情報処理III(WWW による情報発信とサービス提供II)(99学則)〔秋学期〕
情報処理II(95学則)
「―CGIによるサービス提供とセキュリティ―」


細川 達己

当科目の目的
 HTMLによる静的なWeb 情報提供サービスに動的な要素を加えたのはCGIであり、他にもさまざまな動的コンテンツに関する技術が出て来た現在でも、もっとも重要な技術のひとつである。
 CGIはインターネットに対して、計算機資源を用いたサービスを公開する技術であり、従来であればネットワークプログラミングの経験豊かなプログラマが行なうことが多かったものである。このため、CGIを製作するには、ネットワークのセキュリティに対する一般的な知識を持つことが必要である。そうでなければ、意図しなかった機能を外部に向けて開放してしまう可能性がある。
 このような理由で、当科目ではネットワークプログラミングに関するセキュリティの基礎知識を取り扱う。また、情報処理II(WWW による情報発信とサービス提供I)で取り上げたさまざまなHTML に関する知識を前提として、より公的なサービスに適用できるCGIの作り方を取り上げていく。
 CGIのプログラミング言語としては、基本的にPerl5を使用する。Web サーバとしてApache httpd をインストールした109UNIX サーバを利用し、その上で演習を行なう。
 当科目は、情報処理II(WWW による情報発信とサービス提供I)を前提とする。
 対象となるのは、例えば以下のような人である。
・CGIの作り方に興味がある、プログラミングに興味がある

・Web サーバの管理をしたいと思っている、あるいはする予定がある

・ネットワークの管理者となる可能性がある


授業内容
 CGIとは/Perl 入門/CGI初級実習/CGIセキュリティ基礎/CGI応用実習

参考書
・Randal L. Schwartz, Tom Christiansen 共著、近藤嘉雪訳『初めてのPerl 第2版』(オライリー・ジャパン)

注意
 この講義の履修希望者は、春学期に行われる情報処理II(WWW による情報発信とサービス提供I)―HTML による情報発信(HTML とスタイルシート)―の第1回目の授業に必ず出席し、そこにおいて配布される登録フォームに記入の上その場で提出すること。履修希望者が多い場合にはこの登録フォームの提出があったものの中から履修を許可する
ものを抽選で決定する。
なお抽選のまえに、この授業を受講するための前提となる知識(この講義要綱に記されている)の有無によりあらかじめ抽選の対象を絞ることがある。


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