自由研究セミナー〔春学期〕
「『戦後民主主義』とは何だったのか」


坂本 達哉


授業の目的および内容
 「戦後民主主義」をめぐる議論が盛んである。憲法9条の是非から君が代・日の丸問題まで、戦後日本の政治体制の根幹がいま問い直されている。ここで重要なことは、戦後民主主義の肯定派と否定派に分裂しているかに見えるマスコミや論壇の感情的議論を冷静な学問的観点から評価し直すことである。このセミナーではそうした関心から、ある意味で論争の出発点と最先端を代表する二つの文献を取り上げ、問題を根本から考え直す機会としたい。授業はテキストの輪読を軸とするが、参加者による活発な討論を何よりも重視する。初講時までに以下の教科書を入手しておくこと。

教科書
丸山眞男『日本の思想』(岩波新書)
加藤典洋『日本の無思想』(平凡社新書)


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