自由研究セミナー(水曜午後)
「日吉キャンパスで大地と自然の賑わいを体験する」
環境問題に適切に対応できる知識やセンスを身につけることは、21世紀を担う世代の基本的な常識となるべきものだろう。そのためには、一方で環境危機の諸相に関する概念的・総合的な理解を深めると同時に、他方では具体的な地域に注目し、ランドスケープ、生物多様性、そして自然と文化のおりなす地域ごとの風土性のようなものを体感的に把握する訓練を重ねる必要もある。この自由研究は、日吉キャンパスとその周辺をフィールドとし、エコロジーと文化の視野を総合した自然・風土性把握力の育成を目指す。晴れた日は野外を散策し、調査し、あるいはビオトープの整備作業にも参加し、日々の記録としてナチュラリストダイアリーを作成してゆく。雨天は室内で、日吉の自然に関する研究レポートや、地域自然把握のための基礎文献などを読み、討論を行う。散策や野外作業に耐えうる<地球度>と、忍耐力と、志ある、ナチュラリスト志願者たちの参加を期待する。
参考書:
「自然へのまなざし」岸 由二 紀伊国屋書店
「センス・オブ・ワンダー」レイチェル・カーソン 新潮社
「リバー・ネーム」岸 由二 リトル・モア
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