2010年にアップルがiPadを発表して以来、タブレット端末を用いた教育実践に注目が集まっています。中野(2012)の全国調査によれば、小中学校の拡大教科書の利用者(1,263人)の中で、タブレット情報端末を利用している児童生徒はすでに25.8%(326人)おり、タブレット情報端末でデジタル教科書を利用したいと思っている児童生徒は76.9%(971人)に達しています。果たして、タブレット情報端末は、拡大教科書の代わりになり得るのでしょうか? 本シンポジウムでは、タブレット情報端末にインストールした教科書デジタルデータの有効性と課題を実証研究に基づいて検討します。
報告者:中野 泰志・相羽 大輔(慶應義塾大学)、勝山 裕介(加賀エデュケーショナルマーケティング株式会社)
報告者:富田 彩(東京都立文京盲学校)
報告者:山本 一寿(大阪府立視覚支援学校)
報告者:氏間 和仁(広島大学)
参加を希望される方は、メールかファックスで「慶應義塾大学・中野泰志研究室」宛、「拡大教科書シンポジウム参加希望」というタイトルで、ご連絡くださるようお願いいたします。なお、参加希望者が定員(100人)を越えた場合には、お断りすることがあります。ご了承ください。