「イラク戦争」関連年表 2004年7月
主な出来事
【イラクおよび周辺地図】 【用語集(人名・地名・組織名等】 【イラク戦争関連兵器】
月日 | イラク軍事情勢 | イラク政治情勢 | 日本の対応 | アメリカの対応 | その他の国, 国際機関の対応 |
イラク周辺国情勢 |
7.1 | モスルで道路脇に仕掛けられた爆弾が爆発,多国籍軍兵士1人死亡,2人負傷。(2)(6) アンバル州で敵対勢力の攻撃により米海兵隊員2人死亡。(D) モスルで米軍車両が地雷を踏み米兵1人死亡。(D) モスルの米軍監視所への自動車爆弾攻撃で6月24日に負傷した米兵1人死亡。(D) |
サダム・フセイン元大統領ら旧政権幹部12人を裁く特別法廷がバグダッドの米軍基地内で開かれ,司法手続き始まる。(3)(6) バグダッドで財務省金融監督局長の車近くで爆発,同局長が負傷(後日死亡),運転手ら2人死亡。(3)(6) サーマッラで内務省のアドバイザー宅が武装勢力に襲撃され,イラク人護衛官4人死亡。(3)(6) |
先崎陸上幕僚長が記者会見で,イラク派遣の自衛隊は多国籍軍の指揮権の外にあると改めて表明。(2) | ヨルダンのアブドラ国王が英BBCテレビのインタビューで,イラク暫定政府の要請があればイラクに派兵する用意があると述べる。(3) パレスチナ自治区ガザ北部のユダヤ人入植地ネツァリム近くでイスラエル兵がパレスチナ人5人を射殺。ガザ南端ラファでイスラエル軍の銃撃によりパレスチナ人少年が死亡。北部のベイトハヌーンでイスラエル軍の武装ヘリのミサイル攻撃によりパレスチナ人7人負傷。(2) |
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7.2 | ポーランド国防軍が6月に同国部隊が入手したイラク軍のものと考えられる砲弾について,米軍の調査で一部からサリンを検出と発表。湾岸戦争以前のものと思われる。(5)(6) アンバル州で敵対勢力の攻撃による自動車事故で米海兵隊員1人死亡。(D) ファルージャ西方ハバニヤで銃撃により米兵1人死亡。(D) |
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7.3 | バグダッドで米軍が自動車爆弾の製造工場や武器保管場所を発見し捜索,51人拘束と発表。(3)(6) | アラウィ暫定首相が米ABCテレビのインタビューで,サドル師からマフディ軍団を解体するとの約束を取り付けたと発言。(2)(5) | ||||
7.4 | バグダッド北東約80キロの地点でイラクを南北に縦断する石油パイプラインが攻撃をうけ火災。(5)(6) バクバで国家警備隊基地に自爆攻撃,イラク人3人死亡,1人負傷。(2) |
ティクリートやファルージャ,バクバなどイラク中北部の各地でフセイン元大統領の司法手続きに反発する住民デモ。(2)(6) サドル師が「暫定政府は正当性がなく,我々は最後まで抵抗する」との声明を発表(6) |
パレスチナ自治区ガザ北部ジャバリヤ難民キャンプとガザ市内にある町工場をイスラエル軍の武装ヘリがミサイル攻撃,5人負傷。(2) | |||
7.5 | バクバで武装勢力が警察署長宅を襲撃,2人死亡,8人負傷。(2)(3) 米軍がファルージャの民家を空爆,イラク人10人以上死亡,ザルカウィ氏の隠れ家を目標に精密誘導爆弾で攻撃と説明。(2)(5)(6) アンバル州で敵対勢力の攻撃により米海兵隊員3人死亡。(D) |
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7.6 | バグダッド北60kmのハリスの葬儀会場で自動車爆弾が爆発,少なくとも14人死亡,70人負傷。(2)(3) 米軍がファルージャを空爆,12人死亡,5人負傷。(2)(3) アンバル州で武装勢力の攻撃により米海兵隊員4人死亡,1人負傷(21日に死亡)。(2)(3)(D) |
