヤ地区で治安部隊が民間人1人の射殺体発見。(NINA)
モスル南方シュラ地区でISが設置したIEDの爆発により民間人1人負傷。(NINA)
株価:前週末比84.32円高の26,974.90円。(2)(5) 株価:前週末比417.06ドル高の31,499.62ドル。(R)(5)
原油価格:前週末比0.47ドル安の84.58ドル。(R)(5)
ロシア軍のゲラシモフ参謀総長がイギリス軍のラダキン参謀長との電話会談でウクライナの“汚い爆弾”の使用可能性と戦争拡大計画を主張,ラダキン参謀長はロシア側の主張を否定,両者が緊張緩和のためにオープンなコミュニケーションを維持する重要性で一致,ゲラシモフ氏はアメリカ軍のミリー統合参謀本部長とも電話会談し同様の主張。(AP)(R)
ロシア国防省がウクライナが「挑発行為」を行なう恐れがあるためロシア軍が放射能汚染の中でも行動できるように準備したと発表。(AP)(R)
米国務省のプライス報道官がロシアが“汚い爆弾”または通常の核兵器を使用した場合「重大な結果」に直面すると警告。(AP)(R)
[ウクライナ情勢]
ゼレンスキー大統領がソ連のウクライナ侵攻開始から丸8カ月の演説で,ウクライナ軍が東部ドネツク州,ルハンスク州,ハルキウ州,南部へルソン州のロシア支配地域に進軍・奪還しつつあるとし,さらにザポリージャ地域とクリミアの奪還をめざすと宣言。(AP)
ウクライナ南部へルソン州の親ロシア派当局が地元住民による民兵部隊を組織していると発表。(R)
ゼレンスキー大統領がイスラエルに対してロシアとの戦争への参加を呼びかけ。(R)
[パレスチナ情勢]
ヨルダン川西岸地区ナブルスでパレスチナ武装組織とイスラエル治安部隊の銃撃戦によりパレスチナ人2人死亡,数人負傷。(R)
[アフガニスタン情勢]
北東部バダクシャン州でタリバン軍の作戦行動により反タリバン派の国民抵抗戦線(NRF)メンバー38人死亡,78人を逮捕,同州のタリバン行政当局発表。(K)
10.25 バグダッド東部ファディリヤ地域で武装集団の襲撃により1人死亡。(NINA)
ニナワ州サマキヤ地域でシーア派民兵部隊がISが隠した迫撃砲弾42発を発見し押収。(NINA)
ニナワ州でシーア派民兵部隊がIS幹部1人を逮捕。(NINA)
キルクーク西方ハウィジャ地域で警察がISの武器貯蔵所を発見しIEDや迫撃砲弾などを爆破処理。(NINA)
株価:前日比275.38円高の27,250.28円。(2)(5) 株価:前日比337.12ドル高の31,836.74ドル。(R)(5)
原油価格:前日比0.74ドル高の85.32ドル。(R)(5)
ロシアのプーチン大統領が先週立ち上げたミシュスチン首相を議長とするウクライナ侵攻に必要な物資などの調達を円滑化するための調整会議で,軍備増産と医療・後方支援の拡充のために政府組織と地域の連携強化が必要と述べる。(AP)(R)
国連安保理の非公開会合でロシア代表がウクライナは“汚い爆弾”を使用する準備をしていると主張,具体的根拠は示さず。(AP)(R)
[ウクライナ情勢]
ウクライナのクレバ外相が“汚い爆弾”の開発を計画したことはなく,ロシアの主張は攻撃を自作自演する「偽旗作戦」を計画しているように見えると発言。(AP)(R)
東部ドネツク州バフムートでロシア軍の攻撃により民間人7人死亡,3人負傷と州知事発表。(AP)(AFP)
南部メリトポリのロシア連邦警備局とTV局の入るビル近くで自動車爆弾の爆発により5人負傷と親ロシア派行政機構発表。(AP)
南部ミコライウでロシア軍の砲撃により集合住宅と幼稚園に被害。(AP)
[パレスチナ情勢]
ヨルダン川西岸地区ナブルスでイスラエル軍が大規模なパレスチナ武装組織掃討作戦を実施,銃撃戦などにより武装組織“Den of Lions”指導者1人とパレスチナ人5人死亡,20人負傷。(R)
[アフガニスタン情勢]
ダネシュ前副大統領がタリバンとの戦いと連邦共和国樹立をめざす政治組織「アフガニスタンの正義と自由」を結成。(K)
10.26 キルクーク南方ダクク地区でISの攻撃によりイラク兵2人死亡。(NINA)
ヒッラで武装集団の銃撃により青年1人死亡。(NINA)
バクバ北東カナキン地域で武装集団の銃撃により民間人1人死亡。(NINA)
バグダッド東部カマリヤ地域で部族間抗争により4人負傷。(NINA)
バクバ北東アッバラ地区で治安部隊がIS残存勢力追跡作戦を実施。(NINA)
