経済政策論


教授 大村 達弥


[当科目の目標・意義・方法]
 前半では,現代の日本が避けて通れない構造改革政策に関する展望を与える。具体的には,(1)経済構造の特徴,形成と背景,(2)ISバランス,(3)金融・財政システム,(4)経済規制,(5)企業システムと雇用,(6)産業政策等を論じる予定である。
 後半では,経済政策を分析・評価するための理論的な枠組みを示しながら前半の議論を整理してゆく。具体的には下記の項目の中からトピックスを選んで講義する。
 1)社会的厚生
価値判断基準,効率・公正,補償原理,一般不可能性定理,投票理論,正義の理論

 2)市場の失敗(ミクロ的視点,マクロ的視点)
 3)政府と政策:目的,手段,計画,規制
 4)非市場の失敗:エージェンシー問題,社会集団,政府介入
 5)政府介入:ミクロ的視点
公共財・外部性,自然独占規制,再分配政策,費用便益分析

 6)政府介入:マクロ的視点
マクロ政策の目的,金融政策,財政政策,所得政策,国際収支

〔テキスト〕指定しない
〔参考書〕授業中に指定する。
 なお,講義の一方性を補完するため,当面する政策課題を多面的に理解することを目指してレポートを課す。


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