労働経済論(社会政策論特論)
(1) 通年4単位・講義および演習
(2) 近現代における生活変動が社会的統合の性格にどのような影響を及ぼすのか,という視点から社会政策を再検討する。
(3)(4) 春学期は,「発達した産業社会の生活様式」が「その伝統から解放」されることによって,近代の社会政策が変化せざるをえない事情を理論的に考察する。U.ベック『危険社会―新しい近代への道』(法政大学出版局,1998年)を取り上げる予定であるが,その際,近代家族と社会階層が中心的な検討課題となろう。
秋学期は,「過剰対応」と「自己変容」という日本の生活変動の経験にそくして,近代日本の社会政策の変化を実証的に考察する。さしあたり拙著『日本都市の生活変動』(勁草書房,2000年)の第I部と第II部をたたき台に,日本の生活変動と社会政策とを歴史的に関連づける作業を行う予定である。
具体的な進め方は,参加者と相談の上で決定したい。
(5) 開講時に説明する。
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