エネルギー省長官がイラクの旧核研究施設から1.77トンの低濃縮ウランと約1000種類の放射性物質を米国に空輸と発表。(2)(5) | パレスチナ自治区ナブルスの難民キャンプで過激派掃討作戦のため侵攻したイスラエル軍とパレスチナ人が衝突,パレスチナ人4人とイスラエル兵1人死亡。(2) | |||
7.7 | バグダッドのアラウィ首相の自宅付近やINA本部近くに砲撃やロケット弾攻撃,計10人負傷。(5)(6) バグダッド中心部でイラク国家警備隊と武装勢力の銃撃戦,警備隊員4人死亡,10人負傷。(2) サーマッラで米軍車両にRPG攻撃,米兵1人死亡。(D) |
暫定政府が非常事態発令などを可能にする国家安全法を発表,即時施行,非常時の首相権限を大幅に拡大。(2)(3) アルジャジーラが,「ハリド・ビン・アルワリド旅団」と名乗る武装集団がフィリピン人1人を拉致しフィリピン軍に撤退を要求するビデオを放映。(2)(3) |
オーストラリアが米国とミサイル防衛協定に署名。(D) | |||
7.8 | サーマッラの米軍とイラク治安部隊が共同利用する基地に迫撃砲攻撃,米兵5人とイラク人兵士2人死亡,米兵ら20人以上負傷。(3)(6)(D) サーマッラで米軍ヘリの攻撃で武装勢力4人死亡(3),敵対勢力の攻撃により空軍兵士1人死亡。(D) バグダッドで米軍車両に銃撃とRPG攻撃,米兵1人死亡。(D) |
アルジャジーラがザルカウィ氏グループが拉致したとするブルガリア人男性2人の映像を放映,米軍拘束のイラク人全員の解放要求。(2) | パレスチナ自治区ガザ北部ベイトハヌーンでイスラエル軍とパレスチナ人が衝突,少なくともパレスチナ人8人死亡。(2) | |||
7.9 | イラク戦争開戦以来の連合軍・多国籍軍兵士の死者が計1000人に達したとCNN報道,米兵の死者は880人,うち直接の戦闘による死者657人,イラク・ボディ・カウントによると,イラクの民間人の死者11264〜13118人と推計。(2)(3) | 上院情報特別委員会がイラク戦争前の米政府による情報収集・評価に関する報告書を発表。フセイン政権の核・生物・化学兵器開発継続を強調した02年10月の「国家情報評価」は「確実な情報の裏付けがなく誇張されている」と断定,アルカイダをフセイン政権が支援とのブッシュ政権の主張も「証拠は存在しない」と明確に否定。(2)(3)(5) | 国際司法裁判所(ICJ)が,イスラエルがヨルダン川西岸パレスチナ占領地で建設中の分離壁について,「占領地での分離壁建設は国際法違反であり,中止・撤去すべきだ」との勧告的意見。(2)(5) イスラエル政府がICJの司法判断を拒否し分離壁建設の継続を表明。(2) |
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7.10 | (現地9日夜)バグダッドの外国人宿泊のホテル標的の迫撃砲弾が住宅街に着弾,イラク人1人死亡,3人負傷。(2)(3) キルクーク郊外で火力発電所へのガスパイプライン爆発。(3) #ラマディで米海兵隊員がイラク人に発砲し2人死亡。(2) |
アルジャジーラが,武装勢力に拉致されたフィリピン人トラック運転手が同国イラク駐留部隊の撤退を求めるビデオを放映。(2)(3) | ||||
7.11 | サーマッラ近郊で米軍車列にIED攻撃,米兵2人死亡,3人負傷。(2)(D) ヒッラで米軍車両への攻撃により米兵2人死亡。(D) モスル南約140キロの路上で米軍車列にIED攻撃,米兵1人死亡,1人負傷。(5)(6) バグダッド西方アブグレイブ刑務所に迫撃砲弾着弾,民間下請け業者1人負傷。(2) |
イスラエルのテルアビブのバス停付近で爆弾が爆発,女性1人死亡,市民ら20人負傷。(2) | ||||
