時系列分析
学部3,4年生を対象に時系列分析の基礎を講義する。経済データは時系列として与えられることが多く,そこに着目したさまざまな分析手法がある。データとしては株価や利子率など金融データだけでなく,マネーサプライと物価などマクロ変数や,さらに最近では時系列とクロスセクションを組み合わせたパネルデータもよく用いられる。予測や因果性のテストなど応用例もひろく,話題は多岐にわたる。本講義ではよく使われる大事な手法に絞り込み,その上で,実際に使えるようになることを目的とする。
実際に使えるようにするためには,データを使って推定プログラムを動かす作業が必要である。したがって,演習として何回か課題をやってもらう。課題では学生諸君自ら現実のデータを使って簡単な推定作業を行い,それを提出することになる。(使用するソフトはTSP を予定)
計量経済学の概論やI ,II の授業の知識があれば役立つが,それらを前提とはしない。必要な数学や計量分析の知識は講義のなかで適宜補充する。基礎からドリル的に組み上げていく方法をとるので,意欲さえあれば誰でも理解できるだろう。こういう講義では途中でわからなくなると間違いなく落ちこぼれるので,課題演習により,理解を確認しながらすすみたい。
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