社会史


教授 松村 高夫
教授 矢野 久

(1) 春学期2単位・講義
(2) 社会史は,「下からの歴史」=コモン・ピープルの歴史を描くために,「綜合の学」=関連諸ディスィプリンの援用をもってその方法的特徴としている。講義とそれに続く討論を通じて,新しい論点の提起,方法的枠組の再構築を試行したい。読むべき文献は,その課題毎に示される。
(3)
 1.社会史の方法論
 既存の方法論(ポスト・モダニズムまで含めて)を分析し,史料の扱い方(オーラル・ヒストリーまで含めて)を検討する。
 2.社会史の展開過程
 ヴィーコ,ミシュレ,フェーブル,E.P.トムソン,E.J.ホブズボーム等の諸研究を検討する。
 3.社会史の諸論点
 生活水準論争,暴動史,労働貴族論争,産業革命と「産業衰退」をめぐる論争。
 戦時コンセンサス論争,国家介入対自由競争論争等を通じ,具体的論点を追求する。
 4.現代社会に生起している諸問題を把える新しい方法的枠組の構築を試みる。




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