自由研究セミナー
「現代日本の家族を考える」
このセミナーでは、現代日本の家族を3つの視点から考えることによって、今日の家族と社会システムとの関係について理解を深めたい。1つは男性世帯主による稼ぎ手システムがどのように成立し変容しつつあるかという視点で、木本喜美子『家族・ジェンダー・企業社会』(ミネルヴァ書房、1995年)を取り上げて検討する。2つは、イギリスやアジアとの比較において日本の家族を位置づける視点で、瀬地山角『東アジアの家父長制』(勁草書房、1996年)を取り上げて検討する。3つは、近代家族の歴史的な形成と展開に関する視点で、さしあたり牟田和恵『戦略としての家族』(新曜社、1996年)を予定している。いずれも、ジェンダーについての視点が貫かれていることはいうまでもない。
参加者による司会と報告を中心に、活発に議論をして、明るく楽しいセミナーにしたい。家族とジェンダーに関心のある学生の参加を期待する。もちろん他学部からの参加も歓迎する。
教科書
木本喜美子『家族・ジェンダー・企業社会』ミネルヴァ書房、1995年
瀬地山角『東アジアの家父長制』勁草書房、1996年
参考書
さしあたり『アエラムック 家族学のみかた』(朝日新聞社、1998年)が便利である。
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