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線型代数学演習問題(第12講義、2015年10月16日)
- I
次の連立1次方程式をクラメールの公式を用いて解きましょ
う。zの値だけ答えれば十分です。
(31112−12−120311021)(xyzw)=(0413)
- [解答ビデオ]
- [参考]yについて
- II
-
A∈Mn(K)の余因子行列を˜A
とします。このとき
|˜A|=|A|n−1
を示しましょう。
- [解答ビデオ]
- III
- 教科書の演習 4.22(新バージョンの第4章では演習4.25)
- [解答ビデオ]
- IV
- 教科書の演習 4.23
(新バージョンの第4章では演習4.26)
- [解答ビデオ]
- V
- 正方行列A∈M2n−1(K)は交代行列とします。すなわち
tA=−A
を満たすとします。このとき
det
であることを示しましょう。
- [解答ビデオ]
- VI
- 正方行列A\in M_{n}(\mathbf{R})は直交行列とします。すなわち
{}^tAA=A{}^tA=I_n
を満たすとします。このとき
\det(A)=\pm 1
であることを示しましょう。
- [解答ビデオ]
- VII
- 正方行列A, B\in M_{n}(\mathbf{R})に対して
\begin{vmatrix}
A&B\\
B&A
\end{vmatrix}
=|A+B|\cdot |A-B|
を示しましょう。
- [解答ビデオ]
- VIII
- 次の行列式を計算しましょう。
-
(1)
\begin{vmatrix}
1&3&3&1\\
3&10&11&4\\
3&11&14&6\\
1&4&6&4
\end{vmatrix}
(2)
\begin{vmatrix}
1&-1&3&0\\
5&2&0&7\\
0&3&-1&2\\
1&1&5&9
\end{vmatrix}
(3)
\begin{vmatrix}
3&0&5&2&-1\\
1&-1&0&0&3\\
0&3&-2&0&0\\
0&0&1&0&0\\
1&-1&0&0&7
\end{vmatrix}
(4)
\begin{vmatrix}
x&-1&0&0\\
0&x&-1&0\\
0&0&x&-1\\
a_3&a_2&a_1&x
\end{vmatrix}
- [解答ビデオ](1)・
(2)・
(3)・
(4)
- IX
-
以下では、実対称行列A\in M_2(\mathbf{R})
に対して
\begin{eqnarray*}
(A\vec x,\vec x)\geq 0 (\vec x\in \mathbf{R}^2)&\Leftrightarrow& A\text{の固有値}\alpha,\beta\geq 0\\
&\Leftrightarrow& A=\begin{pmatrix} a&c\\c&b\end{pmatrix}\text{のとき} a,b\geq 0,|A|\geq 0
\end{eqnarray*}
であることを以下では用います。m\times 2行列B=(\vec a\ \vec b)に対し
て不等式
\left\|
(\vec a,\vec b)
\right\|
\leq ||\vec a||\cdot ||\vec b||
が成立することを示しましょう。さらに不等式の等号成立条件を求めましょう。
- [解答ビデオ]