NPO経済論(秋学期)


教授 山田 太門

講義の目的
 近年,政府の財政における諸々の制約を原因として,政府に代わって民間部門が公共的財・サービスを供給する活動が注目されている。いわゆるボランティア活動や企業のフィランソロピー活動などの非営利公益活動がこれに当たる。これらの活動は個々に行われるだけでなく,むしろそれらの活動が複合した形で様々に組織化されており,各種の財団,社団などの公益法人が存在している。
 この講義の目的は,これらの民間非営利組織とその活動が全体の経済の中にどのように位置づけられるか,またこれら非営利部門(第3セクター)に対する全体および個別の制度,政策がどうあるべきかを明らかにすることである。
 ただし,この講義は,ボランティア活動そのものの仕方やNPO の経営およびマネジメントを教授するものではないので,この点誤解のないように受講すること。

講義の内容
 以下の項目にしたがって講義をおこなうことが
予定されている。
 1.マクロ経済におけるNPO 部門
 2.政府部門とNPO
 3.寄付行動とボランティア活動
 4.非営利活動の経済理論
 5.租税制度と非営利活動
 6.企業のフィランソロピー活動
 7.文化・芸術とNPO (文化経済学)
参考書については授業中に指示する。


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