グレーヴァ研究会OG・OBの近況(過去ログ)

転職から1年と少しが経過し、忙しくも楽しく働いています。 私はたまたま出張の多いクライアントにアサインされまして、日本全国を飛び回っています。
様々な会社を見る中で、前職の会社は内部統制と原価計算の精緻さという意味では非常にしっかりした会社だったんだなと感じています。 当時は防衛省にあれこれ言われ大変な思いをしましたが、あるべき姿を学べたことは非常に大きな財産になったと思います。
前職が経理だったこともあり、普通は1年目に頼まない仕事も担当させてもらっています。 例えば、クライアントの海外子会社の監査人とやり取りをしたり、米国の規制当局が日本の会社を調べに来た時にアテンドをしたりしています。 手を挙げれば、やりたいことをやらせてもらえる環境には大変感謝しています。(2019年11月、13期生W君より)

私の近況ですが、昨年のOGOB会後に転勤し、大阪生活を楽しんでいます。 大阪の街はコンパクトで、なんでもありますし、意外と(というのはとても失礼ですが)街並みもよく、(地域柄かもしれませんが)大阪弁もキツくないのでとても居心地がよいです。その一方で、一本道を渡っただけで雰囲気がガラリと変わるエリアもあり、そういったことを考慮しないG.. Mapの経路案内には度々泣かされました。
仕事面では、勤務地が変わったこと以外目立った変化はなく、マイペースに気まぐれに、うまく泳がされつつもやりたいようにやらせてもらっています。 (2019年11月、15かつ16期生Kさんより)

最近の私ですが、相変わらず、東京と地方を往復している生活を続けております。 仕事のほうは、現段階では順調ですが、今後やってくるであろう不況には耐えられる準備をしておかなければなりません。
先日も自動車関係の工場を訪問しておりましたが、トヨタ業績最高潮の報道の裏に、お客さまの工場稼動が久々に定時のみしか稼動せずにいるようです。これはリーマンショック以来のことのようで、今後の行方を注視しないといけません。
プライベートのほうでは、長男(小学4年)のテニスが忙しくなってきました。 私は地方で育ったため、イメージすらつきませんでしたが、テニスで関東地区から全国大会を目指すのは、大変です。 毎週のように試合に連れて行き、ランキングをあげるためのポイント稼ぎに必死です。 うまくいえませんが、まだ、4年生だからと悠長にしているわけにはいかないようです。 (2019年11月、6期生O君より)

去年から別の教室に配属となったのですが、 愛知県ではトップ校のA丘、M和高校にその教室史上最高の合格実績を今年は出すことができました! (もちろん、これはひとえに他の方々のご尽力の成果です)
最近の授業で意識しているのは、 ハイレベル生に対してはいかに「別解」を持ち出せるか、 スタンダードレベルの生徒には「簡潔に」伝えれるか ということですね。
数学という学問は(他の学問もそうだとは思いますが)別解を与えることで、 「様々な視点や考え方」を与えることができる学問だと思っています。 答えは1つでも、そこにたどり着くまでの考え方は複数ある楽しさを伝えられればな、と思っています。
一方で、スタンダードレベルの生徒に対しては、 その公式や式が成り立つ理論や証明、別解などをやり過ぎてしまうと逆に敬遠されてしまうと体感しました。 まずは具体例で簡単な数字を用いながら理解してもらう、などが大切だなぁと。 どうしても知識の引き出しが多くなるとあれも教えたい、これも教えたい、となってしまうのですが、 一回で入りきる知識の限度もあるので、それを抑えながらのバランスある指導ができればな、と思っています。
私はグレーヴァ先生のゼミで、 論文の一文一文を「厳密に」読み解く、というやり方は好きでした。 (理解が追い付かずに迷惑をかけてしまうときもありましたが) 今のゼミ生にも、 そういう風にしっかりやりきることは、乗り越えたあとに自分の成長にも繋がる、ということを実感してもらえたら嬉しいですよね。(2019年10月、13期生N村君より)

