社会思想(秋学期集中)


教授 坂本 達哉

 この講義では,近代・現代における社会思想状の基本問題を,それらが出現した歴史的順序にしたがって理論的に検討する。思想家ごとの歴史的概観ではなく,社会認識の基本枠組みと時代の諸問題の論理的性格にそくした問題史的展開をつうじて,現代における社会思想の可能性を追及する。
そのキー・ワードは「自由主義」「民主主義」「資本主義」の3つである。

講義の流れは以下の通り。
 序 社会思想・社会科学と経済学
 1  「近代」とは何か―自由・国家・市場―
 2  古典的共和主義と近代国家
 3  プロテスタンティズムと近代自然法学
 4  古典的市民社会論の成立
 5  啓蒙思想と文明社会論
 6  経済学の成立
 7  功利主義と保守主義
 8  社会主義思想における革命と改良
 9  大衆社会批判の系譜
 10 現代リベラリズムの諸類型
 特定の教科書は用いないが,参考文献表を配布する。成績評価は,出席,中間レポート,学期末試験の結果を総合しておこなう。


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