情報処理II
(WWWによる情報発信とサービス提供I)(99学則)
「-HTMLによる情報発信 (HTML/XHTMLとスタイルシート)-」
情報処理I(95学則)


細川 達己

当科目の目的
 当科目では、Webページを作成できるHTML関連の知識を習得することを目的とする。ただし、いわゆる個人の趣味的なページの作成に必要な能力ではなく、企業や各種団体のページなど、より公的な意味を持つページを作っていく技術の習得に目標を置き、Web関連の技術と方法論について学んでいく。
 このようなWebページでは、単に画面のデザインや内容だけではなく、サイトのトータルデザインや、さまざまな環境における使いやすさ、そして視覚障害者への対応など、個人のWebページをつくる以上に考慮すべき事項が多くあり、またそれらは必ずしも「技術的」なものではない。
 当科目では、計算室の使用権(アカウント)を持っていることを前提としている。これらの計算機やWebブラウザに関しても、基本的な操作の知識を持っていることが望まれる。また、テキストエディタ(Windowsなら「メモ帳」でもよい)を使ってテキストファイルを作成することができることが望まれる。
 当科目の対象は、例えば次のような人である。

 ・Webページを作ったことはあるが、より実際的なWebページの作り方に興味がある

 ・はじめてWebページを作ってみたいと思っており、HTMLの書き方に興味がある

 ・CGIなどを将来的に作ってみたいと思っている

 なお、当科目では、各種プラグイン等のHTMLにあまり関係のない話題はあえてテーマから外し、HTMLとスタイルシートに話題を絞る。また、いわゆるHTMLエディタは使用せず、HTMLを直接テキストエディタで記述することで、HTMLの持つ意味を理解しながら学習していく。そして最終的にはHTMLエディタのようなツールをよりよく使えるようになることや、CGIを作成する基礎となるHTMLの知識を得ることを目的とする。本年度はさらに、次世代のXHTML/XSLを見据えた内容とする予定である。
 まずは「Webのコンテンツを書き、インターネット経由で公開する」ということが、従来の印刷による出版やワープロによる文章作成とどのように異なる性質を持つかという、もっとも根本的な問題からはじめ、その性質を踏まえてHTML(とスタイルシート)の使用法、活用法を学習していく。

授業内容
 Webコンテンツを公開するということ/文章の論理構造と視覚的デザイン/HTMLの基礎/HTML4.01入門/Web画像作成の基礎/スタイルシート入門/視覚障害者への対応/Webサイトデザイン

参考書
・すみけんたろう「スタイルシートWebデザイン―CSS2完全解説」(技術評論社、1998)

注意
 この講義の履修希望者は、第1回目の授業に必ず出席し、そこにおいて配布される登録フォームに記入の上その場で提出すること。履修希望者が多い場合にはこの登録フォームの提出があったものの中から履修を許可するものを抽選で決定する。なお抽選のまえに、この授業を受講するための前提となる知識(この講義要綱に記されている)の有無によりあらかじめ抽選の対象を絞ることがある。




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