ゼミを辞めてしまう学生がいるのは非常に残念ですね…その学生らにも考えがあるのだと思いますが。今でもグレーヴァゼミで「本当の学問をやった」経験はとても活きているので、個人的に継続方針には大賛成です。
MBA生活は想像に以上に楽しめています。クラスが小さいので友人みんなだいぶ仲良くなりました。また、色々やりたいことが多すぎて、平均睡眠時間2.5時間という週もありました。食わず嫌い?で苦手意識を持っていたcase competitionもこの2ヶ月で5個参加して、何個かトップ3に入ることもできました。(まだ続いているものもあり、再来週にニューヨークでComcast主催コンペのfinal presentation、その2週間後にNorthwestern Universityでamazon主催コンペのround2、と色々飛び回る予定です。)
プログラムがMini-semester制なので、今はちょうどmini1とmini2の間です。今週はBay Areaでグーグル、フェイスブック、HP、Adobe などのtech系企業訪問をしており、たった今Pittsburghに戻って来ました。(スタンフォードにもチラッと寄り道してきました。)Bay areaにいる卒業生の話を聴くと大体みんな口を揃えて、税金高いし家賃も高いからお金がたまらん、と呟いていました。また、どの企業もAIやブロックチェーンなどの技術をこれからどう実用化していくか、というのはまだまだ悩んでいるようでした。そして、やはり安心あってこそのテクノロジーということで、どの会社もsecurityにはかなりの投資をしているというのも印象的でした。(PayPalは自分たちのことをsecurity companyとも呼んでました。)
mini2から本格的にサマーインターンの就職活動が始まります。授業もキツイし就職活動もキツイし、地獄の期間だと脅されてますが、思い詰めずゆったりとやっていきたいと思います。(2019年10月、16期生K林君より)

ゼミ周辺の話題でついにAIというフレーズが出てきたかという思いですが、我が社もそろそろAIを活用できないとついていけなくなるとしきりに言われております。 (3年ほど前から言われ続けての現状なので既についていけなくなっているとも。)
それでは当日お会いできるのを楽しみにしています。 (2019年10月、13期生N島君より)

今回またも取引先のコンペと被ってしまい、参加できずで申し訳ございません。最近は、岐阜の田舎でなんとかやっておりますが、Pという家族の会社に入社して丸2年が経ち、まだまだ修行中の身でございます。
ただ、自分のやりたいことも徐々にやれるようになってきて、web関連事業は主導してやったりしております。
Facebookで先生の投稿をいつも楽しく拝見しておりますので、久しい感じはしないのですが、またお会いできる日を楽しみにしております! くれぐれもお身体にはご自愛ください。 (2019年10月、12期生G君より)

2014年卒業後、東京工業大学大学院に進学し、NPOの資本調達について論文を執筆しました。 修了後は、I社の経営コンサルティング部隊に就職し、製造業を中心に、主にAI・ブロックチェーン、 IoT等を活用した新規事業立案及び実行支援を行ってきました。いくつか世に出たサービスもあるので、 もしかしたら先生もどこかで目にされているかもしれません。
2019年8月にI社を退社し、9月からは物流サービスの会社に転職しました。社員300人程度の中小企業ですが、 業界内における知名度は極めて高く、業界内の主要企業を巻き込んだ物流業のDX化を推進しようとしている会社です。 小さいながらになかなかのシェアがあり、スーパーの内側(調味料とか、インスタントとか・・)の物流にはほぼ弊社が 関わっています。
この会社はもともとコンサルとして1.5年程度支援していたのですが、現会社の執行役員から「一緒にやろうよ」と に誘われ、それに応えた形です。既存ビジネスから得る安定的なキャッシュを元手に、新たな事業を生み出すことが 私の役割であり、私のチーム(部署ではなく、まだプロジェクトチームで4名体制)だけみると創業したてのベンチャーと 何ら変わりません。
その意味で、ほとんど全ての仕事を4人で回しており、大変なところをありますが、年齢やポジションを考慮しても、 中々できない経験ができているのではと思います。しかも給料は安定して出るので、I社よりも恵まれた労働環境で、 より面白い仕事ができています。(なんでI社を捨ててそんな企業!?と各方面から言われるので、先に弁解しておきます。)
今の仕事をキチンと形にできれば、世の中の流通を大きく変えることができるので、非常に社会的意義の高い仕事だと思っています。 ある程度形になったら、また報告させてください。
来年以降のOBOG会にいつか参加させて頂きます。先生もお体にお気をつけて、研究の成功とゼミの発展を心から応援します。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。(2019年10月、15期生S君より)

弊員は引続き液化天然ガス(LNG)のビジネスに携わっており、入社のときの、中東/アブダビから、その後ロシア/サハリンのプロジェクトに引続き現在はアフリカ/モザンビークのLNGプロジェクト立上げに関わっております。総合商社に入社したにも関わらずLNGだけ10年、というのも何だかなぁ、と思いつつ、楽しく充実した毎日を送っております。
現在は特にモザンビークプロジェクト立上げに向けた本邦電力・ガス会社向けの販売を担当しており、売主側として交渉の場に立っております。買主側の求めるものに対して、どのような交渉戦略を取るべきか、時にゲーム理論も用いながらチーム内で議論する毎日です。
また先生にお会いして色々お話させて頂くのを楽しみにしております。(2018年10月、10期H君より)

