グレーヴァ研究会

2016, 2017年度は開講しません。

以下は過去のゼミの様子です。今後の応募の参考にしてください。

2015年度前期

Riley著 Essential Microeconomics (Cambridge, 2012)の抜粋を使用して、中級ミクロ経済学を学ぶ。
本ゼミの前には各自で、必ず予習をすること。予習とはその文献だけを読むということでは必ずしもない。わからないことがあったら関連文献を自分で図書館などで探して、テキストの主張の根拠(途中の計算、書いていない証明等)、用語の意味などを「自分なりに」完全に理解してくるということ。
4年になったら、レジュメに付加価値を付けられるようになることが目標。自分なりの証明や、テキストに書かれていないが関連した結果を調べてくるなど。
レジュメの見本はこちら

4年生は就職が決まったらすぐに復帰すること。資格試験の勉強などは欠席の理由にならない。

夏合宿:卒論の中間報告。

後期

引き続きRiley。区切りがついたらBergin著 Microeconomic Theory (Oxford, 2005) Chapter 16 Common Knoweldgeの章をやる予定だった。
4年生は12月の卒論3/4報告までに、重要な分析は終わらせておく。

卒論について

グレーヴァが指導できる卒業論文はミクロ経済学またはゲーム理論の、理論的論文に限ります。

形式:A4サイズで20ページ以上。日本語または英語。ワープロ、手書きいずれも可。手書きの場合、コピーを提出して、原本は自分で保管して下さい。1月末の提出時には製本してある必要はありません。3月にみんなで製本キットを使って製本します。
箇条書きや、レジュメのようなものは論文ではありません。何らかの学術雑誌(三田学会雑誌でもよい)の体裁を踏襲するとよい。

論文の構成:

第1章:これから分析する経済問題の背景について調べたことを書く。どうしてこの問題を分析することに意義があるのかを書く。
第2章:問題を表現するモデル。他人のモデルをそのまま借りてきてはいけない。単純なものでもいいから、自分のモデルを作り、それが第1章で書いたテーマを的確に表現していることを説明する。
第3-x章:分析。簡単な均衡から、より現実的あるいは一般的な均衡。モデルを発展させて、さらに均衡を出す、など。
最終章:結論。何がどこまでわかったのか。残された問題。
参考文献:あれば必ず書くこと。(引用は本文中でその都度、どこから引用したのかを明記すること。)

過去のテキスト

前期の最初の文献:岡田章『ゲーム理論・入門』(有斐閣アルマ)、神戸伸輔著『入門 ゲーム理論と情報の経済学』(日本評論社)、奥野正寛著『ミクロ経済学』(東大出版)、松井・梶井『ミクロ経済学:戦略的アプローチ』(日本評論社)など。

慣れてきたら:Ariel Rubinstein, "Lecture Notes in Microeconomics: The Economic Agent" Princeton University Press (2010), Bernheim and Whinston "Microeconomics" (McGraw-Hill, 2008)、Osborne "An Introduction to Game Theory" (Oxford, 2004), Binmore "Fun and Games" (Heath, 1992), Bergin "Microeconomic Theory: A Concise Course" (Oxford,2005), Varian "Microeconomic Analysis" (Norton, 1992), Mailath and Samuelson "Repeated Games and Reputations" (Oxford, 2006), Ichiishi "Microeconomic Theory" (Blackwell, 1997)など。

インゼミ:神戸大学経営学部末廣ゼミ、一橋大学商学部伊藤ゼミ、名古屋大学経済学部花薗ゼミと討論会。2008年度のテーマは『企業と環境』、2009年度のテーマは『メディアと広告戦略』、2010年度のテーマは『地方空港の活性化』、2011年度は『電力供給問題:公共性、効率性、利権』、2012年度は『日本企業のガバナンスは十分機能しているのか』でした。