経済数学IA 〔春学期〕(99学則)
経済数学I〔春学期〕(95学則)
※秋学期開講『経済数学I(95学則)』と併せて通年4単位科目です。
この科目の目的は1年生の「微分積分」(タイプI)と「数学概論II」(タイプII)に引き続き多変数の微積分を学ぶことに
ある。1年生のときは、2変数の関数の偏微分、全微分、極値問題、そして1制約条件下のLagrange の未定乗数法を学んだ。
この科目では、さらに3変数以上の場合を学ぶとともに、時間が許せば1変数の積分と2変数の重積分を学ぶ。
- 1 2次元、3次元を中心に行列式の復習
- 2 偏微分、接平面、全微分可能性、微分の変数変換公式(2変数の復習からはじめる)
- 3 多変数の極値問題(3変数に重点をおく)
- 4 陰関数定理、逆関数定理(使い方に重点をおく)
- 5 条件付極値問題(2変数1制約条件、3変数1制約条件、3変数2制約条件の場合に重点をおく)
- 6 1変数の積分、2変数の積分
タイプIIの学生に対する注意 「数学概論I」に合格していない学生の履修を妨げる理由はないが、推奨はできない。
参考書・教科書については、各担当者が指示する。
関連する講義について
- (a)時間の制限もあって、最後の積分の内容まで教えることができるかはわからない。それでも、積分を学ぶことは経済学部生にとってますます必要になっている。統計学をちゃんと理解する上でも積分は必須である。三田にいって、計量経済学や確率・統計を学ぶ上でも積分の基礎は不可欠であろう。そこで、2年生諸君には「統計学I」を春学期に学ぶと同時に総合教育科目「積分入門I」(2単位科目)を学ぶことを推奨する。
- (b)最近、金融機関では確率論をもとにしたファイナンスを多用するようになっている。興味がある諸君は、総合教育科目「ファイナンス数学I、II」を受講するとよいだろう。「ファイナンス数学I、II」では、「経済数学IA 、IB 」の応用となる内容を含む。
- (c)「経済数学IA 、IB 」の内容の経済学者による視点からの解説を含む総合教育科目「経済数学入門I、II」が開講される。興味がある諸君は多数受講されることを望む。
単位について 秋学期に開講する「経済数学IB 」と両方を履修してもよい。春学期、秋学期の経済数学Iを両方合格して、3、4年生で理論経済学、計量経済学を学ぶ数学的な準備が整うことに注意しよう。
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