私の近況は、プライベートは相変わらずですが、また転職をいたしました。 業務内容は、主に金融機関向けのアドバイザリーサービス提供ということで、前職と類似しておりますが 異なるサービスラインとの間の垣根が低く、協働の余地が大きいのが魅力です。
私の業界はここ数年、働き方改革、裁量労働制など、若手を保護する仕組の導入が進んでいますが 自分が20代~30代 半ば頃は、(これでも)将来のキャリアが見えずにもがいていたことを思うと、 ここまで優しくして良いのだろうかと思うこともあり、少々複雑です。(2018年10月2期生Oさんより)

新卒で入社した製薬会社も昨年退職し、いまは某火災保険グループのコンサルティング会社にて、健康経営のコンサルタントをしています。なかなかニッチな分野ですが、これまでの仕事よりも楽しくやりがいも感じ、意外にもいきいきと働いています。
ゼミの再開、そして入ゼミ状況も好調とのことで、嬉しい限りです。 11月にお会いできることを楽しみにしております。(2018年10月、13期生、H君より)

勤務先は変わらず、5年ほど前からはスマートフォンに使われる、高周波デバイス(電波を送ったり、受けたりする部品です)のセールス・エンジニアとして、開発案件を決め、新規品立ち上げの社内外の調整をやったりという仕事をしています。お客様(エンジニア)との打ち合わせでは、製品の技術的な内容についての質問に答えなければならず、文系にはしんどい仕事ですが、グレーヴァ・ゼミで培った、わからないことを聞かれても「わからない」を言わない技術(?)で日々乗り切っており、先生には感謝です。(2018年10月、4期生、H山君より)

この春に、4年間の札幌赴任が終わり、本店の営業部に着任しました。半沢直樹のようには参りませんが、まじめに仕事してます。ご挨拶もせずにおりおそれいります。 更に私事で恐縮ですが、せがれが中学受験なのと、野球チームに卒業までいさせたいので(キャプテンなんです!)、慣れた札幌に家族を置き去りにし、逆単身赴任。久しぶりの自炊が意外に息抜きになってます。(2018年10月、3期生S口君より)

新卒で入社した会社を2年弱で退社した後、米保険会社(Prudential)系列の資産運用会社で2年半、クレジットアナリストとして国内社債のリサーチ業務に携わりました。投資家として様々な企業の財務分析や業績予想の作成、さらには企業に直接取材を行うなどの業務はとてもやりがいを感じました。特に投資先の企業の方とお話しする際は、失礼のないようにとプレッシャーを感じる一方で、実際に事業を動かしている方にお会いでき興奮したのを覚えています。
プライベートでは今年2月に前々職の同僚と結婚しました。結婚とほとんど同時に夫の転勤が決まりまして、8月に会社を辞めニューヨークに引っ越しました。現在は就労許可がおりるのを待ちながら、語学学校に行ったり最近船でやってきたダンボールの山を片付ける毎日です。新生活にもだいぶ慣れてきました。
余談ですが、前職に慶応経済の10年上の先輩(塩澤ゼミ出身)がいました。「グレーヴァゼミ出身です」というと、「この人は大事にした方がいいですよ」とその方が私の上司に進言してくださったことがあり、グレーヴァ先生の影響力やゼミの評判を改めて実感しました。
グレーヴァゼミの益々の発展と、OB会の盛会をお祈りいたします。(2018年10月、15期生Iさんより)

実は本社勤務から管理職になるとほぼ同時にアメリカの製造子会社に取締役管理部長として出向しており、現在イリノイ州シカゴ近郊に住んでおります。(本社ではただの課長ですが。。。)
私の会社はベアリングメーカーですが、ここでは自動車の足回りに使われる部品(ハブベアリング)を製造しています。250人ぐらいの規模の会社で資金、会計、人事、ITなどを主に担当しています。仕事の守備範囲が広く会社の規模も大きすぎないので製造現場の経営に携われる仕事をとても楽しんでいます。英語も業務に支障ない程度は使えており、マネージャーの人事考課面接なんかを英語!!でやったりしてます。(現地人だけの会議はまだきついですが。)
家族も帯同していますが、嫁も娘も私以上にアメリカの生活を楽しんでいます。特に6歳の娘の英語力は現地校で鍛えられ完全に父を抜き去りました。
そのようなわけで数年前に1度行ったきりになってしまっているOB会今年も残念ながらいけません。心苦しく思っておりますが、元気にやっておりますのでご安心ください。
シカゴの冬は非常に寒くそこだけは憂鬱です。日本も急な気温の変化など風邪をひきやすい時期なので、先生もお忙しいとは存じますが、お身体気を付けてお過ごしください。(2015年11月、2期生Y. Y田君より)