株価:前日比181.56円高の27,431.84円。(2)(5) ブリンケン国務長官がサウジアラビアが国連でロシアによるウクライナ4州の併合に反対票を投じ,ウクライナへの復興・人道支援を表明するなどウクライナ寄りの姿勢を示したことを評価しつつ,OPECプラスによる石油減産という「誤った」決定を補うものではないと述べる。(R)
株価:前日比2.37ドル高の31,839.11ドル。(R)(5)
原油価格:前日比2.59ドル高の87.91ドル。(R)(5)
ロシアの戦略核戦力部隊が演習を実施,ICBMやSLBMの発射など,プーチン大統領が視察,米政府に事前通告済み。(AP)(R)
ロシアのショイグ国防相が中国の国防相とインドの国防相と電話会談し,ウクライナが“汚い爆弾”による挑発行為を計画していると主張,インド国防省は対話による解決の追求が必要と主張。(AP)(AFP)
NATOのストルテンバーグ事務総長がウクライナが“汚い爆弾”の使用を準備しているとするロシアの主張について「自らの企みを隠すために他者を非難する」というお決まりの策略だと非難。(R)(AFP)
[ウクライナ情勢]
ウクライナのレズニコフ国防相が南部へルソン州でのロシア軍への反攻は雨天と地域特性により北東部ハルキウ地域での反攻よりも困難な状況との認識を表明。(R)
東部ルハンスク州のクレミナとサバトブでウクライナ軍との激しい戦闘が起こっていると親ロシア派幹部が発表。(AP)
ウクライナ政府高官が各地の40以上の町をロシア軍が攻撃し少なくとも2人死亡と発表。(AP)
イラン南西部シラーズのシーア派霊廟を3人の武装集団が襲撃し少なくとも15人死亡,40人以上負傷,ISが実行声明。(AP)(R)(NINA)
[シリア情勢]
南部ダマスカスの複数の標的に対してイスラエル軍のF16戦闘機2機が8基のミサイルを発射,うち4基を政府軍の防空システムが撃墜,政府軍兵士2人負傷,シリア駐留のロシア調整センター発表。(NINA)
[アフガニスタン情勢]
北西部バドギス州カディス地区でタリバン戦闘員の発砲により少女1人死亡,1人負傷,タリバン州知事報道官が戦闘員の誤射と発表。(K)
10.27 ディヤラ州でイラク軍対テロ部隊の作戦行動によりIS指導者1人死亡。(NINA)
サラハディン州とディヤラ州の境界地域東部のムタイビジャ地でイラク軍がISの拠点を空爆。(NINA)
バグダッド北東部で武装集団の銃撃により1人死亡,2人負傷。(NINA)
株価:前日比86.60円安の27,345.24円。(2)(5) 国防総省がウクライナに対する2億7500万ドルの追加軍事支援を発表。(AP)
株価:前日比194.17ドル高の32,033.28ドル。(R)(5)
原油価格:前日比1.17ドル高の89.08ドル。(R)(5)
ロシアのプーチン大統領がロシア専門家との会合「バルダイ・ディスカッション・クラブ」で,ウクライナ侵攻に後悔はないとし,「特別軍事作戦」は依然として目的を達成しつつあると述べ,ロシアが核兵器の使用に言及したことはなく,西側諸国がロシアに対して核による脅迫を行なって戦争を煽り,世界中に混乱をもたらす地政学的ゲームを展開していると非難し,この先は第2次世界大戦以降のもっとも危険で予測不可能かつ重要な10年になるだろうと主張。(AP)(R)(AFP)
ロシア大統領府のぺスコフ報道官がウクライナが3月に停戦交渉を切り上げたのは米国に命令されたためだとプーチン大統領が主張していると発表。(AP)(R)
ロシア連邦議会下院が重大犯罪で服役した元受刑者の軍隊への動員を可能にする法案を可決。(AFP)
ロシア外務省高官が米国などの商業衛星がウクライナ戦争に使用された場合はロシアの攻撃対象となる可能性があると警告。(AP)(R)
米NSCのカービー戦略広報調整官が西側諸国の商業衛星がロシアの攻撃を受けた場合に対応することを確約。(AP)(R)(AFP)
オーストラリアのマールズ国防相がウクライナ軍の訓練支援のためにイギリスに70人を派兵士装甲車30台を供与すると発表。(R)
[ウクライナ情勢]
ウクライナの送電会社ウクレネルゴがロシア軍が中部地域の送電網を攻撃したためにさらなる電力供給制限の可能性があると発表。(R)
クリミア半島の行政当局がバラクラバ火力発電所に無人機攻撃を受けたが大きな損害も死傷者もなかったと発表。(AFP)
