人口論演習


教授 津谷 典子

(1) 春学期2単位・演習
(2) 本演習では,人口学を中心とした社会科学分野でよく使われている指標および計量分析法の手ほどきを行う。本演習ではまず,計量の基礎概念であるところの変数,確率,およびピリオドとコウホートなどについて概説する。また,主要な人口データソースについても,その特徴や内容,および所在について解説する。次に本演習では,形式人口学(Formal Demography )の中心である人口規模や年齢構造などの人口静態と出生・死亡・移動などの人口動態の基礎的指標について説明し,実際のデータ(とくに集計データ)を使ってそれらを算出・測定する手ほどきをする。さらに,主要な人口動態要因である死亡,出生,結婚の形式人口学的モデルについて説明し,それらについて国連などが開発したソフトウェアを用いて実際に推計を試みる。また,就業,就職,離職,失業などの労働に関する指標についても説明し,人口センサス(国勢調査)などから得られる集計データを用いて算出する手ほどきをする。
(4)
 (a) 岡崎陽一『人口統計学[改訂版]』,1990年,古今書院。
 (b)Shryock, H. S., J. S. Siegel and Associ-ates.1976. The Methods and Materials of Demography, Academic Press.
(5)
 (a) 国際人口学会(編)『人口学用語辞典』(日本人口学会訳),厚生統計協会。
 (b) Palmore, J. A. and R. W. Gardner. 1994.Measuring Mortality, Fertility, and Natural Increase, East-West Center.
 (c) Halli, S. S. and K. V. Rao. 1992. Ad-vanced Techniques of Population Analy-sis,Plenum Press.




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