私は引き続き、卒業後に就職した企業で働いております。元気に働いておりますが、複数のプロジェクトが重なったり、重いプロジェクトにアサインされると一気に忙しくなる不規則な季節労働者です。
今年で3年目社員になり、所属する部に下も入ってきまして新入社員(Oゼミに所属していた後輩で女の子です)のチューター(新入社員の指導係で2年間面倒をみます)も任されています。ずっと下の立場で先輩に可愛がってもらいせっせと頑張ってきたので下が入ってきて寂しい気持ちもありますが、自分の仕事を新人に引き継ぐことで自分は新しい仕事ができるので、いまは心を鬼にして先生並のスパルタ指導で仕事を教えています。 (2015年11月、14期生K村君より)

4月よりM社に就職し、5月に配属が決定され、配属先は予想外の経理部でした。 仕事内容としては、会社の連結決算及び予算業務、社内会計基準の策定、新会計システムの導入 などなど様々な事をやらされており、かなり遅くまで会社に残る日々を過ごしております。。。
やはり営業志望でありましたので、今みたいにオフィスに閉じこもり名刺をまだ一度も使ったことのない 職場環境には満足はしておりませんが、一方働き過ぎているせいで知識や経験は他の人よりはついているかなと思っています。
仕事柄論理的に物事を説明するのが必要となるので、ゼミでのレジュメ作成やプレゼンは、今の仕事にかなり 効いているかとも思います。
まだまだお話したいことはたくさんあるのですが最近の状況をまとめると、 長時間労働やプレッシャーのせいで体調を崩す人が周りに多いので、自分も無理しすぎずかつ 1年目という貴重な時間を無駄にしないようがむしゃらに励んでいるところです!(2015年11月、16期生K君より)

なんとなんと、今年の4月から社長秘書になってしまいました。 2月くらいまで「7月からニューヨーク!」と言われていたので 楽しみにしていたのですが、突然秘書に抜擢(?)され、海外駐在は 持ち越しとなってしまいました。
さらに驚くのは、代わりにニューヨークに行ったのがゼミ同期のHなのです。 先日、社長と米国出張に行った時にニューヨークで会いましたが、 楽しそうにしていましたよ。羨ましい限りです。
まぁ、社長秘書は経験したくても出来るものではないので、経営に ついて勉強する機会を与えてもらったと思って頑張ります。(2015年11月、1期生A君より)

今年の春に長きにわたる学生生活にピリオドを打ち、ようやく社会人としての第一歩を踏み出してから、半年余りが経過しました。
 私の所属する部は、退職金・年金に関するコンサルティングを事業内容としているのですが、半年間のOJTを経て、先日、初めてコンサルティングの案件にメンバーとして入ることになりました。初めての案件ということで、上司の方も比較的容易な内容のものを選んでくださったはずでした。しかし、内情を見てみると、お客さんの企業グループの中で従業員の出向や転籍が頻繁に行われ、どの会社がどれだけお金を支払うのか、債務を負担するのかなど、ルールが大変複雑になっていて、上司の方のお話では、これだけ厄介な案件も珍しいそうです。「負荷が高い方がより早く成長できる」と自分に言い聞かせ、信じこませながら、仕事に邁進しております。
 ところで、退職金・年金は、会社の決算にも負債・債務として計上されますし、何より従業員の方の生活を支える原資ともなりますので、お客さんには決していい加減なものを提供することはできません。また、計算するにも、数学の知識を要する複雑な数理計算が関わってくることが多々あります。これらのことを考えるにつけても、グレーヴァゼミで培った経済学・数学(私の実力などはお恥ずかしいものですが)、それ以上に「決して手を抜かずに徹底的に厳密に考え抜く」姿勢が、仕事をする上で非常に役立っています。私の指導員の女性もこの姿勢で仕事に向き合っていて、私の成長のために厳しく指導してくださるので、つくづく私は厳しい女性の指導に恵まれているなと感じています。(もちろん本音です笑)
 さて、11/21(土)に開催されるOB・OG会ですが、喜んで参加させていただきます。来年からは先生もサバティカルで母校に戻られ、ご自身の研究に一意専心されるということで、久しくお会いすることもできなくなりますので、この機会にお会いできることを楽しみにしております。先生のますますのご成功を、心からお祈りしています。(2015年11月、13期S君より)

