自由研究セミナー「現代ドイツ社会を考える」


中山 純


 90年代のドイツは、東西統一という歴史的な変化で始まり、16年に渡って続いた保守政権から革新政権への移行で終わった。経済ではEU 域内の統一通貨の導入や鉄道、郵便事業などの民営化、社会福祉では介護保険の発足など、社会のあらゆる領域で大きな変化があった。
 EUの中で、政治、経済の面で中心的な役割を担っていくドイツの現代像を理解するために、過去10年間の変遷を振り返り、「何が変わったのか」考えていく。新しい情報を収集する上では、原語の文献を読みこなすことが重要になる。語学力の強化をはかるために、テキストはドイツ語のものを使用する。
 1年間でいくつかのトピックを扱えるように、相当量の予習を前提にする。また春と秋の両学期に最低1回のレポートを課す。教材は初回の授業時にプリントで配布する。


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