経済問題メーリングリスト

このメーリングリストのページに関する質問、コメント、クレーム等は
econml-admin@tets.econ.keio.ac.jp
へお願いします。(アットマークの部分は大文字になっています。小文字に変えて送信してください。)


会則のようなものを作るつもりはありませんが、だいたい次のような考え方で 運営します。

  1. 趣旨
    広く社会問題からテーマを選び、関心のある者同士 の意見交換をする。「経済問題」という名ではあるが、狭い意味での「経済」 問題だけをテーマにするわけではない。「賢い消費者」「債務撤廃」から 「教育問題」「まちづくり運動」などもテーマにすることがある。広く 社会問題を扱うということである。 テーマの選択は参加者のリクエストを基に管理者が決める。 できるだけテーマに即した参考文献を指定し、それを基に議論をすることにす る。参考文献は大学生ならば専門を問わず、誰でも読める程度のものを考える。

  2. 期間
    原則としてテーマは毎月変え、 ある程度まで議論が煮詰まったところでまとめを作る。 新たな参加者はこのまとめを見て、過去の議論の経緯を知ること。 まとめを作るところがこのメーリングリストの一つの特徴である。 多様な意見を戦わせることがメーリングリスト上での議論の利点ではあるが、 異なる意見を出し合っただけでは実りのある議論はできない。 全員の意見を集約することは不可能であるが、できるだけ多くの発言を集約す る形でまとめを作ることにしたい。 まとめはこのページからリンクされている。

    メンバーの入出が自由であることはもちろん、組織全体としても 継続すること自体を目的にしない。メーリングリストの意義が薄れたり、 あるいは逆に活発になりすぎて一人の管理では運営が不可能になったら、 多少の反対があってもこの形での運営はやめることにする。

  3. 参加者
    • 参加者の範囲は制限しない。 テーマに関する専門的な議論をすることが目的ではないので、 選択された問題について専門知識をもつ参加者も、素人である他の参加者に理解 できる発言にする。基本的にはテーマについて素人としてどのように考えるか について意見交換をする場とする。高校生でも小学生でも参加可能である。

    • メンバーにはなりたくないけれど、テーマには興味あるという方は
      econml-guest@tets.econ.keio.ac.jp
      (アットマークを小文字にしてつかってください) に投稿してください。投稿アドレスを伏した上で、管理人からメーリングリス トへ投稿します。(一種の検閲はします。) メンバーにならなければメーリングリストへ直接投稿することはできない ようになっています。


参加にあたっての注意

  1. 自己紹介はしない
    世間の常識には反するが、挨拶は無用ということ。 議論の中身に関係ないということ、および新たなメンバーにとっては自分を紹 介することができるだけで、それまでのメンバーのことを知ることができない ということから自己紹介のためのメールは出さないことにしている。

  2. 深く考えていない無責任な内容の発言を歓迎する
    自由な発想で議論をするためには、入念に考え抜いたことや、 体験に裏うちされ た重みのあることだけを発言しているのではいけない。ふと思い付いたことを 何気なく発言してみたら、参加者にとって思いもよらないヒントになることが ある。過去の自分の発言と矛盾することを書くのも歓迎する。議論をする目的 の一つに、自分の考えの浅はかさを知ることがある。議論は勝つためにするの ではない。自分を磨くためにするものである。自分の考えが正しいことを確認 できたときよりも、自分の考えがまちがっていたときにこそ、 議論に参加した喜 びがある。

    考えを訂正する場合にいちいち断ったり、謝罪をする必要はない。むしろ、そ のような行為はメールの送信量を増やすだけの有害なものと考える。

    他の参加者に対して、考えを簡単に変えたということを根拠に批判を加えては いけない。これは次の注意点にも関係する。

  3. 人格攻撃はしない。
    議論をしていると、ときには感情的になる。冷静なだけの議論よりは感情的に なることがあるほうが、テーマに対する情熱の表れなのでいいと思う。感情的 になった自分を反省することがあっても、それをメーリングリスト上で謝罪す る必要はない。 このメーリングリストは、あくまでもテーマに関する意見の交換の場であって、 参加者の心の葛藤の舞台ではないからである。 他の参加者にも、誰かが感情的な意見を出していても、 その感情性を指摘するのではなく、内容について反応していくことが 求められる。

    感情的になること自体は禁止事項ではないし、むしろ歓迎すべきことだが、 感情的になったことを人格攻撃につなげてはいけない。 「発言内容」と「発言している主体の人格」とを結び付けてはいけないということであ る。

  4. メーラーの引用機能を利用しない
    他人の意見に対して賛成、反対をしながら議論がすすむことになるが、 <記号等をつかって他人の意見を引用しながら、 それに応答する形で文章を書くのは禁止する。 メーラーの引用機能を利用すると、 自分の意見を書きやすくなるのは確かだが、 議論をしている当事者同士だけがわかりやすいだけで、 第三者には読みにくいことが多いからである。 引用をせずに、 「〜という意見があったが、私は〜のように思う」という文章の方がまだ読みやすい。あるいは「〜のように考ええることもできるが、〜と考える方が適切である」とする。このような書き方をすることによって、個人同士の議論とはちがう多数の集まりによる普遍的な議論ができる。

    途中から議論に参加する人に対しても、この方がいい。

    その他詳細についてはここにまとめてある。

  5. メールに関する技術的なルール
    1. 添付ファイルはいかなる場合もつけてはいけない。
      図表やイラストをどうしても紹介したい場合にはホームページ上で紹介するこ とにする。管理人に直接送ること。 HTMLファイルを含めて添付ファイルは例外なく禁止する。
    2. @や〒などの特殊文字は禁止する。

    3. 複数アドレスからの参加は可能。


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