現在も札幌におり、この10月で丸3年になります。そろそろ異動かとは思いますが、さすがに11月までの異動はなさそうなので、今回も欠席でお願いします。 また東京に戻ったら是非参加させていただきたいと思っておりますので、その際はよろしくお願い致します。

ちなみに、近況を簡単にご報告させて頂ければと思います。昨年12月に第二子の男の子が生まれ、長女4歳、長男0歳と、妻の4人で無事に過ごしております。 そろそろ雪の気配も近づいており、厳しい冬を迎えますが、何とかこの冬も頑張って乗り切ります。(2015年10月、8期K君より)

おかげさまで神戸でも元気に過ごしております。寮での生活にもすっかり慣れました。 仲の良い友達もできて、一緒に宿題をやったりラーメンを食べに行ったり学祭を巡ったりと、慶應のときの何倍も学生生活を楽しんでいます。 授業は単位の都合上2回と3回の科目を両方受けるため忙しいですが、たくさん数学を教えてもらえるのですからありがたいことです。 慶應の経済学部と違うと感じるのは先生たちとの距離の近さです。教室のすぐ上の階に研究室があるので、思い立ったら即質問に行けます。また半年に一度ほど学科で懇親会が催されるなど、先生たちと気軽に話せる雰囲気があります。 そろそろゼミの先生を決める時期で(ゼミは4回からなので)、私は当初写像の特異点の研究をされている先生のところに行こうと思っていたのですが、最近になって代数解析学にも興味がわきはじめ、どの先生につこうか悩んでいるところです。

最後に数学科のジョークを1つ紹介します。就職活動の面接でグループワークが課され、数人ずつグループになるよう指示されました。何となくグループが出来上がり、お互い挨拶が済んだところで数学科の学生が真っ先にこう言いました。「で、単位元は誰?」 ありがとうございました。 (2014年11月、15期生A君より)

ゼミは私の代と違い、女性が多いようで 羨ましいです。他先生方の引退と合わせて 入ゼミ担当の力量もあるかと思います。 (私の代の入ゼミはT君でした。)

近況報告としては、仕事は変わらずT社にて 働いております。部署も去年と変わらず 営業統括本部のようなところで、国内•海外拠点の 営業マンの支援のような邪魔のような仕事をしてます。 変わったことと言えば自慢話になりますが、 小さい会社ながら会長に非常に可愛がって頂いていて、 よくご飯をご一緒させて頂いたり、海外出張に 同行させて頂いたりしてます。 (けっして怪しい関係ではありません。)
ダラダラ書かないパワポを使った説明や、 質問や要望へしっかり考えて的を得た応対を しようとする点が評価されているようで、 まさしくゼミで鍛えて頂いた思考やスキルが 形を変えて生かされていると強く感じます。 学問はイマイチなうえ、あんな恥ずかしい卒論(グレーヴァ注:マッチングと言えば格好いいけど)で ゼミを卒業しましたが、楽しくも厳しく充実した ゼミ生活を送らせて頂いたと思っています。 本当にありがとうございました! (2014年11月、12期生K沢君より)

ニューヨークへ来て早2年が経ちました。今年もOB会に参加できず申し訳ありません。 近況を申し上げますと、プライベートでは今年の3月に長女が生まれ、睡眠不足の生活が続いております。英語はなかなか上達せず、ボディランゲッジだけが上達するといった具合です。

仕事では、引き続き米国経済のマーケットエコノミストとして働いています。ITが発達した現在では、日本にいながら世界中のデータが集まります。しかし、実際に住んでみなければ実態はわからないものだと痛感させられることばかりです。 買い物ひとつ取っても感覚の違いに驚きます。例えば返品のしやすさです。アメリカでは、商品が壊れているだけでなく、買ってみて気に入らないとか、プレゼントでもらったけどいらないなどの理由で返品します。また、店側もろくろく理由も聞かず、商品の状態も見ずに返品に応じることが多いです。返品のしやすさは、裏を返せば購入のしやすさであり、アメリカ人の消費好きを後押ししているのではないかとも思います。

帰国後はぜひOB会に参加させて頂きたいと思います。 お体に気をつけてお過ごしください。(2013年10月、9期生K原君より)

4〜5月の導入研修、6月の工場実習(2交代勤務)を経て、現在は半導体製品の海外マーケティング部門で働いています。 客先への提示価格や供給・輸送計画などを作成する部門で、モノとおカネの流れを学んでいます。
日本の枠に収まらない仕事をしたいと思っていたので、とても刺激的な毎日です。

