強弱のパターンです。まずこのjam-baを繰り返して発音してみてください。その時,強く弱く計2回手を打つと良いでしょう。それでは,次の発音を練習しましょう。たくさん文字があっても,全部同じjam-baのリズムです。このテキストでは,短母音を斜体太文字で,長母音をアンダーライン付の太文字で表すことにします.
mとnの練習をします。mは口をしっかり閉じ,nは舌先を歯茎にべったり付けます。日本語の「ん」は前後の環境によってm,n,ngや鼻母音(「品位=ひんい」の「ん」など)で発音されるなどいろいろなパターンがあって,それを私たちは普段意識していません。ですから英語やドイツ語やハングルなど,mとnとngをはっきり意識して発音し分ける言語を話すとき,ともするといい加減な発音になってしまいがちです。結構苦手な人が多い発音なのです。この違いは定冠詞などで文法的にも重要な差を表しますから,しっかり練習してください。まず両方の音を聞いてから練習問題に入ります。
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