古文書演習
(1) 秋学期2単位・演習
(2) 本演習は,経研の設置科目であることを考慮して,古文書(とくに本演習では,近世以降を扱う)とは何であり,それらがどのようにどこに保存され,そしてそれらを利用する者がどのようにアプローチするのかというきわめて基本的なことがらに始まって,つぎに,古文書の読解をおこない,そして,それを加工してデータに仕上げ,実際の社会経済史研究に利用するという,〈分析のための古文書利用〉に必要なプロセスをできるかぎり,実体験を通じて,確認することを目的としたい。したがって,日本経済史にかぎらず興味をもつ幅広い分野からの院生諸君に加わっていただきたい。最後に,実際の分析結果を各自で報告することにしたい。
(3) 以下の要領にて進めることにしたい。
- 1.分析アジェンダの設定/必要史料の確定/基本的読解訓練
- 2.史料所在の探索と確認
- (ライブラリーワークも含める)
- 3.所蔵地訪問/史料の確認/史料の複写・筆写・撮影
- (一連の最低限のマナーを確認する。その際historianとしての必要なskillを身につける)
- 4.史料の解読/読み合わせ
- (ねばり強く,地道な作業です)
- 5.データの作成と利用
- (分析アジェンダならびに仮説とのすりあわせ/machine readable data の作成も視野において)
- 6.分析
- 7.報告リポートの作成
(4) 「古文書解読辞典」(何でもよいので,1冊用意すること)
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