一方、新しく趣味としてフットサルとボルダリング(ロッククライミング)をはじめまして、定期的に汗を流すようにしています。会社のふくよかな先輩方に「俺も昔は君みたいにスマートだったよ」と言われ、一生この体型を維持したいと思っている今日このごろです。(2013年10月、14期生T君より)

先日ニューヨークへ出張してきまして、S&Pのエネルギーアナリストから当行に転職してきたアメリカ人と当業界の分析手法について議論してきました。エネルギー業界は経済学や政治、経済物理学等、様々な学問分野から研究すると楽しそうだなと感じました。英語文献の輪読や、ゲーム理論等経済学の公式を厳密に確認した経験が仕事等にも活きているなと感じております。

お会いできるのを楽しみにしております。宜しくお願い致します。 (2013年9月、11期生Y.M君より(3Mだったからね!))

簡単に近況を報告いたしますと、 大学卒業後、入社した会社に、現在まで十数年間勤め続けています。 学生時代は、各地を周ってみたいと考えていたので、就職にあたり「転勤族」を選びました。 希望がかなって、転々と転勤を繰り返しています。

去年の4月からは、武者修行を命ぜられ、商工会議所に出向となりました。 商工会議所は、主要な経済団体の一角を占めるためか、お役所の主催する研究会やら 懇談会への出席要請も多く、時々懇談会などを傍聴しています。 席上、「最近の大学生は…」、「ゆとり世代の若者は…」といったコメントも耳にするので、 OBOG会で実際に「最近の学生」に会ってみて、事実関係を調査したい、 と思いつつも、残念ながら欠席いたします。(2012年11月、2期生T君より)

お久しぶりです。A日程で10名応募とのことで、すっかりメジャーゼミですね。
OB会は、当日、友人の結婚式のため残念ですが欠席させていただきます。
メールでのご報告となり恐縮ですが、私、来年の4月27日に結婚することにしました。 相手は学生時代の同期で、同じクラブ卒です。 二人とも実家から出たことがないので不安もありますが、お互い支え合いつつやっていこうと思います。 今は式や新生活に向けた準備を始めたところで、想いを衝突させつつ楽しくやっています。
本来であればOB会で直接ご報告したかったところですが、とりいそぎメールで失礼します。 来年こそは参加したいと思います!

P.S.ゼミ同期とは最近疎遠でしたのでM田のメール(グレーヴァ注:メーリス返し)を見て、海外にいることや娘がいることを知りました。笑(2012年10月、9期H君より)

OJTの一環で現在は返済関連の業務に従事しており、毎日条件変更や民事再生等々の対応に追われる日々を行っています。YM君も記入していましたが、金融機関には経済学の対象となるような企業が多く存在しています。(うちは官営に近い業態にあるので、内部的に予算ゲームのような状況もあげられますが。)最近もっぱら思い出すのは政府が登場したらどのようにゲームが変わるかというところでしょうか。以前なら条件変更を謝絶という戦略もできましたが、金融円滑化法が制定されたことで、金融機関から謝絶という戦略が奪われ、交渉の余地がほぼないような状況です。勉強していた時はこんなことあるのかなと 思っていましたが、やっぱりあるんですね。政府強いです(笑)。
毎日勉強を重ねる日々を過ごしています。(簿記1級まで取得できたので、文字やら記号やらはまったくでしたが整数だけの世界には向いているのかもしれないです笑)
後は、ゼミで鍛えられたおかげか、どんなお客さんに対する督促でも物おじして屈っしたことはありません(笑)。(2011年11月、11期I君より)

ご無沙汰しております。2008年3月に卒業しましたM島です。
卒業後、本社財務に配属され、ずっと長野で働いておりましたが、今年の5月末に異動があり、現在カリフォルニア州に勤務しております。 正確には海外赴任ではなく、ファイナンスのトレーニー(研修生)という立場でアメリカのビジネスや海外赴任者に求められるものとは何ぞやというところを学ばせてもらっています。
偶然にも同期のM田君もロサンゼルスに赴任しており、一緒に飲みに行ったり、愚痴をこぼし合ったりしております。もちろん建設的な話もたまに(笑) 初めての海外暮らしですが、仲間もおり楽しく過ごせております。 只そんなわけで、今年も非常に残念なのですが、OB会参加が出来ないです。 以前もちょうど岡山にプリンターを売りに実習に出ており参加できないということもあったりとなかなかタイミングが合わず参加出来ていないため、次こそはと思っております。 (2011年10月、9期生M島君より)

