簿 記
鷹野 宏行
企業は、その経済活動を継続的に記録し、それを加工して、定期的に報告していかなければならない。この一連の流れは、ふつう、企業会計と呼ばれている。企業会計が、企業を取り巻く利害関係者への一種のコミュニケーションの手段であるということに注目すると、企業会計は、ことばの体系にたとえることができよう。このようにたとえた場合、簿記は、さしずめ企業会計の文法規約であると考えられるであろう。
企業会計のしくみを究明する上で、簿記は第一段階であるから、その習得を心がけて欲しい。簿記は、一方的に講義を聞くだけでは、容易にマスターすることはできない。とにかく、そのはきだしである練習が必要である。したがって、演習を取り入れた講義を行う予定である。
なお、講義は概ね以下の通り進行する。
I 簿記の諸概念
II 簿記の一巡
1 取引の仕訳
2 元帳への転記
3 試算表の作成
4 精算表の作成
5 財務諸表の作成
III 個別取引の会計処理
教科書:初回の講義の時に指示する。
参考書:初回の講義の時に指示する。
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