自由研究セミナー
「精神分析の症例を読む」


土屋 博政

 今日少年による殺害事件に見られるように、心の問題が深刻化している。そこでこの授業では、よりよく生きるヒントが与えられるよう精神分析によるさまざまな症例を読むことで、心の問題を一緒に考えていきたい。
 テキストとしてErich Fromm の“Malignant Aggression : Adolf Hitler” 他、Karl Abraham,
“The Man Who Loved Corsets”,Melanie Klein,“The Child Who Couldn’t Sleep”, Robert Lindner,
“The Girl Who Couldn’t Stop Eating”, H. S. Sullivan, “The Inefficient Wife”, Carl R. Rogers, “The Angry Adolescent” 等を用います。
 授業の進め方は、上記の論文を段落ごとに要約しながら読んでいきます。一つの論文を読み終えた段階で、その論文の要旨と自分の意見を記したペーパーを提出してもらいます。それらを発表して意見の交換をしあいます。
 心のメカニズムを知ることは、自分を見詰め直すよい機会です。関心ある人を歓迎します。
 試験は行いません。成績は授業の参加度と提出されたペーパーによってつけます。

 教科書:
E. FROMM,THE ANATOMY OF HUMAN DESTRUCTIVENESS (A FAWCETT CREST BOOK,1975 )

H. GREENWALD (ED.), GREAT CASES IN PSYCHOANALYSIS (BALLANTINE BOOKS,1974)





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