土居丈朗「実践!公共経済学」



このページでは、雑誌『経済セミナー』日本評論社刊)で2001年4月号から1年間連載された「実践!公共経済学」の内容に関する情報をご紹介致します。
連載に関する情報、誌面では紙幅の都合で書き切れなかった内容、正誤訂正、内容に関する追加情報や最近の話題など、読者の皆様に感謝を込めてお贈り致します。


概要

 本連載は、政府に関わる現実の諸問題を取り上げながら、公共経済学を学ぶことを目的とします。公共経済学とは、政府や公共部門が行う経済活動を経済学的に分析する学問です。公共経済学を学ぶことによって、現在の政府の行政や財政に対するより実践的な理解を深めることができ、そのあるべき姿について考える1つの考え方をマスターすることを目指しています。
 連載での各回の内容は、下記のように予定しています。現実の政策のあり方を直視でき、数式はなるべく使わない(図表は使います)解説を心がけています。公共経済学のトピックスとしては、公共料金など下記以外にも取り上げたい事柄があるのですが、連載回数の都合でご紹介できないものが出てしまいました。この連載が単行本として刊行される暁(!?)には、加筆したいと考えています。

連載は、2002年3月号をもちまして、無事終了致しました。ご愛読頂きありがとうございました。連載を基に、2002年11月に日本評論社から『入門|公共経済学』として刊行致しました。このページは、連載終了後も、単行本刊行後も継続致します。是非、ご利用ください。







「実践!公共経済学」目次


第1回 公共経済学とは何か  『経済セミナー』2001年4月号70-77頁    追加情報
1 政府の役割
2 政府の必要性
3 本連載の理論的枠組み
第2回 公共財の最適な供給量を決める  『経済セミナー』2001年5月号68-77頁
1 公共財とは何か
2 公共財の最適供給条件
3 公共財の自発的供給
4 リンダール・メカニズム
5 クラーク=グローブス・メカニズム
第3回 税の望ましい徴収方法−消費課税編  『経済セミナー』2001年6月号70-77頁
1 租税原則
2 消費課税
3 従量税(部分均衡分析)
4 消費課税の効率性(一般均衡分析)
5 ラムゼイ・ルール
第4回 税の望ましい徴収方法−所得課税編  『経済セミナー』2001年7月号86-93頁    追加情報
1 労働所得税
2 現行の労働所得税
3 望ましい労働所得税
第5回 望ましい地方財政の姿  『経済セミナー』2001年8月号108-117頁   追加情報
1 地方公共財
2 地方政府の分権的な政策決定
3 現行の地方財政制度の問題点
第6回 地方分権の進め方  『経済セミナー』2001年9月号107-115頁   追加情報
1 望ましい地方税制
2 スピルオーバー効果
3 地方分権の進め方
第7回 公債の有効利用  『経済セミナー』2001年10月号108-115頁
1 公債の経済効果
2 課税平準化の理論
第8回 年金制度の課題  『経済セミナー』2001年11月号108-114頁    追加情報
1 年金の経済効果
2 将来の年金改革
第9回 効率的な公共投資のために  『経済セミナー』2001年12月号106-113頁    追加情報
1 公共投資の経済効果
2 社会資本の最適供給
3 公共投資の費用便益分析
第10回 地球環境問題  『経済セミナー』2002年1月号77-84頁
1 外部性と地球環境問題
2 ボーモル=オーツ税
3 排出権取引
第11回 国際課税  『経済セミナー』2002年2月号
1 国際的な取引と租税
2 国際課税の原則
3 国際資本課税のあり方
第12回 政策決定の政治的影響を考える  『経済セミナー』2002年3月号85-93頁
1 公共選択学派
2 直接民主主義
3 議会制民主主義

各回のねらい
第1回から第4回…公共経済学の基礎理論
第5回から第6回…現実の政策への理論の応用・静学編
第7回から第9回…現実の政策への理論の応用・動学編
第10回と第11回…現実の政策への理論の応用・国際編
第12回…現実の政策への理論の応用・政治編

以上です。
今後、この連載に関する情報をこのコーナーでご紹介したいと考えております。

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