プロジェクト


教授 松村 高夫
教授 柳沢 遊
名誉教授 田中 明
講師 伊藤 一彦
講師 兒嶋 俊郎
講師 江田 いづみ

(1) 春学期2単位・講義
(2) ―戦前「満州」の経済と社会―
 戦前日本支配下の「満州」の運営は,戦後日本の経済・社会に大きな影響を与えてきた。本プロジェクト講義では,1931年満州事変以降1945年までの時期の満鉄(南満州鉄道株式会社)と「満州国」に焦点をあて,両者を媒介とした日本の帝国主義的支配のあり方を実証的に考察する。今年度は,満鉄の調査・研究活動を対象とする。
 本プロジェクト科目講義は,1992年以来実施されてきた慶應義塾大学経済学部教員と吉林省社会科学院日本研究所との間の日中共同研究に基礎づけられている。
(3) 本プロジェクト科目では,上のテーマに関心をもつ院生と教員が,協力・共同し,資料分析を進めるとともに,報告と討論を重ねていく方法を採用している。夏には,中国の長春などで現地調査を行ない,史料収集を実施する。真の意味での共同研究の「現場」となることが期待される。
(5) [参考文献]
 ・高橋泰隆『日本植民地鉄道史論』関東学園大学研究叢書11,1995年
 ・沢井実『日本鉄道車輌工業史』日本経済評論社,1998年
 ・田中恒次郎『「満州」における反満抗日運動の研究』緑蔭書房,1997年
 ・塚瀬進『満州国―「民族協和」の実像―』吉川弘文館,1998年
 ・蘇崇民『満鉄史』葦書房,1999年
 ・解学詩他『満鉄労働史の研究』日本経済評論社,2001年




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