第7回 拡大教科書の在り方に関する公開シンポジウム
デジタル教科書最前線
--教科書の電子化は障害のある子ども達にどのような効果をもたらすか--
中野 泰志(慶應義塾大学経済学部、自然科学研究教育センター)
開催趣旨
文部科学省の「学びのイノベーション」事業や高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部のアクションプラン等において、教科書のデジタル化や教育におけるICT活用が活発に議論されている。これらの動向を受け、デジタル教科書やタブレット型情報端末を用いた教育実践への関心が高まっている。そこで、本シンポジウムでは、デジタル教科書に関する最新の動向について、開発の最前線におられる東京書籍株式会社の高野勉氏、光村図書出版株式会社の森下耕治氏から話題提供していただく。また、障害のある子ども達にとってデジタル教科書を使いやすくするためにどのような配慮が必要かについて、独立行政法人国立特別支援教育総合研究所の金森克浩先生に問題提起をしていただく。
内容
- 日時:2014年6月28日(土) 10時30分〜12時30分(開場:10時)
- 場所:慶應義塾大学 日吉キャンパス 第8校舎1階 812教室
- プログラム 司会:永井 伸幸(宮城教育大学)
- 開場:10時
- 10時30分〜10時40分 主旨説明(中野 泰志;慶應義塾大学)
- 10時40分〜11時10分 話題提供1「デジタル教科書のアクセシビリティ・現在と近未来」(森下 耕治;光村図書出版株式会社)
- 11時10分〜11時40分 話題提供2「特別支援を必要とする学習者に配慮した電子教科書の試み」(高野 勉;東京書籍株式会社)
- 11時40分〜12時10分 指定討論「アクセシビリティのあるデジタル教科書作成の課題」(金森 克浩;国立特別支援教育総合研究所)
- 12時10分〜12時25分 全体討論
- 12時25分〜12時30分 閉会の挨拶(氏間 和仁;広島大学大学院)
参加申込
お陰様で定員の100名に達したため、受付を終了とさせていただきます。
主催・共催
- 主催:平成26年度文部科学省科学研究費基盤研究(B)「視覚障害者の高等教育における合理的配慮のための教科書デジタルデータ活用システム」(課題番号25285261)
- 共催:慶應義塾大学日吉心理学教室
その他
- 参加は無料です。
- お車でのご来場はできません(車いすユーザで、お車でのご来場が必要な場合には、ご連絡ください)。
- シンポジウムを開催する建物は古いため、多機能トイレがありません。多機能トイレをご利用の場合には、来往舎1階をご利用くださるようお願いいたします。
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