欧米経済史・日本経済史
(1)秋学期2単位・講義
(2)本講義では,20世紀初め以降1960年代までの期間における日本の経済発展の諸条件とそのメカニズムについて概説的に考察する。講義は,以下のトピックを中心に,最近の論争も紹介しながら行なう予定である。
(a) 19世紀末〜20世紀初における日本経済の国際的環境
(b)日清・日露戦後経営期の日本経済:財閥の形成と公害問題の源流
(c)日本の「公式」「非公式」帝国:台湾と朝鮮の植民地化
(d)第一次世界大戦と日本経済
(e)大震災から金融恐慌へ―1920年代の日本―
(f)「井上財政」と世界恐慌
(g)「高橋財政」と1930年代の日本経済
(h)日中戦争の開始と経済統制の強化
(i)「大東亜戦争」期の日本経済
(j)戦後の日本経済:連続性と非連続性
成績は,試験により評価する。試験は出席・レポート提出等規定の条件をみたした受講生だけが対象となる。学部との併設科目であるので,春・秋学期通して受講することが望ましい。
〈参考文献〉
梅村又次他編『日本経済史』5〜8巻,岩波書
店中村隆英『日本経済』(第3版)東大出版会
新保 博『近代日本経済史』創文社
三和良一『概説日本経済史・近現代』東大出版
会安藤良雄編『近代日本経済史要覧』(第2版)東大出版会
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