ロシア南部チェチェン共和国のカディロフ首長がウクライナ南部へルソン州での戦闘でチェチェン兵23人死亡,53人負傷と発表。(AFP)
10.28 モスル西方バアジで治安部隊がISの女性メンバー2人を逮捕。(NINA)
バグダッド東部ジャミア地域で武装集団が自動車に手榴弾攻撃,物的損害のみ。(NINA)
ニナワ州北西部シンジャル地域でトルコ軍の無人機の空爆によりクルド労働者党(PKK)戦闘員2人死亡,3人負傷,クルド自治政府の対テロ部隊発表。(NINA)
モスル西方バアジでトルコ軍の無人機の空爆によりクルド労働者党(PKK)の女性指導者1人死亡,1人負傷,警察発表。(NINA)
株価:前日比240.04円安の27,105.20円。(2)(5) 国防総省がバイデン大統領の指示に基づいてウクライナに対する2億7500万ドルの追加軍事支援を発表,ハイマース用弾薬,精密誘導155o砲弾500発,対装甲車両用遠隔操作砲弾2000発,多目的高機動車両125台,小火器用弾薬275万発,衛星通信アンテナ4基など,ロシアのウクライナ侵攻以来の対ウクライナ安全保障援助の類型学は179億ドル。(D)
株価:前日比828.52ドル高の32,861.80ドル。(R)(5)
原油価格:前日比1.18ドル安の87.90ドル。(R)(5)
ロシアのショイグ国防相が9月に開始した予備役の部分動員が23日に完了し,動員された新兵8万2000人が紛争地域に派遣され21万8000人が訓練中とプーチン大統領に報告したと発表。(AP)(R)(AFP)
ウクライナのゼレンスキー大統領がロシアの予備役部分動員終了宣言に対して派遣された予備役兵は「準備も装備も不充分で,司令部によって残酷に使われている。またすぐに戦地に送る新たな人員が必要になることは想像に難くない」とコメント。(R)
[ウクライナ情勢]
ウクライナのクレバ外相がイランのアブドラヒアン外相との電話会談でロシアへの兵器提供を中止するよう要求,イラン側はロシアとの防衛協力を認めつつウクライナで使用される兵器の提供は否定。(AP)(R)
東部ルハンスク州でウクライナ軍がロシア軍占領の2地区を結ぶ主要道路を掌握したと発表。(R)
ゼレンスキー大統領が南部へルソン州でロシア軍が医療機器や救急車などを大量に接収し住民がこの地域で暮らせないようにしていると非難。(R)
南部へルソン州の親ロシア派行政機構がへルソンからの住民退避が完了したと発表。(AFP)
ウクライナ空軍報道官がこれまでにイラン製無人機300基以上を撃墜したと発表。(R)
南部ザポリージャ地域,ニコポル地域などでロシア軍の攻撃により民間人少なくとも4人死亡,10人負傷とウクライナ大統領府発表。(AP)
[パレスチナ情勢]
ヨルダン川西岸地区ナブルス近郊でイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人2人死亡,1人負傷,イスラエル軍はパレスチナ武装組織の車が軍駐屯地へ発砲したための反撃と説明。(R)
10.29 バグダッド北東部ベヌーク地区のサッカー・スタジアム近くの駐車場で車に仕掛けられた爆弾が爆発,近くのガス輸送車の爆発を誘発し10人死亡,20人以上負傷。(R)(NINA)
バグダッド南部ドーラ地区で治安部隊が男性1人の射殺体発見。(NINA)
タルアファル地域でIED攻撃により民間人2人負傷。(NINA)
バグダッド東部タニア地区で手榴弾攻撃により2人負傷。(NINA)
ディヤラ州とスレイマニヤ州の境界地域でISとペシュメルガの交戦,詳細未発表。(NINA)
ロシア国防省が具体的根拠を示さずに英海軍がノルドストリーム1,2を爆破したと主張,英政府が虚偽情報と非難。(R)(AFP)
[ウクライナ情勢]
クリミア半島のセバストポリのロシア任命の市長がロシア黒海艦隊の基地がある同市の港を攻撃した無人機の全機を撃墜し攻撃を撃退したと発表。(AFP)
ロシア政府が黒海艦隊が無人機16機による攻撃を受けたため,輸送船の安全が保障できないとして国連仲介のウクライナ産の穀物輸出合意への参加の停止を発表。(AP)(R)
ウクライナのゼレンスキー大統領がロシアによるウクライナの穀物輸出停止措置はアフリカやアジアなどの食糧危機を意図したものであるとして,国連やG20による強い国際的対応を要求。(AP)(R)
ウクライナ内務省顧問がロシアの黒海艦隊の4隻が損害を受けたのは爆発物の取り扱いの不注意によると発表。(AP)
