社会・環境論演習(環境政策)


教授 山口 光恒

(1)秋学期2単位・演習
(2)年間を通して行う演習の秋期分。春学期・秋学期連続した内容となっているので極力年間を通した履修が望ましい。
 目標・意義・方法。本演習は環境政策オリエンテッドな内容である。現在国際的に流動的な環境問題を最新且つオリジナルな資料によりながら研究し,日本或いは世界がどうしたらよいかにつき演習形式で進める。
(3)秋学期は温暖化問題を中心に取り上げる。COP7(気候変動枠組み条約第7回締約国会議)における国際合意を受けて日本の京都議定書批准が現実の問題となってきた。こうした状況に対して日本はどのような方針で望むべきか,また,その裏付けとなる国内対策はどうあるべきかを各種文献を基に論議する。具体的には炭素税導入の是非,国内排出権取引の可能性と限界,現行の国内対策の評価などにつき学生の発表を基に議論する。
(4)適宜指示する。基本的にはFCCC (気候変動枠組み条約事務局),IPCC ,OECD や日本の各種審議会のペーパーをダウンロードして使うことになると思う。このほか日本人学者による提言も適宜取り入れる。
(5)都度指示する。


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