計量経済学I


専任講師 中妻 照雄

 計量経済学は,経済理論の実証分析に不可欠であるばかりでなく,経済政策の決定や金融などの実務においても重要な役割を果たしてきた。本講義では,初学者を対象に計量経済学の基礎知識の習得を目指す。本講義では,あらかじめ履修しておくべき科目は指定しない。しかし,講義内容を理解するために,線形代数,微積分,および確率統計に関する初歩的な知識をもつことが望ましい。
 成績は各学期末の筆記試験によって決定される。

【講義予定】
 春学期
(1)計量経済学とは何か

(2)単回帰モデルと最小二乗法

(3)最小二乗法の代数的性質

(4)最小二乗法の確率的性質

(5)ガウス・マルコフの定理

(6)回帰係数に関する仮説検定

(7)単回帰モデルによる予測

(8)重回帰モデルと最小二乗法

(9)最小二乗法の性質

(10)複数の係数に関する仮説検定

(11)ダミー変数と構造変化の検定

(12)モデルの定式化と多重共線性

(13)最尤法としての最小二乗法


秋学期
(1)一般化最小二乗法

(2)不均一分散の下での推定

(3)不均一分散の検定

(4)系列相関の下での推定

(5)系列相関の検定

(6)パネル・データ分析(固定効果)

(7)パネル・データ分析(変量効果)

(8)観測誤差と操作変数法

(9)同時方程式体系の識別と推定

(10)ロジットとプロビット

(11)その他の質的従属変数モデル

(12)確率分布の切断と検閲

(13)トービット型モデル


【教科書】
 ・浅野皙・中村二朗『計量経済学』有斐閣


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