現代の経済と消費生活(秋学期)
(日本生活協同組合連合会・全国労働者共済生活協同組合連合会寄附講座)
今年度は,統一テーマ「市民的共生」の最終年度(第3年度)であり,かつ本寄附講座の最終年度に当たる。これまでの講座の内容を総括し,「市民」の立場から,「経済学」とは何か,「経済学」に何ができるか,を問う内容にしたい。講義の内容は以下のとおりである(講義内容,スケジュール等を若干変更する可能性はある)。
特集:市民的共生――経済学の危機と再生
【概論】
9月22日 開講にあたって
コーディネーター
【経済学へのまなざし】
9月29日 経済学という幻想
経済学部教授 松村 高夫
10月6日 歴史の中の市場経済
東京経済大学コミュニケーション学部教授 山崎カヲル
10月13日 生活の質と経済学
一橋大学経済研究所 教授 斉藤 修
【市場の論理を越えて】
10月20日 消費者と市民
作家 小田 実
10月27日 ボランティアと市場
朝日新聞編集委員 外岡 秀俊
11月10日 市民が科学を動かす道
物質工学工業技術研究所基礎部研究員 松崎 早苗
【新たな経済学への模索】
11月17日 環境経済学の最前線
京都大学大学院経済学研究科教授 植田 和弘
12月1日 市場経済と意思形成の間
法政大学経済学部教授 金子 勝
12月8日 貨幣の社会的機能と市場経済
京都大学大学院経済学研究科教授 本山 美彦
12月15日 公共性の転換とNPOの政治経学
大阪市立大学名誉教授 宮本 憲一
1月12日 経済学の射程と可能性
経済学部長 清水 雅彦
【総括】
1月19日 経済学の危機と再生
経済学部教授 飯田 裕康
秋学期初めに,講義内容,講師プロフィール等を詳しく記したシラバス(講義案内)を発行・配付する。また,テキストとして,慶應義塾大学経済学部編『マイノリティからの展望――市民的共生の経済学2』(弘文堂)を使用する。
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