10月よりようやく本配属されまして、現在静岡県裾野市にある本社の調達部に勤務しています。一年目からの調達部配属はないといわれ続けていたんですが、最終的には希望通りに調達部で働けることになりました。まだ配属されて一ヶ月ちょっとなので、調達の仕事に関してお話できることは残念ながらあまりありませんが、うちは人手が足りないようで新人でも責任溢れる仕事を今後まかせて頂けるようです(笑)

では本配属まで何をやっていたかというと、2ヶ月間の座学と4ヶ月間の工場実習と3日間の自衛隊の体験入隊です。工場実習はとてもつらかったです。体重でいうと10キロ以上落ちました。(現在既に6キロリバウンドしましたが。涙)。おかげで現場のプロフェッショナルとしては一人前になることができました。自衛隊の体験入隊では、張り切りすぎてしまった結果、「君は自衛官としての素質がある」とか言われ、危うく入隊させられそうでした。最終的には推薦だけ頂いてさりました。笑

約半年間で色々ありましたが、今のところこの会社に入社してよかったんじゃないかと自分では思っています。まず地元静岡県ですし、寮にテニスコートがあるし、海に近いし (実は釣りが趣味です)、同期のほとんどが同じ寮に住んでいて遊び相手には困らないし、イエティに近いし(実はスノーボードも趣味です)。ほとんど仕事と関係ないですね。(笑)これから調達部として仕事をしていく中で、本当にこの会社でよかったのか?、と思うこともあるかもしれませんが、住めば都ということでマイペースに前向きにがんばっていこうと考えています。(2010年11月、11期生F君より)

近況はといいますと、仕事は相変わらず邦楽の制作を続けておりまして、5年目に入りました。どうすれば自分のやりたい公演を実現できるか、どういうふうにお客さんに聴かせればいいのか、という事が何となく分かりかけてきていて、それなりに楽しくやっております。
また、初めて外部の公演の制作請負のようなこともしまして(東京都が主催する伝統芸能フェスティバルの制作)、外の仕事の厳しさ、大変さを痛感しました。裏を返せば、いつもしている仕事がいかに恵まれてまれているかということなのですが。
またの機会にお会いできることを楽しみにしております。(2009年11月、4期生H田君より)

そういえば私事ですが、(というか、ご報告遅れて申し訳ありませんが、)先々月の9月に結婚しました。いつのまにか卒業して11年経ち、33才です。ご存知のとおり、時間にもルーズで、だらしない方ですから、まぁ、丁度良いタイミングで結婚できて良かったです。
仕事の方は、ひどいですね。売上激減です。設備産業なので特に不況の影響を受けています。販売価格が下げ止まらないのがきついです。ゲーム理論の初歩の繰り返しゲームの例で、相手が低価格戦略をとってきたら、こちらも低価格戦略をとることで、最終的に価格の下げあいは抑制されるというのを学んだ覚えがありますが、抑制なんかされず、まぁ、下がる一方ですね。(先生には、モデルの立て方が悪いと言われそうですが。)
そんなですから、私の所属する企画部門の業務としては、対応策やら、中長期的なビジネスモデルの転換案みたいなものを求められています。アカデミックなところもあって、なかなか面白いのですが、如何せん結果がでるのに、何ヶ月・何年とかかるのがつらいところです。上司には、「電車に乗ってしまったら、電車の中で騒いでもしょうがないので、到着するまではじっとがまん!」とたしなめられています。
とはいえ、かっこつけたことを書いてきましたが、今の一番の悩みは、景況感とか、ビジネスモデルとか、結局は、そんなこと関係なく、「後輩の指導」だったりします。まぁ、そんなもんですよね。これからも、頭を使って、ねばっこく、本当に頑張っていこうと思いますので、よろしくお願いします。(2009年11月、2期生S. Y君より)

僕の仕事の話でよければぜひHPに掲載してください。面白い話かどうかはわかりませんが、マルイに入っ ている若者向けのあるブランドがかなりの割引をしているんです。セール期間でもないのに。知らない人 は不思議に思いつつも安いから買っていくんです。で、なぜ安売りをしているのかというと、実はその会 社は法的整理を申請していて(まあ早い話、会社としてはつぶれているんですね)、金融機関にとっては 債権回収先になっているのです。実はその会社の取引先がうちの銀行と取引がある関係で知りえた事実で して。一般の人は知らない話を自分は知っていると思うと、あまり意味はないのにちょっとした優越感に 浸ったりもします(笑)。以上がその1。

その2。世の中には隠れた優良企業というものはたくさんあるんですね。有名なところではユニクロ製品 のタグを作っているところ。京都の企業なんですが、やはり大きい会社なんです。京都で有名なのは京セ ラやロームといったハイテク産業といったところですが、中には伝統産業を古くから伝える老舗や、何か に特化した専門色を出している企業など。就職活動を進める際に、ちょっと変わった視点から研究してみ てはいかがでしょうか?

