アジア経済史 95〜
近代東アジアを中心とする経済史を講義する。急速な変化を遂げつつあるアジアの現状を受けて,近代におけるアジア諸地域の経済的な変容過程を歴史的に解明する作業の必要性はさらに高まっているといえよう。
本講義では,国民国家とは異なる統合原理を持っていた中華世界の特徴をおさえた上で,持続的な人口増加を続けた中国の社会経済的変化を長期的に概観する。
後半は,近代を中心に東アジア,東南アジアを含む国際経済関係を検討する。あわせてアジア研究の方法論に関する最近の議論を紹介する。
[参考書]
・平野健一郎編『地域システムと国際関係』(『講座現代アジア』第4巻,東大出版会)。
・浜下武志『近代中国の国際的契機』(東大出版会)。
・溝口・浜下他編『アジアから考える2 地域システム』『同上6 長期社会変動』など。
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