演 習
この授業は計量経済学の理論をサーベイしながら,それが経済学へどのように応用されているかを学ぶ演習である。計量経済学の理論では,質的選択モデル,切断された従属変数モデル,パネルデータ分析についてもとりあげる。応用例では,ミクロ理論の実証研究が中心となるが,ただ頭で勉強するだけでなく,受講者自らがデータを収集して,推定ならびに分析の改善を試みるコンピュータ演習の形式をとる。とりあげるトピックとしては以下を予定している。
- 1.消費者需要関数:構造方程式の推定
- 2. CAPM とAPT :最小2乗法,主成分分析
- 3.費用関数の推定と規模の経済性の測定:測定エラー,欠落変数バイアス
- 4.市場支配力の測定
- 5.品質の測定(Hedonic Price の理論的検討):関数形選択,識別問題
- 6.投資関数の推定:分布ラグとPanel 推定
- 7.広告の経済効果:因果性テスト,同時方程式
- 8.質的選択モデル
教科書
浅野皙・中村二朗『計量経済学』有斐閣
参考書
Berndt ER (1991), The Practice of Econometrics, Addison-Wesley
辻村江太郎『計量経済学』岩波全書
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