    今日はこのあたりにしておきます。また面白い話があればご報告しますので。それでは先生もお体にお気をつけて、お仕事がんばってください。(5期生K君より)

    

   <近況のご報告> 現在、石油・化学・製薬業界向けの営 業をしております。 来月から社会人生活も4年目に突入となります。 提供しているのはERP(Enterprise Resourse Planning)パッケージという、 企業の基幹業務を統合したパッケージソフトです。それ以外にも、サプライチェーン 関連、 CRM(Customer Relationship Management)、SRM(Supplyer Relationship Management) 等など、基幹業務の周辺、外部(仕入先、取引先)との接続の部分に関するシステム も 合わせて提供させて頂いております。 手前味噌で恐縮ですが、現在、弊社のERPパッケージにおけるシェアは50%を超えて いて 苦しい経済環境ではありますが、比較的堅調にビジネスを続けさせて頂いておりま す。

職種が営業であることと、扱っている製品が非常に高額であることから、弊社の製品 をご採用頂いている 企業も、かなり大規模(よく新聞紙上等に名前を連ねている)なところで、かつ、営 業からのコンタクト先も その企業のかなり上のクラスの方々で(各部門の部長クラス、取締役、社長まで)、 まだまだ若造ですが、 毎日が非常に充実しています。やはり、本でビジネスについて勉強することも大切だ と思いますが、 実際に自分で仕事をしたり、かつ、ビジネスで実際に成功されている方(特に経営の 中枢に位置されている方)の 意見・お話を直接伺えるのが、とても参考になっています。

<大学で学んだこととの関係> 若干、無理矢理なこじつけになってしまうかと存じますが、 ・「ゲーム理論での均衡(?)」は、確かに最適解である(グレーヴァ注:意味不明)が、実際に最適な均衡に もっていく (最適な均衡にもっていく為の意思決定を企業が行う)のは、非常に難しいのだ なぁ。 というのが、率直な感想です。

((例1 企業内での全社最適化)) ERPパッケージは前述させて頂いたように、「企業の基幹業務を統合して、人、モ ノ、金、情報、ビジネス プロセスetcを一元管理すること」により、経営資源の最適化を支援し、企業のコス ト削減や売上、利益率の向上 を目指すシステムです。 現在の一般的な企業の情報システムは、例えば購買や、販売、物流、、、といった部 門・業務毎に個別のシステムが 構築されていて、「全社的な情報の一元管理・全社最適化」、、は、なされていない のですが、各部門毎には「部分最適化」 されているのが現状です。

(例えば納期の問題) 例えば、一つの会社の中に、「営業部門」「生産部門」「購買部門」があったとし て、 「営業部門」は営業部門は、お客様に対して「納期遵守」という使命があるので、社 内に対して早めの納期を伝えます。 「購買部門」は在庫の欠品が一番怖いので、依頼された量よりも多く発注して、過剰 在庫が発生します。 「生産部門」はリスクを恐れて、製造期間を社内に対して長めに報告します。

こんなことをやっていると、「お客様への納期回答」の信頼度は上がるのでしょう が、会社の資源がどこまで最適化されている のかという問題は度外視されています。 恐らく、学生さんであっても分かるような話であるのに、解決できていない会社とい うのが非常に多いのです。 解決の為の妨げになっているのが、「ベテラン」「こだわり」「自分の使命を全うす ることに生きがいをかけている」という しょ〜もないことなのです。

例えば、新入社員から各部の部長クラス、経営層に至るまで、全員が「自分が経営者 だったら。。」という視点でものを 考えられれば、全社的な最適化を達成するのは簡単なのですがねぇ。。なかなか、難 しいようです。

((例2 サプライチェーンマネージメント)) 新聞、雑誌等でさんざん言葉を目にしますが、例1のように、一つの会社の中でさ え、最適化がなされていなかったり、正確な社内情報が 管理できていないのに、それらを横串で(仕入先から取引先まで)一元的に管理、効 率化しようなんて、まったく意味のない(現実を伴わない)結果が 出てくることは目に見えています。

。。。 などと、長々と日本の会社に対して不平・不満を並べてみましたが、近況&現在思っ ていることのご報告でした。(3期生K君より)