自由研究セミナー
「日本語を再発見する」


杉岡 洋子

 私たちは外国語を勉強するときには「文法」を勉強したり覚えたりするが、母国語である日本語について、その仕組みや使われ方を意識することはあまりないのではないだろうか。
 このセミナーでは、その日本語を、さまざまな角度から眺めたり考えたりすることで、いろいろな発見をしてみよう。さらにそこから、ときには外国語も視野に入れながら、私たち日本人のものの見方やコミュニケーションのとり方、社会の成り立ちや現在起きている変化についても、考えを広げてみたい。
取り上げたいトピック:
 日本語の文字や文法の他の言語との比較。外国人には日本語のどこがむずかしいのか。「敬語の乱れ」。「若者ことば」。カタカナ語の氾濫。インターネットと国際語。ことばとフェミニズム。方言は滅びるか。日本人ははっきりモノを言わない?差別語と表現の自由。その他、参加するメンバーの興味もできるだけとりあげていく。
 セミナーでは、なるべく多くの時間を自由な議論や、各自が選んだテーマについての発表とその質疑応答などにあて、メンバー同士がお互いに刺激し合いつつ、楽しく学べるようにしたい。

 参考書:
 『日本語練習帳』(大野晋、岩波新書)
 『日本語学のみかた』(アエラムック、朝日新聞社)
 『ここからはじまる日本語文法』(森山卓郎、ひつじ書房)
 『現代若者ことば考』(米川明彦、丸善ライブラリー)
 その他、授業で指示していく。




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