ソマリア・モガディシオの教育省前で自動車爆弾が爆発,集まった群衆や救急隊に対する2台めの自動車爆弾攻撃により治安部隊員含む少なくとも合計100人死亡,300人以上負傷,教育省が子どもたちにキリスト教に基づくシラバスによる教育を実施しているためとアルシャバブが実行声明。(R)(AFP)
[パレスチナ情勢]
ヨルダン川西岸地区南西部ヘブロンのユダヤ人入植地でパレスチナ人の銃撃により1人死亡,3人負傷,警備員の発砲により襲撃者のパレスチナ人1人死亡。(R)
[アフガニスタン情勢]
カブールのモスク内に仕掛けられた爆弾の爆発により7人負傷。(K)
10.30 バグダッド北東ウル地区で武装集団同士の交戦により1人死亡,3人負傷。(NINA)
バグダッド東部ハビビヤ地域で武装集団の銃撃により1人死亡。(NINA)
キルクーク北部地域でIEDまたは手榴弾攻撃により民間人6人負傷。(NINA)
バクバ北東ワクフ地区で治安部隊がISの隠れ家を発見し破壊。(NINA)
[ウクライナ情勢]
ウクライナのゼレンスキー大統領が東部ドネツク地域でウクライナ軍がロシア軍の激しい攻撃を撃退したと発表。(R)
国連とトルコ,ウクライナが黒海経由のウクライナ産穀物の輸出合意について,ロシアが合意への参加を一時停止する措置に関わらずに継続・推進すると発表。(R)
[パレスチナ情勢]
ヨルダン川西岸地区エリコ近郊でイスラエル軍部隊標的にパレスチナ人が車で突進しイスラエル兵5人負傷,警官の発砲により運転していたパレスチナ人1人死亡。(R)
[アフガニスタン情勢]
南部ヘルマンド州ラシュカルガーで不発迫撃砲弾の爆発により子ども1人死亡,1人負傷。(K)
北東部バダクシャン州でタリバンがブルカを着用していない女子学生の大学キャンパスへの立ち入りを暴力的に阻止。(K)
10.31 バグダッド東部ニューバグダッド地区で武装集団同士の交戦により1人死亡,4人負傷。(NINA)
アマラで武装集団の銃撃により民間人1人負傷。(NINA)
キルクーク地域でイラク軍対テロ部隊がIS幹部1人を逮捕。(NINA)
サーマッラ南方ヤスリブ地区でシーア派民兵部隊の作戦行動によりISの自爆攻撃を阻止。(NINA)
株価:前週末比482.26円高の27,587.46円。(2)(5) 株価:前週末比128.85ドル安の32,732.95ドル。(R)(5)
原油価格:前週末比1.37ドル安の86.53ドル。(R)(5)
[ウクライナ情勢]
ウクライナのキーウ地域を含む各地へのロシア軍のミサイル攻撃により水力発電所含むエネルシー施設が被害を受け,広範囲に停電や断水,シュミハリ首相がミサイル44基を撃墜したと発表,ロシアのプーチン大統領が黒海艦隊が攻撃されたことへの報復攻撃と説明。(AP)(R)(AFP)
ロシア国防省が黒海経由のウクライナ産穀物輸出について,国連などとの合意による回廊を船舶が通過することは容認できないと発表,ウクライナ軍がロシア軍に対する軍事作戦に回廊を使用するためと説明。(AP)(R)(AFP)
ロシアがウクライナ産穀物輸出に使用する黒海の回廊を通過する貨物船から黒海艦隊が攻撃されたとする主張について,国連人道問題調整室のグリフィス室長が黒海艦隊が攻撃されたとする10月29日には回廊を通過する貨物船はなかったと否定。(R)
ゼレンスキー大統領が黒海経由のウクライナ産穀物輸出合意への参加をロシアが停止しても国連の計画下での穀物輸出を継続すると発表。(AP)(R)
IAEAのグロッシ事務総長がウクライナが“汚い爆弾”を製造しているとのロシアの主張に対するウクライナの核施設の調査を要請を受けてウクライナ国内の2つの核施設の査察を開始したと発表。(R)
モルドバ政府がウクライナの防空システムに迎撃されたロシア軍のミサイルが同国北部の村に落下したが死傷者はなく物的損害のみと発表。(AFP)
#印:軍による「誤射」・「誤爆」または過剰防衛によると見られる事件
上記年表およびIraq Body Count(IBC)のData Base(Recent Events)より作成。
イラク戦争開始以降の統計とIBCのDataの問題点については
こちらをご覧ください。
出来事の末尾の( )内の数字・文字は[出典]を表します。具体的な出典名は年表のトップページをご覧ください。

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