7.12 | ブッシュ大統領が,「大量殺人兵器の製造能力があり,テロリストに能力を伝授できた米国の公然の敵を,同時多発テロ後は見逃しておく余裕はなかった」と,フセイン政権の兵器製造能力を理由にイラク攻撃正当化の演説。(2)(5) | イラクのジバリ外相がブリュッセルで開かれたEU外相理事会に出席,EU側は選挙支援や警察官の訓練,行政官の研修などで今後,イラク支援を強化していく方針を表明。(2) フランス外務省は湾岸戦争開戦直後以来断絶していたイラクの暫定政権と外交関係を再開したとの声明を発表。(5) |
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7.13 | イラクの民間調査機関,イラク調査戦略研究センターが実施した最新の世論調査で,米軍駐留を望まないとの回答は66%(5) 産業省のカリム局長がバグダッドの自宅付近で射殺。(2)(3) |
(現地12日)アナン国連事務総長が国連のイラク復興支援活動を現地で統括する事務総長特別代表にパキスタンのアシュラフ・カジ駐米大使を任命。(2)(6) フィリピン政府,自国民の拉致事件に対してイラク駐留部隊の可能な限りの早期撤退を表明。(3)(5) |
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7.14 | グリーン・ゾーンで自動車爆弾が爆発,米軍発表で少なくとも民間人7人と国家警備隊員4人計11人死亡,米兵1人を含む30人負傷。(2)(3) ラマディで米海兵隊と武装勢力の戦闘,5人死亡,21人負傷。(2) タルアファルで攻撃を回避しようとした米軍車両の事故で米兵2人死亡。(D) |
(現地13日)ザルカウィ氏グループが人質としていたブルガリア人2人のうち1人殺害とアルジャジーラ報道。(2)(3) | バウチャー国務省報道官はフィリピンのセギス外務次官がイラク派遣部隊の早期撤退を表明したことに対し失望感を示す。(2) | 英政府の調査委員会,フセイン政権が開戦前に大量破壊兵器を保有していたとする英情報機関の情報に「重大な欠陥があった」と批判する報告書を発表。(2)(3)(5) ブレア英首相は報告書の指摘した事実を認めた上で戦争の正当性を改めて主張。(3)(5) フィリピン政府がイラク駐留部隊の撤退開始。(3)(5) |
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7.15 | キルクーク,カルバラ,ハディサなどで攻撃が相次ぎ,子供3人や警官などイラク人計16人死亡,32人負傷。(2)(3) モスルで5月20日に米軍車両への爆弾攻撃で負傷した米兵1人死亡。(D) |
アラウィ首相,テロ組織取締りのための新情報機関「総合保安局(GSD)」の創設を発表。(2)(5) |
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7.16 | ファルージャ周辺で米軍と武装勢力の衝突が相次いで発生,イラク人13人負傷。(5) アンバル州で敵対勢力の攻撃により米海兵隊員1人死亡。(D) |
フィリピン外相イラク駐留の人道支援部隊の指揮官に帰国を命令した,と発表。(3)(5) | ||||
7.17 | バビル州マハムディヤの国家警備隊施設近くで自動車爆弾で隊員2人死亡,47人負傷。(3)(5) ティクリートで警察署と警察官訓練センター近くで自動車爆弾が爆発,警察官2人死亡,5人負傷。(2) バイジで米軍車両への爆弾攻撃により米兵2人死亡。(D) |
サーマッラのINC地元支部長宅にロケット弾攻撃,支部長と息子が死亡,バグダッドでスンニ派系のイラク・イスラム党の幹部が銃撃され死亡。(2) バグダッド中心部の路上でハッサン司法相の車列そばで自動車が爆発,警備のイラク人4人死亡,数人負傷,ザルカウィ氏グループが実行声明。(2)(3) |
アルカイダ系を名乗る組織がイタリア政府に対し,イラクから軍を撤退しなければイタリア国内で自動車爆弾テロを連続して起こすとイスラム系サイトで警告。(5) | |||
7.18 | #米軍がファルージャを空爆,女性・子供含む14人死亡,ザルカウィ氏グループの拠点目標と説明。(5)(6) | イラク国防省のカーシム局長がバグダッド南部の自宅近くで射殺。(2)(3) | ||||
