研 究 会


助教授 飯田 恭

 ヨーロッパ農村社会経済史を研究する。その際,(1)「農村」を研究対象とする中で,「経済」(生産・労働,消費,交換,配分)を「社会」(家族・親族,村落共同体,領主制・国家,教会など)や「自然」(資源・環境,地形・地質,気象,疫病など)と関連づけながら,具体的,包括的,動的に分析・把握する方法を学び取ること,(2)ヨーロッパと非ヨーロッパとの比較やヨーロッパ内部の地域比較を通じて,ヨーロッパの史的発展の世界史における特異性と,その地域的多様性の農村史的基礎を探求すること,この二点を主たる目標としたい。
 毎週のゼミでは,主として英語の研究文献の輪読を通じて,メンバー全員が上記の共通テーマに関する知識を共有し,意見を交換する。またその過程で,メンバーが各自,卒業論文のテーマを探り当てる。卒論のテーマは,共通テーマと何らかの関わりをもつ範囲で自由に選択できる。卒論作成には3年次から取り組み,3・4年とも,適宜中間報告を行うことになる。
 外国語の文献・資料に辛抱強く取り組む意欲のある学生を求める。


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