PC Tips 3
大学やマンガ喫茶,インターネットカフェなど不特定多数の人が利用するパソコンからメイルの送受信やウェブサイト閲覧をする場合,自分の大事な個人情報が漏れる可能性があります。漏れるだけならまだしも,だれかがその情報を利用してあなたに金銭的被害を与えたり,あなたになりすましてハッキング(クラッキング)を行なったり,ストーカー行為を行なったりしたら,あなた自身が犯罪者にされることになります。
これらのパソコンには,個人情報を盗む目的でスパイウェアが仕掛けられている場合もありますから,できるだけ利用しないに越したことはありません。やむをえず利用する場合,ウェブメイルの利用や会員制サイトの利用の際には,絶対にパスワードを保存しないこと。また,これらのパソコンからの利用を終了するときは,履歴,Cookie,一時ファイルすべてをクリアしておくこと。
アクセス制限のあるサイトにアクセスするとき,ネットワークパスワードの入力を求めるボックスが表示されますが,その際,「このパスワードを保存する」というチェックボックスのチェックをはずす。
もし,パスワードを保存してしまったら,Internet Explorerの場合,[ツール],[インターネットオプション]の[コンテンツ]タブで[オートコンプリート]をクリックする。「オートコンプリート履歴のクリア」の[フォームのクリア]と[パスワードのクリア]をクリックして,OKボタンをクリック。
履歴等のクリアは,Internet Explorerの場合,[ツール],[インターネットオプション]で「インターネット一時ファイル」の[Cookieの削除],[ファイルの削除]をクリック,「履歴」の[履歴のクリア]をクリックしてOKボタンをクリック。
また,不注意(あるいは無知?)から他人の個人情報を漏らしてしまう場合もあります。
たとえば,転居通知やメイルアドレス変更の通知を友人にメイルで送る時,CC(Carbon Copy,同報メール)を使って全員に一度に送ってしまう人がいます。これでは,自分の交友関係だけでなく他人の個人情報もバラまいているようなものです。
こういう場合は,宛先は自分のアドレス,送り先のアドレスはBCC(Blind Carbon Copy)に入力します。これで相手には他に誰に送られたかはわかりません。
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