経済数学演習(II)


商学部教授 小宮 英敏


(1) 秋学期2単位・演習
(2) 経済数学演習Iの演習題目の理解を前提として,リース空間論の修得を目指す。教科書として,経済数学演習Iで使ったC.D. Aliprantis, K.C. Borderによる“Infinite Dimensional Analysis”を引き続き使い,輪読形式で進める。
以下に演習題目を列挙する。
 ・リース空間論
順序,束,凸錘イディアルとバンド順序完備性
順序収束と順序連続
正線型汎関数
順序双対空間
位相リース空間
バナッハ束

 さらに,リース空間を使い記述されている無限個の財を扱う一般均衡理論の理解のための演習を行なう。教材はSpringerから出版されているC.D. Aliprantis, D.J. Brown, O. Burkinshawによる“Existence and Optimality of Competi-tive Equilibria”を使う予定であるが,研究論文を使う可能性もある。
 なお,リース空間論を学ぶことによりルベーグ積分論の理解を深めるという副次的効果もあることを付け加えておく。


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