研究会
経済学史・経済思想についての研究をおこなう。このなかには,ケインズのような巨人の経済思想はもちろん含まれるし,そのほか,経済学の歴史には普通登場しないような,ビジネスマンや官僚の経済的言説も考察の対象となる。こうした研究によって,経済の現実について,学説史研究,あるいは政策思想史研究の立場から一定の視角を得ることが研究会の目的となる。今年度は,以下のようなことを予定している。まず,前期は,新自由主義の論客からフリードリッヒ・ハイエクをとくに選び,彼の『隷従への道』の輪読を行う。(予定)昨年はミルトン・フリードマンを選び,彼の経済思想を検討の対象としたので,今年度はハイエクの著作を選び,両者の経済政策にかんする見解を比較検討することにしたい。これにより,反ケインズ的な経済思想についての見通しがえられるはずである。後期には,四年生の卒業論文の報告が行われる。このために,四年生はある時期までに,各自のテーマと当該テーマについての参考文献表を作成することが求められる。
講義一覧へ