7.19 | バグダッド南西部の警察署前で自動車爆弾による自爆攻撃,9人死亡,約60人負傷。(2)(6) バビル州イスカンダリヤの米軍拠点に迫撃砲攻撃,米兵2人死亡。(D) |
フィリピン外務省,イラク駐留の人道支援部隊全員の撤退完了を発表。(3)(5) | ||||
7.20 | バクバ近郊でIEDで小型バスが爆発,4人死亡,国家警備隊の車列通過直後。(2) アンバル州で敵対勢力の攻撃により米海兵隊員2人死亡。(D) バグダッドでパトロール中の米軍に爆弾攻撃と銃撃,米兵1人死亡。(D) |
バスラ市でバスラ州元副知事が武装集団に銃撃され同乗者2人計3人死亡,選挙をめぐる争いか。(2)(6) 拉致されていたフィリピン人,バグダッドで解放。(3)(5) |
防衛庁がイラクで活動する陸上自衛隊の安全を確保するため,無人偵察ヘリ数機の派遣を検討。(2) ザルカウィ氏の組織を名乗るグループが日本政府へのメッセージとして,フィリピンと同様にイラクからの自衛隊撤退を要求,応じない場合はテロ攻撃の対象になるとウェブサイトを通じ警告。(3)(5) |
米国が約185億ドル拠出予定のイラク復興事業の受注について,イラク戦争支持の60カ国余に限定していた参加条件をテロ支援国家以外すべての国へ大幅緩和方針。(2)(3) | 国連総会が,イスラエルがヨルダン川西岸パレスチナ占領地に建設している分離壁について,建設を中止し撤去を求める決議を賛成多数(日本,EUなど150カ国賛成,米とイスラエルなど6カ国反対,10カ国棄権)で採択。(2)(6) アフガニスタンのウルズガン州で駐留米軍とタリバン残存勢力の戦闘、タリバン側4人を含む計6人死亡。(5) |
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7.21 | バグダッド中心部の病院にロケット弾,患者2人死亡,5人負傷,バグダッド南部の住宅街で自動車爆弾が爆発,4人死亡。(6) ラマディで米軍ヘリが武装勢力により撃墜,乗員3人死亡。(2) ラマディで米海兵隊と武装集団と戦闘,武装集団のメンバー25人殺害,25人拘束,米兵14人負傷。(2)(3) サーマッラで米軍車両にIED攻撃,米兵2人死亡。(D) |
「黒旗の掲揚者たち」を名乗る組織がクウェートの企業の外国人運転手7人を拉致,米軍との取引企業の撤退要求。(2) | 石破防衛庁長官,イラクへの約490人の第3次派遣部隊の編成命令。(2)(3) | 会計検査院(GAO),イラクとアフガニスタンの米軍駐留経費が2004会計年度で123億ドル不足するとの予測を発表。(5) | ||
7.23 | #米軍がファルージャを空爆,子供含む5人負傷,ザルカウィ氏の武装組織目標と説明。(2)(6) アンバル州で敵対勢力の攻撃により米海兵隊員1人死亡。(D) |
エジプトの外交官が「アラーの獅子」を名乗る武装組織に拉致。(2)(3) | ||||
7.24 | ティクリートで米軍車両への爆弾攻撃により米兵1人死亡。(D) | |||||
7.25 | ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区トルカレムでイスラエル軍がパレスチナ人武装グループの潜伏先を急襲,パレスチナ側の6人を殺害。(2) | |||||
7.26 | モスルの米軍基地ゲート前で自動車による自爆攻撃,イラク人3人死亡,米兵3人含む7人負傷。(2)(3) バスラで英軍基地のある空港に向かうバスが銃撃され,イラク人女性2人死亡,2人重傷。(2)(3) |
内務省の部族問題局次長がバグダッド南西部のバイヤ地区で銃撃され,護衛2人とともに死亡。(2)(3) 拉致されていたエジプトの外交官解放,武装集団の目的はアラウィ首相のエジプト訪問への抗議と語る。(2)(3) 「イラク・イスラム軍」を名乗る武装集団がパキスタン人2人とイラク人1人を拉致したと声明。(3) |
