研究会
本研究会は理論経済学,とりわけ産業組織論・企業理論に関する研究を目的とする。
ゲーム理論(game theory)および契約理論(contract theory)が伝統的な均衡分析(equilibrium analysis)と並んで現代ミクロ経済学の主要な分析用具である。今年度の本ゼミ活動では,ゲーム理論および契約理論の習得と産業組織論・企業理論に関する文献の学習を並行的に行う予定である。
卒業論文の作成が研究活動の最終目的であるが,そのテーマについては理論分析を基調としたものであれば具体的な分野は問わない。その際には,理論分析能力の養成と現実の経済問題をふまえた適切な問題意識を養うことが求められる。3年生には各自の個別研究を促進するためにパートゼミ活動を組織するが,どのような分類にするかは入会者の希望を考慮して判断する。また4年生は,本ゼミ中に卒業論文の中間報告が求められる。
以下に,今年度ゼミで取り上げる可能性のある文献をあげておく。
・ポール・ミルグロム,ジョン・ロバーツ,(奥野・伊藤・今井・西村・八木訳),(1997),「組織の経済学」,NTT出版。
・伊藤・西村(編),(1989),「応用ミクロ経済学」,東大出版会。
・ロバート・ギボンズ,(福岡・須田訳),(1995),「経済学のためのゲーム理論入門」,創文社。
・Olivar Hart,(1995),'Firms, Contracts, and Financial Structure,' Oxford University Press.
・Oz Shy,(1995),'Industrial Organization,' MIT Press.
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