外国文献講読(英)


専任講師 駒形 哲哉


 巨大な国土と人口,世界経済並みの多様性という諸条件を背負いつつ中国は,「計画から市場への移行」と「途上国の経済開発」という複線的課題に取り組んでいる。1970年代末からの改革開放政策は高い経済成長を実現し,国民に多大な恩恵をもたらしたが,その一方で格差の是正,社会保障制度の改革といった政権の維持に関わる新たな政策課題を生起させている。また近年,食糧や環境問題の領域において,中国の動向に注目が集まっていることも事実である。
 本講読では,1997年に世界銀行から刊行されたCHINA2020のシリーズ(下記(1)〜(7))から,まずは総論的位置付けの(1)を素材とし,参加者による輪読を行う。内容を大掴みにしていることを前提に,日本語での報告と討論に重点をおく。評価は授業への貢献度によって決定する。履修者希望は初回の授業に必ず出席されたい。
(1) China2020:Development Challenge in the New Century
(2) Clear Water,Blue Skies:China's Environment in the New Century
(3) At China's Table:Food Security Options
(4) Financing Health Care:Issues and Options for China
(5) Sharing Rising Incomes:Diparities in China
(6) Old Age Security:Pension Reform in China
(7) China Engaged:Integration with the Grobal Economy


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