スペイン外務省,イラク撤兵を批判したダウナー豪外相の発言に正式に抗議。(2)(6) | |||
7.27 | バグダッド中心部に迫撃弾による攻撃,イラク人1人死亡,多国籍軍兵士14人負傷。(3)(6) バグダッド北東バラド・ルツで米軍車両への爆弾攻撃により米兵1人死亡。(D) |
民主党の全国党大会で政策綱領を採択,ブッシュ政権の単独行動主義を批判,国際協調重視の姿勢を前面に。(2)(6) | ||||
7.28 | バクバの警察署近くで自動車爆弾が爆発,70人以上死亡,30人以上負傷。(2)(6) バグダッド南方スワイラでイラク軍と多国籍軍の部隊が武装勢力と交戦,イラク兵7人と武装勢力35人死亡。(3)(6) アンバル州で敵対勢力の攻撃により米海兵隊員2人死亡。(D) バグダッド北郊タージで米軍車両への爆弾攻撃により米兵1人死亡。(D) |
武装集団が拉致していたクウェートの建設会社のパキスタン人2人を殺害,イラク人1人は解放。(2)(3) アンバール州知事宅を武装グループが襲撃,3人の息子を拉致。(2) |
サウジアラビアのサウド外相がパウエル米国務長官と会談,イラクの治安維持を目的としアラブ諸国とイスラム国家による合同軍を派遣する構想を提案。(5) | |||
7.29 | バグダッドとヒッラの間を移動中のポーランド軍の車列に攻撃,1人死亡,3人負傷。(2) キルクーク近くのハウィジャで銃撃により米兵1人死亡。(D) |
イラク国民会議の7月中の開催を断念,8月15日前後の見通し。(2)(6) ザルカウィ氏グループがクウェートの企業のソマリア人運転手を人質に企業のイラクでの活動停止要求。(2) |
アルカイダ傘下の組織がサウジアラビア,パキスタン,エジプトの3カ国を名指しし,イスラム諸国のイラク派兵に警告する声明をウェブサイトに掲載。(5) | |||
7.30 | ファルージャで米軍と武装勢力の戦闘,米軍は戦車と航空機でも攻撃。武装勢力側13人死亡,16人負傷。(2)(6) | パウエル国務長官,中東歴訪の途中で急きょバグダッドを訪問し,暫定政府のヤワル大統領らと会談。(2) | NATO,大使級理事会で,イラク軍治安部隊の訓練を開始するため,先遣隊を8月上旬に現地に派遣することで合意。(2)(6) | |||
7.31 | ニューヨーク・タイムズ,ブッシュ大統領ら米政府首脳がフセイン政権とアルカイダの協力関係を主張する主要な根拠となったアルカイダ上級幹部の証言が撤回されていたと報じる。(3) | イランのハラジ外相がウラン濃縮機器の組み立て・製造を再開したことを公表。(3) |
#:連合軍兵士の「誤射」・「誤爆」または過剰防衛によると見られる事件。
[出典] (1)朝日新聞データベース:http://dna.asahi.com:7070/hscdoc/asa-start.html (2)asahi.com:http://www2.asahi.com/special/iraqrecovery/など (3)共同通信:http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2004/iraq4/など (4)Sankei Web:http://www.sankei.co.jp/databox/iraq/sp_iraq_list.html (5)NIKKEI NET:http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/ (6)MSN-Mainichi INTERACTIVE:http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/ (7)YOMIURI ON-LINE:http://www.yomiuri.co.jp/features/gulf2/ (D)米国防総省:http://www.defenselink.mil/releases/archive.html |