現代の経済と消費生活(秋学期)
(日本生活協同組合連合会・全国労働者共済生活協同組合連合会 寄附講座)
コーディネーター 教授 飯田 裕康
本年度から3年間「市民的共生」を共通テーマに各年度毎に特集を組む異になった。本年度の特集は「マイノリティーからの展望」である。現代社会の構造を「マイノリティー」を軸に様々な角度から分析し,「市民的共生」がいかにして可能であるかを諸君とともに考えたい。狭義の「経済学」の枠にとらわれない,柔軟な思考力を持つ諸君の参加を希望する。
講義はオムニバス形式で,テーマと講師は下記のとおりである。なお,各回の講師紹介,講義内容,参考文献などを詳しく記したsyllabusを秋学期はじめに配布する。
【概論】
9月25日 開講にあたって コーディネーター
【歴史の中のマイノリティー】
10月2日 天皇と賤民
神奈川大学経済学部特任教授 網野 善彦
10月9日 ユダヤ人解放の倫理と論理
金沢大学経済学部教授 野村(中沢)真理
10月16日 東欧民族問題とヨーロッパ近代
千葉大学文学部教授 南塚 信吾
10月23日 近代における差別と排除の論理
京都大学人文科学研究所教授 阪上 孝
【身体的マイノリティーの視点】
10月30日 障害者から見た日本社会
風の子会事務局長 井出 義文
11月6日 狂気と社会
医療法人赤城会三枚橋病院理事長 石川 信義
11月13日 末期ケアの理念と実態
看護婦 手島 恵
【市民的共生への展望】
11月27日 沖縄における自立と同化
琉球大学法文学部教授 比屋根 照夫
12月4日 異文化の共生と近代国家
文筆業 花崎 皋平
12月11日 外国人労働者と天皇制
ルポライター 鎌田 慧
12月18日 農業から見た日本社会
早稲田大学商学部教授 大塚 勝夫
【総括】
1月8日 現代の経済学と市民的共生
慶應義塾大学経済学部長 飯田 裕康
*職位等は1998年1月現在のもの。講義テーマの若干の変更はありうる。
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