まちづくりにおける情報・コミュニケーション勉強会
移動支援のハードを活かすソフト(制度等)をめざして
【趣旨】
福祉のまちづくりを推進するためには、ハードだけでなくソフトを組み合わせて活用することで、解決方法を提案していくことが重要です。障害のある方々にとって、自由な「移動」を確保することは暮らしやすさと密接に関連しますが、ハードのみの整備では解決できない問題も多くあります。
そこで、本勉強会では、ソフト面として福祉制度等に着目し、その概要を学ぶとともに、現行の問題点とその解決方策について考えたいと思います。
【内容】
【報告1】移動を支援する福祉制度
和洋女子大学家政福祉学類 家政福祉学専修 准教授 高木 憲司 氏
今回は、同行支援の全国自治体、支援事業者調査(2013年度、厚労省)を中心に、移動を支援する現行の制度について現状と課題をご報告いただくとともに、車いす使用者や知的障害者等が利用できる制度についてもご紹介いただきます。
【報告2】杉並区移動サービス情報センターの8年間の活動から
NPO法人移動サポートひらけごま(杉並区移動サービス情報センターもび〜る) センター長 秋山 糸織 氏
今回は、福祉車両を使った移動に携わる現場から、事業者の視点、利用者のニーズ等、今の現場の状況をご報告いただくと共に、地域包括ケアシステムを担う視点から、新たな外出支援の課題等についてご報告いただきます。
司会:慶應義塾大学経済学部 中野 泰志 氏
【申し込み方法】
- タイトルを「移動支援勉強会参加希望」とし、以下の内容をメールにてお申し込みください。なお、情報保障が必要な場合には、座席や人員確保の都合上、必ず締切までにお申し込みください。
- 氏名
- 所属
- 連絡先メールアドレス
- 必要な支援(手話通訳、要約筆記、磁気ループ、御茶ノ水駅から会場までの誘導、その他の支援が必要な場合には、具体的に支援内容をお書きください)
- 申し込み先メール:jais-sympo@ml.keio.jp
- 申し込み締め切り:2014年11月30日(日)
- 定員:50名(先着順)
- 参加費:無料
【その他】
- 受付開始時間(開場)は12時45分です。準備の関係で12時45分まではご入場いただけませんので、ご了承ください。
- お車でのご来場はできません。ただし、車いすユーザで、お車でのご来場が必要な場合には、事前にご相談ください。
- 勉強会を開催する建物には、1階に多機能トイレがあります。
- 会場は、教室であるため、場内での食事はご遠慮いただきます。必ず昼食を済ませてからご来場ください。
【第2回勉強会予告】
情報・コミュニケーション特別研究委員会では、2015年1月下旬に、「聴覚障害者にとってのまちづくりとは?」というテーマで第2回勉強会を開催いたします。内容や会場など詳細は後日お知らせいたしますので、どうぞご期待ください。
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