経 営 学


商学部教授 今口 忠政

 企業を取り巻く環境は激変し,国際化,IT 化が急激な勢いで進展している。これからの企業経営は,迅速・柔軟に変化に対応できる形態が求められる。講義は,企業を取り巻く環境の変化とそれに対応した経営という視点から理論的な考え方,実際のデータ,事例を取り入れて進める。現代企業の経営状況を具体的に理解し,これからの企業経営に必要な考え方を学べるように授業する。
 春学期は経営学の歴史的な発展,企業形態,会社組織などを中心として,現実の企業行動の理解に重点を置く。経営学がどのような問題を解決しようとするのか,巨大企業が出現することになる企業形態,巨大企業の行動,企業集団などについて説明する。現代の企業が抱える問題,これから登場する企業形態などを理解することが目標である。
 巨大企業は多数の従業員,巨額の資本,設備から成り立っており,それらを組織的に運営することは非常に難しい。巨大な企業ほど,綿密に経営戦略をたて,経営組織をデザインして,計画的に運営している。秋学期は企業内部に焦点をあてて,経営戦略,組織,指揮,統制などのマネジメント活動について講義する。
 望ましい企業行動とは何か,優れた企業とはどのような企業か,企業内部はどのような組織で運営されているか,革新的な企業はどのように変革するのか,経営者の役割とは何か,等に関心がある受講生が好ましい。

〔教科書・参考書〕
 教科書は特に指定しません。経営学あるいは経営学総論という名前の本が多く出版されていますので,各自参照してください。参考になるのは,東北大学経営学グループ『ケースで学ぶ経営学』有斐閣,小倉昌男『経営学』日経BP社など。その他は授業中に指示します。


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