産業社会学
講師 金子 勝
(10月1日付教授就任)
- 1.グローバリゼーションの波が世界を覆うとともに,新しい「格差」と不安定の時代が始まった。明らかに,経済社会は大きな歴史的転換期を迎えている。この講義は,グローバリゼーション,冷戦型イデオロギーの終焉,リベラリズムと経済理論,市場と人間社会,日本経済の長期停滞,制度改革といった問題群を扱う。経済学だけでなく政治理論や社会学をも踏まえて,自由でラディカルな発想から新しい社会経済学を構想する。
- 2.講義は,つぎの項目にしたがって行う。
- (1) グローバリゼーションとは何か
(2) 日本経済の行き詰まりの原因は何か
(3) 経済学の発想の転換が求められている
(4) 市場理論と人間(自己中はなぜ生ずるのか)
(5) どのような制度改革が必要なのか
- 3.テキストは金子勝『反グローバリズム市場
- 改革の戦略的思考』岩波書店を使用する。
- 4.参考文献としては,拙著『セーフティーネットの政治経済学』ちくま新書,同『市場』岩波書店をあげておく。
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