研究会(3年)

助教授 河井 啓希

 本研究会では,現実に我々が直面している政策課題に対して,それを理論的に解釈したうえで実証分析を前提とした政策提言をおこなえる人材の養成を目指している。そのために必要な,1)ミクロ経済理論,2)計量経済学方法論,3)分析・レポート作成方法,の習得を本ゼミ,サブゼミを通じておこなう。
 春学期は,ミクロ経済理論および計量経済学といった分析手法の習得をめざす。このときテキストを単に読み進めるだけではなく,現実の政策問題への適用や実証分析の可能性についても検討をおこなう。また実証分析で必要となる表計算,統計パッケージ(TSP,STATA,S など),基礎言語(C++) の演習も適宜おこなう。
 秋学期は各人の関心にもとづいて幾つかのパートに分かれ,現実の政策課題(医療問題,年金問題,産業の空洞化など)について様々な文献を参考にしながら,データの観察やその実証分析をパート単位で進め,結果報告をおこないながら分析能力の訓練をめざす。

[テキスト・参考書]

・スティグリッツ,JE『ミクロ経済学』東洋経済,1995
・丸山雅祥・成生達彦『現代のミクロ経済学―情報とゲームの応用ミクロ―』創文社,1997
・Kreps, DM, A Course in Microeconomic Theory, Prinston UP, 1990
・小尾恵一郎『計量経済学入門』日本評論社,1972
・Gujarati, DN, Basic Econometrics,3rd ed., McGrawHill, 1995
・Johnston,J & Dinardo,J, Econometric Methods,4th ed., 1997
・Berndt,ER, The Practice of Econometrics, Addison Wesley, 1991

講義一覧へ